フリーランスになったあと、お金を管理するスキルは磨いておきたいもの。
どこまで管理するか、わたしの考えをまとめてみました。
お金をどこまで管理するか
フリーランス、ひとり会社にとってお金を持つことは欠かせません。
お金がないとできないこともありますし、お金が手元にないと不安。
さらに独立後、将来のお金をどうするかもじぶんで考える必要があります。
独立後、誰が守ってくれるわけでもありません。
じぶんで考えていくしかないでしょう。
では、何をチェックするか。
仕事の預金残高だけ見ていても意味がありません。
もし、仕事の預金が増えていても、プライベートのお金がそれ以上に減っているなんてこともありえます。
わたしは預金以外でお金と同じように換金性があるもの、じぶんの管理外にあるお金も含めてチェックしています。
拾えるだけ拾う
まずは、すべての財産を拾ってみましょう。
フリーランスの場合は、こういったものがあるかと。
- 預金
- 電子マネー
- 仮想通貨・FX
- 小規模企業共済
- iDeCo
- つみたてNISA
- ポイント
- ブログ収入
- クレジットカードのポイント
- 借入金
- クレジットカードの引落額
Excelなどで一覧にしてもいいでしょうし、アプリを使うのも手です。
ポイントまで拾うなら、データを自動連携できるアプリが拾いやすいかと。
このとき、そのサービスをネットで利用できるようにしておくことは必須です。
そうでないと、紙が届くのを待たなければいけませんし、いつでもチェックできる状態でないと効果は半減するでしょう。
じぶんの管理外のお金も含めておきましょう。
たとえば、小規模企業共済。
運用状況がネットから確認できるわけではありません。
今いくらかけたかの情報は年1回届く紙のみ。
支払った都度、払った金額をExcelや家計簿ソフトで忘れずに記録しておけば大丈夫です。
これだけでもやるかやらないかでまったく違います。じぶんの資産のすべてが数字でわかるわけですから。
わたしはこれに加えて、借入金やクレジットカードなどの債務もチェックできるようにしています。
そうすると、資産と負債の差額の純資産が増えているかどうかがわかります。
ポイントまですべてを拾うのは、どこに何がいくらあるかをはっきりさせるためでもあります。
クレジットカードのポイントは、相続できないケースがほとんど。セゾンカードやエポスカードの場合は明記されています。
第 13 条(譲渡禁止)
本会員は、保有ポイントを第三者に譲渡したり相続させたりすることはできません。但し、第 7 条第 2 項の規定に基づく合算についてはこの限りではありません。
資格のように個人の権利であり、財産ではないという見方です。
ポイントと似ているのですが、マイルは相続できることになってます。こちらはお金という扱いでしょうね。
同じマイルでもANAのマイルの場合には、期間限定。相続後、6ヶ月以内に限り相続できることになっています。
ということで基本的には使っていく方向性でしょうね。
ただ、どこにあるかわからないと気づかずにそのまま…もありえます。
将来まで考えて全体でチェックおきたいものです。
お金をチェックするしくみを持とう
お金が増えているか、減っているか、その理由を知るには家計簿をつけることです。
ただ、手書きでノートにつけるのは苦手なので、わたしは家計簿ソフトを使っています。
それで収入や支出の内訳を毎月チェックしています。今月は税金の支払いが…。
しごとのお金と家計のお金の全体で舵取りをしていく必要があります。
いつでもチェックできるしくみはあったほうがいいでしょう。
家計簿をつけるのが苦手な方は家計簿ソフトやアプリを使ってみるのがおすすめです。
フリーランスのお金の管理術(MoneyFoward ME) 個人・ひとり税理士もひとり会社もまとめて管理 – GO for IT 〜 税理士 植村 豪 Official Blog
【編集後記】
昨日はセミナー開催。じぶんが実践してきたインポート事例も実演しました。終わってからは外出。妻が見つけたという新しいお店のベーグルを。
【昨日の1日1新】
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