経理を丸投げするとやってくる3つの「わからない」

経理のコツ

スポンサードリンク




「経理はやりたくない…。うん、誰かに丸投げしちゃおう。」と写真のように経理から逃げちゃうと、実は大きなものを失っているかもしれません。

今回は「数字から逃げると失うものがある」というお話です。

経理のことわからないからぜーんぶ丸投げ?

「わかんない、税理士がやってくれているから。」

ちまたでよく聞くのが、こんな会話。

わたしもこれまで幾度となく聞いてきました。

確かにやったことないですから、任せるというのも1つの選択なのかもしれません。

でも、「経理わからないから。とにかくぜんぶ任せる!」となると、今すぐでなくても近いうちにいろいろと問題が出てきます。

経理を丸投げすると出てくる3つの「わからない」

数字を見ない、経理をやらない、人任せとなるとどんな問題が出てくるのでしょうか?

いろいろありますが。ここで見ておきたいのは次の3つです。

「はて…これは??身に覚えがないけど」

経理を人任せにしていると、結果を見たときに『身に覚えのない科目がある…』、なんてことがあります。

例えば次のようなもの。

  • 「役員借入金」ってのがすごい増えてるんだけど…
  • 「役員貸付金」ってなに??
  • あれ?経費だいぶ少なくね??

経理をお願いするということは、レシートや請求書といったものをぜーんぶ渡しているわけです。(例えば、税理士に)

そのもらった紙の情報だけを見て、経費になるか、ならないかを他人がキッチリ判断するのは正直なところ難しいでしょう。

フリーランスや会社の経理の悩みのタネ「経費になるか?ならないか?」 その判断基準は自分自身にある

2017年9月29日

「経費になるでしょ!」という根拠になるその場面をイメージできるのは当事者だけ。

その場面のイメージまでレシートは伝えてくれません。

領収書が出ないものを経費にするなら「証拠+ストーリー」を

2017年11月15日

結果、保守的に行っとこ、という安全策に落ち着きます。

 

自分では経費になると思っていたけど、実は経費で処理されていない…、知らないところで「貸付金だ」と判断が下されるなんてのもよくある話です。

結果として、役員貸付金という科目があると知るのは決算書ができてから…。

そうなると、銀行からは「へっ?会社に貸したのに…。お金をこっちで借りておいて、じぶんのことに使っているの??」なんてという見方をされたりもします。

役員貸付金が財務体質を悪化させる できるだけ早く返済する

2016年11月2日

 

あと、役員借入金が知らないうちに膨張していたなんてこともよくある話で、増えすぎるとこれまた別の問題が出てきます。

会社が役員から借入をする場合に注意しないといけないこと 貸付金は相続財産になる

でも経理や数字に興味がないとそういうことにも気づきません。

 

 

となると、やっぱり経理をぜーんぶ人任せにする、数字を見ないというのは、どうなんだろうという考えにたどり着きます。

「実績の数字がなかなか出てこない」

丸投げしているとよくあるのが、実績数値がなかなか出てこないということ。

通常、前月の実績というのは翌月の早いうちにはざっくりでも知りたいはず。

(せめて、利益が出ているかどうかくらいは…)

ところが、入力をお願いしていると、資料を渡してから、3ヶ月経っても、半年経っても、まだ実績がわからないなんてこともあったりします。

早く数字を見たくても、お願いしている以上、自分の意思だけでコントロールできるものではありません。

決算が近くても

「利益がどのくらい出そうかな?」

「税金はどのくらい払うんだろ?」

ということがよくわからないなんてことも…。

判断する上で信頼できるのはやっぱり数字。

数字なら「どのくらいか?」という程度は、ざっくりだとしても伝わります。

ところが、その数字がわからないのですから、これでは不安は募るばかりです。

「数字の見方がわからない」

最後は、「数字の見方がわからない。」

経理を丸投げして数字を見ようともしていないのに、数字の見方はなかなかわかりませんよ。以上。

と言ってしまうのはかんたんですが、数字に興味ある方の向けに、もうちょっとお話しておきます。

今から簿記を学びたい、というのならそれはそれで応援しますが、なかなかそんな気分にもなれないし、他にもやりたいことがある、となると、実践の中から学んでいく、というのがもっとも現実的な話です。

「経理した数字がどう決算書に反映されるのか?」、「貸借対照表と損益計算書はどうつながっているのか?」ということを何度もなんども決算書などとにらめっこしながら少しずつその仕組みを理解していく。

この数をこなしていくしかありません。

毎月決算をやって数字を見ていれば、そのチャンスは1年に10回以上あるわけですが、経理に興味がない、数字も見ない、というのであれば、そのチャンスすらやってきません。

経理と向き合って地図を持つ

仕事をする上で、経理や数字を見るというのは2の次にされがちです。

もちろん、仕事を取るためには、営業は大事です。

でも、その成果が出ているかどうか?方向性を変えるべきか、それを判断するのに必要となるのもまた数字です。

どちらも重要。

となると、その数字を見るためにも、経理は丸投げできないのでは?というのがここで言いたいことです。

 

数字がわからないのと、わかるのとでは、地図を持っているかいないかという感じで、何をするにもずいぶんと景色が違うものです。

わからないなりにも、ひとまず経理、数字と向きあってみるというのはおすすめです。

もちろん、「興味あるけど、自分ひとりではとても…。」というのであれば、やり方を教えてもらうという選択もあるでしょうね。

 


【編集後記】
昨日は1月にやるべき仕事に集中。2月と3月のイベントを妻が企画してくれました。半分決まっていたのもありましたけど…、まぁ、面白そうだから乗っかってみようかと。

【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
ローチケ会員登録


相続税申告・ひとりしごとをサポートします 植村豪税理士事務所

相続や贈与のことでお悩みの方、「決算書の数字が読めない」、「資金繰りを改善したい」、「クラウド会計を使ってみたい」というひとり社長やフリーランスの方のサポートに力を入れています。

相続税申告・ひとりしごとをサポートします 植村豪税理士事務所

相続や贈与のことでお悩みの方、「決算書の数字が読めない」、「資金繰りを改善したい」、「クラウド会計を使ってみたい」というひとり社長やフリーランスの方のサポートに力を入れています。
スポンサードリンク