苦手な仕事はやっちゃいけないといわれることもありますが、どのくらい苦手なのかはよく考えておきたいものです。実は苦手が教えてくれることもあります。
苦手な仕事もやりようはある
得意なことだけをやれればいいですが、現状100%とはいきません。
たまに苦手なことをやらないといけないこともあります。
・入力(じぶんの経理や申告書作成)
・郵送
・電話(税務署)
・年末調整関係
・給与計算(じぶんの会社)
・源泉所得税の納付事務
・何度もクリックする仕事
・税務ソフトのもっさりした画面を操作する
などなど。
税理士業は好きな仕事ですし、お役にも立てます。
ただ、それについてくる年末調整や源泉所得税の納付手続き、給与支払報告書の提出などは得意な仕事ではありません。どちらかといえば苦手…。
苦手な人は避ければいいのですが、苦手な仕事の場合にはそうもいかずに向き合わないといけない場合もあるでしょう。
わたしは税理士なので数字の仕事は得意なほうですが、数字や経理が得意でないという方もいらっしゃるでしょう。ただ、数字に強くなるのは独立後は必須科目。向き合ったほうがいいことでしょう。
苦手なしごとでもある程度は工夫できます。
実はこの発信も「苦手な仕事」からスタートしています。
苦手な仕事があれば工夫する
たとえば、苦手な仕事の1つ、郵送。
書類を封入して、糊付け、切手を貼って、ポストに投函しなければいけません。
でも、Webゆうびんをつかえば、PDFファイルをアップロードして送るだけです。料金も100円ほど。
これならできます。
例外でセルフマガジンを送る仕事はあります。
あえて紙にこだわっているため、この郵送は受け入れています。
ただ、妻や子どもが手伝ってくれるので助かっています。
一度に送る数も多くないですし。
入力が必要なことでも、まずはExcelでインポートができないかを考えています。
調べてみると意外とインポートで対処できるようなケースも多いからです。
- マクロを使って仕訳データのCSVファイルをつくる
- Excelを使って会計ソフトにインポートする
- 源泉徴収票のCSVデータから給与支払報告書のデータをマクロでつくる
- RPA(UiPath)を使って税務ソフトに入力する
など。
電話はあまりやりようがないのですが、
それでも、
- キホン電話に出ない
- 税務署用の電話番号に着信があればメールが届く(SMARTalk)
- 電話をもたずにスピーカーで税務署と話す
といった抵抗、工夫はできます。
苦手があれば、苦手なりに考えます。
やるかやらないか。
やるならどうするか。
省略できることはないか。
そう考えると、苦手意識というのもマイナスばかりではありません。
お願いするかどうか
本当に苦手なことからは逃げるべきでしょう。
たとえば、
- 残業
- 繁忙期
- しがらみのある会
- 飛び込み営業
でも、そうでなければ得意でない仕事はなんとかできる可能性がありますし、苦手だからこそどうすればいいかも考えます。
また、苦手な仕事なら誰かにお願いするというのも1つの手でしょう。
ただ、お願いできないこともあるでしょうし、お願いできたとしてもブラックボックスになる可能性はあります。
お金もそれなりにかかりますし、お願いした方のやり方がこちらの意図に沿ったものかどうかもわからず。
それならば、自らが向き合ってみて、解決策を考えてみたほうがいいやり方が見つかる可能性があります。
じぶんが得意なITで対処できることについては、苦手ポイントが減らせています。
前述した仕事も過去の苦手指数が10ポイントだとすると、今は4ポイントくらいになっています。
ただ、電話の苦手ポイントは工夫してもそれほど減っていません…。
だからこそ電話の仕事はなくしています。
パソコンを使っていても、何度もクリックする仕事は苦手ですし、レシート見て入力するしごとも苦手です。
その苦手意識、めんどくささが芽生えるからこそ、どうすればいいか?を考えます。
ということで、苦手意識ともむきあってみてはどうでしょうか。
仕事のヒントが見つかるかもしれません。
【編集後記】
昨日は相続、その後にExcelの見直し。午後からお客さまと打ち合わせでした。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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