人を雇えば解決できることもあるのでしょうが、あえて人を雇わない道もあるわけです。
その結果、仕事をお願いできないデメリットもあるのですが、その解決策もあります。
ひとりで生きる覚悟
ひとりで仕事をしていれば、仕事をする量には限界があります。
人を雇っていれば、お金を払って他人の時間も使わせてもらえますが、ひとりの場合はそうもいきません。
じぶんができる仕事量を把握し、限られた時間でこなすことになります。
とはいえ、独立前と違って仕事を選ぶことができ、仕事量を決めることができます。
上からどんどん仕事が降ってくるということもありません。
それでも、土日祝は休みにしていて、残業もしないとなると仕事の時間は限られたもの。
人を雇って解決するという手もありますが、人を雇う気になれない。人に仕事を雇う適正がないというケースもあるのです。
わたしもその1人です。
ひとりを選べば他人に仕事をお願いできません。
その解決策を考える必要があります。
他人にお願いできないひとりの解決策
わたしは人を雇わない代わりにパソコンにお金をかけています。
人にお願いできないという場合でも、パソコンにならお願いできます。
具体的には、パソコンをとおして
- サービスを利用する
- アプリを利用する
- プログラミングで自動化する
といったことをやっています。
Excelならすぐに集計できますし、計算や処理を自動化できれば人に「やっといて」と言わなくてもよくなります。
電話も使っていません。電話を使えば人が対応するしかなくなるので。
サービスのお申込みをいただいたら、自動返信メールでお客さまに確認メールを送ってくれます。
それと同時に申し込みがあったことを知らせるメールが届きますし、決済サービスはStripeのしくみを利用した決済メールも届きます。
朝、気づいたときに決済まで完了していることも。
郵送やデータ整理もパソコンからできますし、メモの集約もスマホとパソコンで連携してくれます。
こういったことがすぐにできたわけではありません。
ピンチを味わい、その都度パソコンで解決策を見つけてきました。じぶんなりに。
中でもプログラミングを身につけるには時間が必要です。
時間がかかるでしょ、と思われるかもしれませんが、そこで使った時間で効果を得ることができれば、その効果は将来にもつながりますし、今までより早くできたという成果にもつながります。
じぶんで入力したり、手間をかけたいというのであればともかく、ひとりを選ぶならITスキルは磨いておいて損はないものです。
ピンチからしくみをつくる
ひとりであるがゆえに、ピンチがあったときにはどうすればいいか、じぶんで考えます。
- この入力はタイヘンだ
- どうやってデータに変えればいいか
といったときに、パソコンからできることを思いつくものです。
こういったことを試してきました。
Excelに入力する手間を減らすために、パソコンとマイクを使って音声入力し、Excelデータに変換し、
Googleドキュメントで音声認識入力したテキストをExcelデータにする流れ。 – GO for IT 〜 税理士 植村 豪 Official Blog
そのExcelのデータをもとに、e-tax(確定申告書等作成コーナー)に自動入力するしくみ。
UiPath StudioXで確定申告書等作成コーナー(ふるさと納税の入力を自動化) – GO for IT 〜 税理士 植村 豪 Official Blog
Googleスプレッドシートに集まったデータをExcelに連携し、マクロを使えるしくみ
GoogleスプレッドシートをExcelに自動連携する方法。 – GO for IT 〜 税理士 植村 豪 Official Blog
ContactForm7に郵便番号から自動で住所表示するしくみ
Contact Form 7とGoogleスプレッドシートを連携して郵送先住所をシートにまとめる方法。(郵便番号自動検索付き) – GO for IT 〜 税理士 植村 豪 Official Blog
メルマガのタイトルをGASを使って集約するしくみ
GASでGmailの件名を抜き出してExcelに自動連携する流れ。 – GO for IT 〜 税理士 植村 豪 Official Blog
手取り額から贈与額を逆算するしくみ
Excelで贈与税のシミュレーション・手取り額から逆算 – GO for IT 〜 税理士 植村 豪 Official Blog
というように。他人に「やっておいて」とお願いすることはできなくても、パソコンを通じてアプリを使って独自のしくみをつくることもできます。
違うアプリの組み合わせてのしくみも。
市販のソフトだとじぶんの仕事のやり方にあっていない、望む帳票がでてこないといったこともあり、じぶんでつくるメリットはあります。
選択肢を増やすためには、
- お金をかけて、それなりの性能のパソコンを買う
- ITスキルを日々少しずつでも磨いて、仕事を通じた成果を実感する
といったことがおすすめです。
たとえ小さくても変化を体験することで、仕事をより楽しめます。
【編集後記】
昨日は長男(7)と2人の日。仕事を終えてから午後に2人でスタバへ。わたしがブログを書いているうちにiPadで絵を書いたり、Kindleでマンガや歴史のマンガを読んだりと。帰りに妻が欲しいといっていたらしい?スタバグッズを買い、子どもたちにメッセージ付きプレゼントとして渡してもらいました。想像以上に喜んでたのでよかったです。
【昨日の1日1新】
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