メルカリで買った本をどうやって経理する? Excelマクロを使うのがいい

Excelマクロ入門

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メルカリは、個人間でお手軽に買い物ができるのがいいところです。

買った本を経理をするとなると、執筆日現在では、クラウド会計とのデータ連携もなく、CSVファイルもダウンロードもできません。

となると入力するしかないのか?

この悩みのタネを解消するにEvernoteとExcelを使っています。

メルカリで本を買うと経理は手間になる

メルカリで本を買うことがあります。

本を買うにはAmazonを利用することがほとんどですが、メルカリで買うことも多いです。

個人間で取引することができる、個人情報を開示しなくてもいいというのは、メルカリの大きなメリットです。

ただ、手間に感じることもあります。1番のデメリットは経理。

例えば、Amazonは取引データがクラウド会計にデータ連携されるため、摘要を自分でイチから入力する必要はありません。

スクリーンショット 2019 06 09 15 52 37

マネーフォワードの画面

一方で、メルカリはクラウド会計でのデータ連携もできず、さらにCSVファイルをインポートすることもできません。(いずれも執筆日現在)

とはいえ、イチから入力するのも苦手なので、データ加工をして経理までつないでいます。

メルカリのデータ加工 Evernote→Excel

メルカリのデータを入力しないで、既にあるデータを使っています。

主には次のような流れです。ちょっと手間もありますが、入力が得意じゃないのでこれがあっています。

データ加工の流れ
  1. メルカリアプリから購入の取引情報をコピーしてEvernoteへ
  2. Evernoteでデータ加工
  3. Excelに貼り付け

①メルカリで購入した画面情報をコピー

最初に商品情報を取得します。買った日の翌日などにその都度やっています。

まず、スマホからマイページから取引情報を確認し、商品情報をコピーし、
IMG 9359

FastEverに貼り付けます。(Evernoteなどメモアプリならなんでも大丈夫です。)

このとき、いらないデータを削除し、行の違う各データを次のように1行にまとめてから保存します。IMG 9363

必要なのはタイトル、商品代金、購入日です。(この後のPC側でまとめても大丈夫です。)

②Evernoteでデータ加工

これ以降の処理は、まとめてやっています。

メルカリで買った本のメモをマージで1つにまとめて、

スクリーンショット 2019 06 09 16 34 45

商品ごとに1行ずつにした後でコピー、(元々あるスペースなどはそのまま触らない)

スクリーンショット 2019 06 09 16 41 55

これを準備したExcelフォーマット、セルA2にカーソルをおき、ペタッと貼り付けます。

スクリーンショット 2019 06 09 16 43 42

必要な情報をExcelで加工する

このA列にある1行にまとめた情報のうち、必要なデータだけをうまく抽出する必要があります。

タイトル、日付、金額です。

スクリーンショット 2019 06 09 16 43 42

タイトル(C列)

タイトルはLEFT関数を使います。「=LEFT(A2,4)」だとセルA2の左から4文字目までを表示します。

さらに文字を抽出するにはFIND関数を使っています。(Seachでも大丈夫です。)

FIND(”商品代金”,A2)で「商品代金」の文字は何文字目から開始されるかを値で返します。この場合「14」です。

これをまとめて、以下の式にしています。

=LEFT(A2,FIND(“商品代金”,A2)-1)

「FIND(“商品代金”,A2)-1」とすることで「13」を返します。

ちとややこしい式ですが、まぁ1回設定するだけなのでやっておきます。

どのデータにも「商品代金」が入っているので、これでタイトルは抽出できます。(はず)

「商品」としないのは、本によってはタイトルに「商品」が入っていることがあるからです。まぁ、「商品代金」のつくタイトルの本を買ったら機能しなくなりますが…。

日付(D列)

日付は文字列の真ん中にあるデータを抽出したいので、MID関数。

どうやって抽出するかを考えるわけですが、今回は「購入日時の次から6文字を」という設定にしています。

=MID(A2,FIND(“時 “,A2)+1,6)

実は”時”としても、エラーになります。実は「購入日時」の後ろにスペースがあるのです。

なので”時 (スペースを入れる)”。

ここまでちゃんと式に反映させないと、正しく表示されません。正確であるがゆえです。

「FIND(“時 “,A2)+1」で時の次の文字からという意味です。

これで日付が表示されるのですが、この時点では日付は文字列になっているので、うまくいきません。

このあと、日付に修正しますが、ここに入れるともっと式が複雑になるので…。詳しい内容は後述します。

金額(E列)

金額が一番ややこしい。

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セルA2の場合、金額部分の1,200だけをうまいこと抽出する必要があります。

結果、「¥」と「購入」の間の文字を抜き出すような式にすることにしました。

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=+MID(A2,FIND(“¥”,A2)+1,FIND(“購入”,A2)-FIND(“¥”,A2)-1)

うーん。さらに、ややこしいことになりました。

ここ、もうすこし詳しく見ておくとこんな感じです。

スクリーンショット 2019 06 09 17 29 57

対象セルというのは、MID関数の対象となるセル。

例えば、MID(A2,6,2)だとセルA2の6文字目から2文字を抽出してという意味です。

最後のFIND関数の引き算をして、FIND(“購入”,A2)で「25」からFIND(“¥”,A2)-1での「18」を引き算しています。

スクリーンショット 2019 06 09 17 39 03

結果、1,200という数字が出るわけですが、左に寄っていることからもわかりますが、これもまだ文字列の状態です。

Excelマクロを使って会計インポートファイル

さらにその右に会計処理用のデータをつくるようにしています。

ここでは先ほど、文字列のままだった2つのデータ。日付と金額に触れておきます。

G列で日付を、J列で金額を文字列→日付データに修正

日付データを文字列から変換

日付は文字列のままなので、これを日付データに変換します。ここで使うのはDATEVALUE。

 

G2=DATEVALUE(D2)

こうすることで、日付データに変換できます。

さらにCtrl+Shift+3で西暦表示にしています。

金額

金額も文字列の状態なので、これも金額データに変換。

K2=VALUE(E2)

あとのG〜Nの摘要までのセルにも前側のデータを引用するような数式を入れています。

これで2行目にはすべてのデータが入った状態になったはずです。

仕訳は、「新聞図書費1,200/メルペイ1,200」となるようにしています。

Excelマクロで「データ作成→CSVファイル」

 

最後にマクロを実行し、C2のデータをC3以下にコピーし、できあがった青フォントのデータをもとにCSVファイルをつくるようにしています。

Excelマクロ超入門 マクロを使ってもらうときにやっておきたいこと | GO for IT

ただ、データ数は毎回違いますので、自動で処理するならマクロを使うことになります。

次のようにつくってみました。ちなみに”mercari-buy”というのはシート名です。

スクリーンショット 2019 06 09 18 55 34

売る側も機会があれば、ネタにするかもです。

こちらの本を参考に書いてみました。

このマクロで生成されたCSVファイルをクラウド会計にインポートする流れです。

マネーフォワードでインポート

freeeでエクセルインポートをする場合には、Excelファイルで保存する必要があり、「Filename:=”import.csv”, FileFormat:=xlCSV」を「Filename:=”import.xlsx”,FileFormat:=xlOpenXMLWorkbook」とExcel仕様に変更すれば、

同じようにインポートすることができます。

と、ここまでの流れを手間と感じるかどうかは、なんとも言えませんが、入力しないで既にあるデータを活かすということであれば、ちょっと強引ながら現状はこれでやっています。

 

データにさえ出会えれば、後はなんとかなります。

ひとまず買う側のデータだけですが、1つのやり方として参考にしていただければ。

 

売る側の経理処理については、こちらです。

メルカリで売った本の経理処理はどうすればいい? EveronoteとExcelマクロを使って効率化 | GO for IT


【編集後記】
昨日は夕方から長男(4)のカットへ。ちょっとかっこよくなった後はすすきの亭へ。さすがの味。

やっぱり1ヶ月に1回くらいは食べておかないと落ち着きません。

【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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