税理士の仕事をしていると、確定申告の時期は1日ずっと仕事という光景も少なくありません。
確定申告の期間だと遊べないのか。そんなこともありません。ただし条件はあります。
「確定申告が終わったら」
この時期によく使われるのは、「確定申告が終わったら」という言葉。
なにかやりたいことがあっても、確定申告の時期だからやっている時間がない「終わって落ち着いたら」という場面で使います。
ただ、この言葉をそのまま飲み込むと、年が明けてから確定申告が終わるまでは、やりたいことがあってもできなくなっていることを意味します。
それが毎年続くとすれば、毎年の春先にやりたいことはやれません。時間は埋まっているのですから。
ここで考えたいのは2つ。
1つは、確定申告が終わってやれればいいのかどうか。あきらめていないか。
もう1つは確定申告が終わってから本当にやるのかどうか。数ヶ月すると、初心を見失い「まぁいいや」となることもありえます。
どんな仕事でも波はあるでしょう。
ただ、波があったとしてもやりたいことがあれば、やれる時間をつくりたいものです。
1日を仕事で埋めすぎてしまうと、やりたいことに手が届きにくくなります。
その対策としては、仕事量を増やし過ぎないことです。
予定を入れすぎない
仕事量が多すぎると、毎日を仕事の予定で埋めることになります。
遊んでいる時間もなければ、その間にやりたいことがあっても、あきらめざるを得ないでしょう。
また期限がある仕事でもギリギリまでかかれば、気持ちの余裕なんて持つことができません。「今はやってらないかなー、ちょっとムリ」と。
それが望む姿かどうか。
わたしは勤務時代からじぶんのその状況に違和感がありました。
・確定申告の時期だから土曜日は遊べない
・確定申告の時期だから残業しないといけない
結果、どちらも違いました。
業界の慣習にとらわれずに仕事をすることもできますし、遊ぶこともできます。残業もしていません。
たとえ、ひとりを選んだとしても、仕事量を増やしすぎず空白の時間をつくっておけば、遊ぶこともできます。
仕事は楽しいですが、それなりにパワーも使いますし、時間もかかります。負荷がかかりすぎると遊ぶ時間も体力も残りません。
だからこそ、仕事と遊びのバランスをとる必要があります。
どのくらい仕事をやるか、どのくらい遊ぶかのバランスをとりやすいのは、独立後のメリットです。
まぁ、仕事の依頼があっても対応できる余力はまだまだありますが、勤務時代の時間の使い方に違和感を覚えた身からすると、適度に仕事をし、遊べるくらいを目指したいです。
慣習とは距離をとってもいい
どんな業界にも慣習とやらがありますが、気にしなくていいかと。
お客さまとじぶんと登場人物は2人だけです。上司はいません。
仕事を提供できれば問題ありません。
たとえ仕事が多い時期であっても、楽しい時間は持っておきたいものです。ココロの安定のためにも。
わたしでいえば、この2024年1月〜3月にもイベントはそこそこ入れています。少ないかもしれませんけど。
2月と3月に家族の誕生日お祝い(妻、長男、一応わたしも)を楽しみ、

長女の受験の合格祝いも。
家族でいちごパフェツアーにいき、

その足で岡崎城にも。

3月2日(土)は、梅まつりに行き、

筆談カフェも楽しめました。

この土曜日にもスタバに家族で。
今朝は道で1本だけ立っていた桜の木を見つけて、珍しいなとサッとカメラを出して写真を撮りました。

今日も1日仕事で埋まっていたら、気持ちに余裕を持てず、こうして写真を撮る気持ちにもなれなかったかもしれません。
そんなことをやっている時間があれば、売上を増やしたほうがいいという考えもあるでしょう。
それが望む姿かどうか。望むなら楽しんでやれているから問題ないです。
でも、遊びたいのに仕事をしすぎて、身体もココロも壊れてしまっては意味がありません。
わたしは後者の考えです。
多少の仕事を減らしたとしても、やりたいことをやって楽しめるという時間があると仕事にもより打ち込めるものです。
遊んだら、仕事もしないといけないですし、やる気も増します。
【編集後記】
昨日はオフ。午前中に届いたM3チップのMacBookAirの設定を。午後は長女(15)を駅に送ってから本屋へ。夜は相続メルマガの執筆を少し。あとは翌日の出発の対策なども家族で計画しました。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
M3チップ MacBookAir