独立後は大きさ、拡大するといった多数派を気にせず、あえて少数派に立っています。
増やすほうがいい?
世の中、量で語られることは多いです。
- お客さま◯◯件
- 年間◯件の受注
- 社員◯人
- 独立1年目で◯件
数字だとわかりやすいですし、増えている方がイメージはいいでしょうね。
拡大や増収増益はよく語られるところです。
じぶんが望めばいいのですが、みんながみんなそうではないでしょう。でも、増やす方が多数派なので、流されやすくなります。
事実、わたしもまったくなかったといえば嘘になります。実際に独立当初には、固定電話やFAXを置くなどそれまでの勤務先と同じような環境をつくりましたが、これは流されて望まないことをやってしまったわけです。
いっぽうで望むとおりにできたこともあります。
それが人を雇わないこと。
やはり独立当初、周りを見て「どこかで人を雇わないといけないのかぁ」とも考えていました。
でも、それは望むことではなく、やりませんでした。他人と毎日一緒に仕事をするのはカンタンではないと勤務時代に気づいたからです。
まぁ、雇おうにも来てもらえなかったでしょうけど。
わたしにとっては、人も仕事の量も増やしすぎないほうが合っています。じぶんの望む場所に立ちたいもの、周りにとらわれないようにしたいものです。
違う場所に立つ
世の中の多くは人を雇って拡大するという方向性です。同じ場所に立てば、規模での戦いになります。
まぁ、それでいうと、うちはとても勝てません。
お客さまの数、人材、事務所の大きさなどで惨敗もいいところかと。
むしろ、拡大を望まないなら別のところで味を出すしかありません。
あえて違う場所に立ちましょう。
そうすれば、戦わなくても済みます。
そのために、周りと違っていることを不安に感じるよりは、むしろ違うことはいいことだと受け入れることが大事でしょうね。
ひとりを選べば、触れる人の数は限られます。
また、仕事量もこなせないので、安さでの値付け勝負はできませんし、仮にやったとしても勝てません。
だからこそ、規模や件数、値段でなく、別の売りを出したいものです。
個を出して違う道へ
ひとりで仕事をしていれば、前面に立つのはじぶんです。
大きいところだとできる仕事もひとりではできませんし、量をこなすこともできません。わたしは交流会も、飛び込み営業も…。
もし、ひとりを選ぶなら、割り切ってじぶんの望む状況に合った戦い方を選びましょう。
その解決策の1つは「ヒト」。
といっても、人を雇うのではなく、個を出すということです。
よくある仕事を依頼するのでは、お客さまからの違いには映りにくいでしょう。
ネットで人が見えていることはそれほどありません。ひとりであれば、人となりを出すことができますし、それが大手との違いになります。大手で人が出ているところはそんなに見ません。
発信はその手段になるものです。
ブログなどで発信しておけば、何が得意なのか、どんな考えなのかも見てもらうことができます。
その上で、気に入ってもらえればミスマッチを減らすことができます。
独立後、売上が少なくても、ひとりなら人件費もかかりません。事務所を借りなければさらにかける経費も少なくなるので、やりようはあります。
どこに立つか。じぶんの望む場所を見つけましょう。
そのとき、周りと違っても気にしないことです。
【編集後記】
昨日は朝から健康診断に。今のところ大きな変化はなさそうですが、視力はやっぱ落ちているかなと…。長女の受験の手続きをネットで。受験票をネット上に表示された後、ネットワークプリントにそのまま飛ばせるボタンがあり、よくできているなと。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
高校の受験手続きをネットで
ヨーグルッペ いちご