独立当初の迷いの中にあったファインプレー。

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独立当初から軸ができていて想定どおりに上手くいくこともあるかもしれません。
でも、多くはそうではないでしょう。少なくともわたしは迷走したといえます。

そんな中でファインプレーもありました。そのファインプレーを3つ挙げてみます。

目次

人を雇わなかった

1つ目は人を雇わなかったこと。

人を雇うことを否定するつもりはありません。ただ、人を雇って仕事することができる人もいれば、そうでない人もいる。わたしは後者です。

それでも世の中の多くは人を雇って拡大を目指すのが主流。迷いがなかったかといえば、嘘になります。

周りでも

「どこかで雇えばいいから」
「最初はひとりでもいいよね」

という声がありましたから。「やっぱりどこかで人を雇わないといけないのかなぁ」と思ったことはあります。でも、誰かを雇って一緒に仕事をする気持ちにはなれなかったのです。

そのまま迷っているうちに、あえてひとりを貫こうと決めました。軸が決まったのは、ひとりの道を進む方たちをネットで見ることができたからですが。

いずれにしても、じぶんが望まないことをやらなかったのは、ナイスプレー賞です。

撤退した

独立当初は現在と環境が違いました。
たとえば、事務所を借りていましたし、入力の仕事もやっていました。

ただ、途中から

・お客さまと打合せした後に事務所に帰らずに直帰する
・入力すると手が痛くなる、紙の郵送のやりとりがタイヘン

といった気持ちが出てきたのです。

勤務していたときには当たり前だった事務所に戻る
入力をお願いしていたけど、改めてじぶんでやるとタイヘン

独立当初は勤務時代と同じような仕事をやっていましたし、環境もつくってきましたが、やはり独立後のことは独立しないとわかりません。独立後の生活に慣れてきて、じぶんには合っていないと気づいたのです。

結果として、事務所も撤退して、じぶんのやる仕事内容も見直しました。

世の中では事務所を引き払うとなる、解約があるというと、マイナスのイメージでしょう。
ただ、その当時、撤退に迷いはありませんでした。

確かに失ったものもあったのですが、そこまでしないと流されてしまうと思ったからです。

独立後は違うなと思ったら、次の日からでも変えられるというのも、この体験から実感。
今は撤退も1つの戦術という位置づけです。

結果的に今のほうが独立後を楽しめています。

苦手と向き合った

苦手なことを無理にやる必要はないわけです。イヤなものはイヤですから。

ただ、わたしの場合、その苦手に向き合ったことが3つ目のファインプレーです。

この苦手なことというのが「じぶんを出す」。発信です。

今でこそ毎日ブログやメルマガを書いていますが、独立当初はやりたくないことだったのです。
HPさえもつくらなかったですし。

それでも、独立すれば知ってもらわないことには始まらないですし、新しい出会いもありません。

独立1年目というのは、それを実感した1年になりました。
黙っていても仕事がくるというならともかく。そうでなければ、営業は必要です。

苦手なことに向き合って発信を続けることでじぶんを出せるようになりましたし、気の合う方にも出会えるようになりました。

仕事をネットからいただけるようになったというのも。

苦手なことはやらなくてもいいとはよく言いますが、気になるなら苦手に向き合ってみるのも大事。
誰がなんと言おうと、今はそう考えています。

ということで、独立当初のファインプレーということで3つを挙げてみました。

独立後にやってはいけないことはありません。
何が合うか合わないかを知るためにも試してみたほうがいいでしょう。

もし違ったと思えば、変えればいいわけですから。

世の中がどうであろうと、周りがなんといおうと、じぶんなりの判断軸を持っておきたいものです。


【編集後記】
昨日はセミナー開催。その後は長男(8)のサッカー教室のコーチでもある元日本代表の茂庭選手の引退会見で長男(8)たちが花束を渡すというサプライズ演出のオファーをいただき、事務所へ。親子ともいい経験になりました。

【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
Jリーガーの引退会見を見る
FC刈谷の事務所


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