Fire Max 11とiPad Pro。11インチの比較。

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Fire Max 11、Fireタブレットの11インチ版です。

このFire Max 11の使用感、現在使っているiPad Pro11インチとの比較しつつまとめてみました。

目次

Fire Max 11。いちばん大きいAmazonデバイス。

Fire Max 11はAmazonのFireタブレット。

わたしはiPad Proを使っているのですが、妻や子どもたちもKindleで本を読むことが増えてきて、わたしがiPad Proを使っている状況もあったりで買ってみました。

特徴は2K(2000×1200)ディスプレイで、スタイラスペンが使える。iPadともよく似ています。
ストレージは64GBと128GBがあり、microSDを追加して保存場所を増やすこともできます。

最大稼働時間は14時間とのことですが、そこまではないでしょうね。ただ今のところはバッテリー持ちはいい印象です。

スタイラスペンはセットで買うか、別売りのもので用意するか。
Fire Max 11にくっつけて使えるキーボードもありますが、わたしは買っていません。性能としてパソコンにはならないので。

買って数日、子どもたちもすぐに使い慣れました。思ったより使いやすいというのが正直なところです。

このFire Max 11、家族で利用するのにも向いています。

通常の画面ですが、プロフィールを切り替えると、

子ども用の画面に切り替えることができます。また、子どものプロフィールについては親が利用時間を設定でき、時間がくると利用できなくなります。

Kindle Kids+というサブスクリプション、月額980円(年額9,800円)で子ども用の本が読み放題、最近読んでいた「どっちが強い!? X」の読んでいない本も入っていたと大喜びでした。

それ以外にも、ゲーム、マンガ、学習コンテンツなどを利用でき、遊びながら学べるというのも。Fireタブレット以外でも使えるサービスですが、わたしのiPad Proには入れないようにしているので。

ロック解除は指紋認証。Fireタブレットでは初だとか。

スタイラスペン、思ったより書きやすいです。検索画面でタブレットに直接書き込むと、

それを読み取って検索画面にテキストが反映されます。

わたしの場合は、「パソコンで検索したほうが早いやん」という冷めた大人の考えになりますけど、子どもの場合はこれはこれで書いた文字がテキストに変わるという体験で楽しめるかなと。

Fire Max 11。単体で64GBだと34,980円ですが、正月セール(執筆日まで)だと27,980円です。

このFire Max 11、最大のデメリットを挙げるならば、Android対応ですが、Google Playがないこと。
そのままでは、iPhoneやAndroidのスマホで使っているようなアプリでも利用できないものもあります。

そのかわりにAmazonアプリストアからアプリをダウンロードすることができるのですが、これがめちゃめちゃ使いにくく、イケてません。
で、その解決策として、あまり大きな声では言えませんが、実は裏ワザを使うとGoogle Play を入れることができます。それで普段使っているアプリも使えるようになります。

Google Playをインストールする裏ワザは…、まぁ、ネットを見ていただければ。(自己責任でお願いします。)

このFire Max 11と、同じ11インチのiPad Pro(2020)を比較してみました。

Fire Max 11とiPad Pro 11インチの比較

実はご覧のように同じ11インチでも、画面の縦横の幅も解像度も違います。

Fire Max 11の解像度は、2000×1200ピクセル、縦横比で5:3です。いっぽうでiPad Pro11インチの解像度は、2388×1668ピクセル。縦横比でいえば3:2ってところでしょうか。

重さは、Fire Max 11が490g。iPad Pro(2020)のWi-Fi版は466g。ちょとだけiPad Proのほうが軽いです。

縦に並べてみると、横幅(縦幅になることもありますが)もこれだけ違います。

厚さはどちらも似たようなものです。

Kindleなどでマンガを読むときには、iPad Proのほうが読みやすいです。

たとえば、iPad Pro11インチの1画面で表示できる範囲と、

Fire Max 11で表示できる範囲が違います。

iPad Proだと、全体を表示できるのですが、Fire Max 11の場合は、横長の画面で読むとなると、両端に空白が入ってその分小さくなるのです。

Fire Max 11でいいなと思ったのは縦スクロール。ブログのように縦にスクロールして読むような場合は、1画面に表示される範囲が広くなるので、その分読みやすいです。右がFire Max 11です。

なので、Kindleを縦スクロールで読む場合も読みやすいです。

Fire Max 11。2Kディスプレイではあるのですが、YouTubeを見る場合にはデメリットもあります。

YouTubeで動画画質の調整が画質調整をする場合、4Kの動画を見ていても、1080Pにしかならず2160Pにならないです。なぜか。
まぁ解像度は、大きな画面で見なければさほど問題にならないかと。

仕事に使うならiPad一択。

このFire Max 11、仕事用のタブレットに使えるかどうか。

iPadと似たようなことはできますが、正直、仕事には使えないかなと。

というのも、このFire Max 11はメモリが4GBしかありません。
iPad Proなら8GBからですから処理速度も違います。

同じ11インチのタブレットでも、縦横比を考えるとiPad Proのようなタイプのほうが資料を画面表示するにも見やすいですし、ペンの使いやすさもApple Pencilに軍配が上がります。

といっても、スタイラスペンもそこそこ使いやすいです。ただ、iPad Proにくっつけて充電するというしくみも私の好みなのです。スタイラスペンは単6の電池対応なので、交換めんどくさいかなと。

まぁ、iPad Proは10万円超えますが、Fire Maxは3万円と2つのタブレットの値段も違いますからやむを得ないでしょうね。

とはいえ、Fire Max 11は4GBでも使うにはまったく問題ありません。現状は。
画面分割もできますし、Kindleのダウンロードも快適です。

では、このFire Max11、どういう用途に向いているか?

・家族で楽しむ
・コスパのいいタブレットを使いたい
・本を読む
・動画を見る
・子どもがタブレットで遊んで勉強する

といったところでしょうか。

ということで、タブレットで楽しむならFire Max 11も快適です。
iPad Proとの11インチ比較も含めて参考にしていただければ。


【編集後記】
昨日はオフ。動画を見たり、サッカーをやったりと楽しみました。夜は食材を買ってお寿司でした。

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