じぶんの意見をのびのびと言えるようになるには、それに見合った場所をつくる必要があります。
勤務時代には本音で話せなかったわたしが独立後にやってきたことをお話します。
本音で話せないケース
人はそれぞれに考えがあります。
AなのかBなのか、それともCなのか。
意見が違っているのは当たり前ですが、それが言えるかどうか。
言えない場所もあるかなと。本音を出せない場所です。
わたしの場合は、勤務時代の職場がそうでした。ココロを開ける同僚がほとんどいなかったですし、上司には否定されるのがイヤで本音を隠していました。
社員としては失格なのかもしれませんが、方向性も違えばそうそう本音で話せないかなと。
少なくともわたしにはココロを開ける職場を見つけることができませんでした。
じぶんの考えを出せる場所を見つけるのは、カンタンではありません。
今はどうか?
当時に比べると、じぶんなりに感じたことや考えたことを出せるようにはなっています。
じぶんの意見を言えるようになった理由
じぶんの意見を言えるようになった理由の1つは、人間関係。
独立してからヒトの環境は変わりました。独立当初はいいにくかったこともありましたが、少しずつ見直してきたという感じです。
具体的には、
交流会のような集まりに行かない
方向性の違う方に触れない
上下の関係をなくし、対等な関係に
といったことをやってきました。
独立すれば上司はいないはずですが、それでも独立当初には上司のようなお客さまもいらっしゃいましたので。
徐々にヒトの環境を見直すことができました。
その後は、ブログで発信を始めたこともあり、気の合う方と出会いやすくなりました。
お客さま、友人など、冗談を言い合ったり、ときには本音で話したりと、気さくに話せる関係が築けたのは、独立後の大きな収穫です。
勤務していれば、自ずと決まる人間関係もありますから、そりゃあ、気さくに話せる関係づくりは難しいよなーと。とくにわたしは偏屈ですし。
誰と仕事をするか、誰と会話するかをじぶんで選べますから、関係もつくりやすいのです。
楽しめる関係なら、じぶんの考えや体験を話しやすくなります。
話せる筋力を磨くには?
ヒトの環境がよくなったとしても、より深く話せるためには、自分自身も慣れる必要がありました。
たとえば、ブログは誰に見てもらうかもわかりません。
書き始めた当初は、
「こんなこと言ってもな」
「クレーム来たらどうしよう?」
と思ったことはありました。
ただ、今はそういう気持ちもなく、持てる考えを出せています。
そこにたどり着くまでには、じぶんの考えを出せる場所を築き、何度も出すことが必要でした。
毎日発信しているので、いろんなパターンで出せていますし、よくもわるくも出てしまいますので、ある種あきらめもつきます。
今は受け入れていただける方とだけ触れあえばいいので。
それに
・個別コンサルティング
・ブログ
・メルマガ
・セミナー
など、じぶんの考えを出せる場所がありますし、じぶんの考えが商品にもなっています。
濃度は多少違いますが、わたしの考えを聞いていただけます。
ひとりを選ぶなら、ヒトの環境は大事です。
お客さま、友人、家族とじぶんの個を出せる場を築きたいものです。
【編集後記】
昨日は税理士業を中心に確定申告、見直した本の原稿の提出などを。夕方にサッカー教室のお迎えも。
寒すぎたので終わったらすぐに帰りましたが。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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