他人の大きな一歩を喜べるかどうか。今は喜べるようになりました。
合格発表は緊張と感動と
今日は公立高校の受験の合格発表がありました。
仕事をしつつも、10時に仕事をやめてChromeの別タブで合格発表サイトを開きました。
試験サイトにログインし、結果のボタンをクリックするもサイトがパンクしてなかなかつながらず。
その場はひとり、試験結果のボタンをクリックしてから接続するまでに祈るポーズを何度繰り返したか。
何度か繰り返し、15分〜20分くらいしてようやく結果を確認することができました。
長女(15)の希望が叶ったことを知った瞬間に泣けてきたのは言うまでもありません。
運動会以来、久しぶりに。
50歳近くになった今でこそ、学校に思うところはありますが、それでも15歳にとっては過程の1つ。
1年間もわたって背中も見ていたので余計に喜べました。
3人で喜びをわかちあい、長男(9)は3人ほどよくわかっていないから「そうなんだー」といたって冷静でした。
他人の大きな一歩を喜べるか?
自分以外の成果を喜べるかどうか。
社会に出るとそうとも限りません。
社会に出たときには、出世レースなどの競争を目の当たりにします。
評価された人が出世し、上下の関係がつくられます。たとえ同期だとしても。
結果、敵対視したり、同僚の愚痴をいったりと他人の成果を喜べる環境ではなくなります。
すべてがそうだとはいいませんが、そういう場面も目にしてきました。
そんな中でいい人間関係をつくるのはカンタンではないでしょう。
組織があわなかったのは、いい人間関係をつくれなかったことも理由の1つです。
当時、職場で気を許せる人は実に限られていたのです。
なかなか、本音を出すことはできず。
その後の税理士試験もいわば競争試験。
友だちなんてできなくてもいい。「一匹狼でやったる」と考えていましたし、独立後も同業に対して敵対視したりという時期がありました。
でも、運よくその間違いに気づきました。
じぶんは敵対視していても、気にかけてくれる方がいたのです。
税理士試験で声をかけてくれる友人たち、ブログなどの発信を見つけて声をかけてくれる同業の方やお客さま。
「あれ?喜んでくれてるの?」
誰も彼もかまわず敵対視しても意味がありません。
それぞれに強みも違えば、上司部下の関係でもないのですから。今思えば本当に恥ずかしい話です。
独立後の現在、対等な関係を築けるようになりました。
ときにはいいライバル関係で、お互いのチャレンジや成果を喜べる、今はそういう関係性をつくれています。
少なくともわたしは、そういう気持ちです。過去の反省も踏まえて…。
手の内を隠さなくてもいい
ライバル関係だと手の内を隠すといったこともあるわけですが、そういうこともしていません。
わたしがお伝えできることは出すようにしています。
わたし自身の体験や考え、スキルだけでなく失敗談も出しています。すべてを出しているわけではないですが、出せることはなるべく出しています。
失敗談も出しにくいのかもしれませんが、出せばそれも誰かの役に立つ可能性があります。
同じように独立される方、独立されている方がわたしと同じ失敗をしなくても済むわけですからそれで問題ありません。
というか、今は他の方がわたしのネタをきっかけに同じ轍を踏まなくて済んだのなら喜べます。
「教えて!」と言ってもらえたときに考えたいこと。 | GO for IT 〜 税理士 植村 豪 OFFICIAL BLOG
このブログ、メルマガでも語ってきましたし、個別コンサルティングやセミナーでも同様に。
上も下も、先も後も関係ありません。同じような立場、同じような方向性であれば、お互いに刺激しあえる関係をつくりやすいのは、やはり独立後でしょう。
敵対心をなくして、ワザを磨きあう。「こんなのあるよ」とネタを出せる。その上で、他の方の成果を喜べる立ち位置。
独立後はドラゴンボールのイメージです。

【編集後記】
昨日は髪のカット、株価評価などを。夕方には長男(9)のサッカー教室のお迎え。夜は妻の誕生日のお祝いでこっそり調達したケーキに喜んでもらえました。ちと食べすぎましたが楽しんでくれたのでよかったかなと。
【昨日の1日1新】
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