ネットの動きが遅いと思ったら、ルーターを変えてみましょう。
ルーターにも本体寿命がありますし、新しい規格のルーターにすることでネット環境が改善することもあります。
一瞬でもネットがつながらないと感じたら
ネットにつながらないと仕事が止まりますし、ストレスにもなります。
できるだけネット環境を整えておきたいものです。
パソコンやスマホだけでなく、スマートスピーカーや家電関係などネットにつなぐ機器も増えています。
「あれっ」と思ったらネット環境を見直すのも手です。
実際にそれがありました。
朝5時半ごろにネットがつながりにくい時間が2日連続であったのです。
iPadはつながっていて、Macだけがなぜかつながらない状況に。
これまで全くそういうことはなかったのですが、数日で同じような時間につながらないとなると気になります。
また同じことが起きるかもしれないと考えるとストレスです。
そこでネット環境を整えるためにルーターを見直しました。
ルータ選びのポイント
新しく買ったのは、TP-Link Archer AX72。
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このルーターを変えるときにチェックしたポイントは次のようなものです。
Wi-Fi6
Wi-Fiには規格があります。
最新の規格はWi-Fi6。
このWi-Fi6(11ax)では、1通信で複数の機器に電波を送ることができます。
我が家でネット接続している機器、パッと思いつくものでこれだけあります。
- iPhone×2台
- iPad Pro
- MacBook Pro
- Nintendo Switch
- Apple HomePod Mini
- Google Nest Hub（第2世代）
- Sony Bravia
- Anker Eufy RoboVac 30C
- セサミ
- Kindle Fire HD（長女の）
- Nature Remo
同時につなぐ台数が増えると、通信が混雑して「つながりにくい」と感じてしまうわけです。
前世代の「Wi-Fi5（11ac）」という規格は1通信につき1つずつの接続でした。
これが「Wi-Fi 6（11ax）」は「Wi-Fi5（11ac）」に比べて速度も上がっていますし、同時にWi-Fi接続ができて通信の順番待ちがなくストレスを感じにくいというのが特徴。
ということで、これからルーターを買うなら混雑しない「Wi-Fi 6（11ax）」でしょうね。
2.4GHzと5GHzのデュアルバンド
Wi-Fiの電波には、5GHzと2.4GHzという周波数帯があります。
自宅でWi-Fiを使っていれば、周波数帯が2つあることは多いかと思います。
5Gのほうがいいということではなく、それぞれに特徴があるのです。
- 5GHz帯（通信速度 4804Mbps） → 速度は早いけど、障害物で電波が弱くなる
- 2.4GHz帯（通信速度 574Mbps） → 速度はそこそこだけど、障害物に強く奥の部屋にも電波が届き途切れにくい
お互いに足りないところをカバーし合うというイメージです。
通常はどちらかを選ぶということになるのですが、今回買ったルーターにもあるデュアルバンド機能。
機器ごとに動画などの容量の大きいものは5GHz、離れた部屋に向けてということであれば2.4GHzと割り当ててくれます。
自動切り替えで5GHzか2.4GHzのどちらかを手動で選ぶということがありません。
アンテナ数
ルーターにはアンテナのない内蔵型と外部にアンテナが出ているタイプがあります。
内蔵型は出っ張りがなくコンパクトで置き場所には困らないというのが特徴。
アンテナが出ているタイプは、アンテナの角度を調整できるのでより家にあった通信ができるということです。
アンテナの本数が多いほど、同時につなげたときにも安定します。
ちなみに今回買ったルーターのアンテナは6本です。
ルーターを変えれば快適になる
ルーターを変えてから今のところ前述したようなネットにつながらないということはなくなりました。
体感としても速さを感じます。
ルーターも年数が経てば、通信が不安定になることもあります。
また規格が進むこともあります。Wi-Fi5からWi-Fi6に変わったように。
Wi-Fi6のように同時接続ができるかどうかでも、ネット環境は大きく変わります。
機器が増えれば、ルーターにも負荷がかかり接続しにくくなることもあります。
ネットがつながらないなど、ちょっとでもあれっと思ったらルーターを変えてみるのも手です。
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ルーター選びの参考にしていただければ。
【編集後記】
昨日はセミナー開催。終わってからは研究、買い物などでした。
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