ひとりを選んだ以上、「安売り」という道は選んでいません。
とはいえ、無料のサービスはあります。
安売りはできないけど、無料のサービスをつくる理由をまとめてみました。
安売りはしないけど
独立後に決めたことの1つに「安売りをしない」というのがあります。
ひとりを選んでいれば、すべてをじぶんでやることになりますし、数をこなすことはできません。
売上を「単価×数量」考えたとき、安く値付けして数をたくさん売るという戦略はあるのでしょう。
ただ、ひとりです。安く売ったとしても対応できる数には限りがあります。
数が増えるほど仕事に追われることになるでしょう。
そんなこともあって、「とにかく安く」という声にはお答えができないですし、メニューにもそれを載せています。
とはいいつつ、先日、動画販売のGWセールをやりました。
「それも安売りでは?」と思われるかもしれません。
確かにいつもより安く販売したのは事実。
ただ、たまーにしかやらないですし、やっても数日。つくってアップする以降の手間はかかっていません。
動画を買っていただき決済していただくまでも自動です。
お礼メールはじぶんで出しますが、それはじぶんがやりたいと望むこと。
それほど影響がないという位置づけです。
そうして安売りをしないといういっぽうで、無料のサービスもあります。
無料のサービスを出す理由
現状、無料のサービスには次のようなものがあります。
どれも無料ですし、ブログやメルマガは毎日書いていますし、時間もそれなりにかけています。
実態は安売りと映るかもしれません。
それでも無料でもやっているのは、次のような理由からです。
お試しは必要
有料のサービスを利用していただくにも、前提として何かしらの「お試し」は必要です。
どんな人がどんなことを提供してくれるのか、そのイメージがつかないことには利用しにくいもの。
ただ、人となり、強みがわかれば有料のサービスの利用にもつながる可能性が高くなります。
実際、ネットから依頼いただける方は、それ以前にブログやメルマガをご覧いただいています。
有料のサービスを利用いただけるまでの期間はそれぞれでしょうが、何ができるかわからないとなれば買う側としても不安はあるでしょう。
無料とはいえ、長い目で見れば売上につながっている、という考え方もできます。
腕を磨ける
今、無料にしているサービスは、すべて「書く」がベースです。
じぶんなりの考えや表現を出せるコンテンツ。
ブログはネットで声にしたことを残しておくことができます。
そして、ネットで声をあげておくには、「書く」というスキルは欠かせません。
- 体験や知識を書いて伝える
- 書いてじぶんの軸を磨く
これにはトレーニングが必要です。
日頃から書いていないとなかなか身につかないことです。
だから、毎日書いていますし、じぶんの「書く」トレーニングにもなっています。
日常で体験したこと、考えたことなどのネタをテキストで表現するのもカンタンではありません。
伝えるのにはそれなりに手間もかかります。
結果、腕を磨けますし、売上以外の成果も見込めますし、上達すれば売上にもつながる可能性があります。
だから、無料でもいいとしています。
楽しめるから
発信をやっていると時間も必要ですが、自ら考えてやるのは楽しいものです。
ひとくちに無料の発信といっても、
- カメラで撮った写真を使う
- メニューをつくる、告知する
- WordPressなどを触りITスキルも上がる
など。
新しいメニュー、写真、ネットのしくみにも「つくる」という楽しみがあり、成果を売上だけで考えなくてもいいわけです。
それに、じぶんでできるようになった結果、外注しなくてもよくなります。
売上を増やすことだけを考えがちですが、不要なコストをかけないという面もあります。
だから無料でもやっています。
位置づけをはっきりさせておく
「安売り」と「無料」。
似ているようで、違いをもたせているつもりです。
少なくとも、「ただ安く」「なんとなく安く」というのはやっていないつもりです。
なんだかんだでお試しは必要でしょうし、前述したように売上以外でも成果が見込めるもの、楽しめるものならやる価値はあります。
たとえ無料だとしても、行列ができなくても。
なによりも知っていただかなければ、売れる売れない以前の話ですから。
いずれにしても声を出し続けることは必要でしょうね。
有料のサービスと並べて、お試しで利用できる無料のサービスもつくってみましょう。
【編集後記】
昨日はオフ。雨が降っていたので自宅で研究など。子どもとジェンガなども。夕方は子どものリクエストで料理を。ちょっと失敗したもののちょっとずつ進歩しています。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
DELISH KITCHEN