Excel関数やプログラミングでエラーメッセージが出ると、不安になったり、ときにはあきらめてしまうこともあるでしょう。
確かに何度やっても上手く行かないと、凹むこともあるのですが、エラーが出ることでのメリットもあるものです。
エラーが出たら凹む?
昨日、とあるeLTAXのシステムにCSVファイルをインポートしようとしたら、エラーに。
なぜエラーになったのか?
その原因を調べたら、これまでに登場しなかった項目の設定がされていなかったためのエラーでした。
エラーが出たらマイナスな印象を抱かれるかもしれません。
でも、エラーが出てくれるなら、それはそれでいいという考えもできます。
ミスに気づけますから。
今までは必要最低限の設定だけをしていました。
インポートするのには、それで問題ないからです。
たとえば、プログラミングでも、「Worksheet」と書くとエラーです。正しくは「Worksheets」。
たった1文字「s」がないだけでもエラーになります。
来年の1月になってから12/16と入力しても、それは2022年12月16日でなく、2023年12月16日を意味します。
そのデータを会計ソフトで2022年の環境にインポートするなら、日付が会計期間の範囲外でエラーになります。
エラーになったら、修正しないといけません。
ただ、エラーになるということは、手遅れになる前に、間違っている部分を瞬時に見つけてくれるわけですから、考え方によってはすばらしい機能だもいえます。
エラーが出たら対処できる
エラーなくスムーズに行くほうがいいのですが、人がやっている以上、何かしらミスはあるもの。
今回のケースもそうでした。これまでは必要なかった項目でしたが、eLTAX側からすればミスです。
でも、エラーになったことで、「なぜエラーになったのか?」を考えますし、その対策も考えます。
足りない部分をExcelで追加で設定しました。
とりあえずやってみて、エラーが出たらそこを修正していくというほうが効率がいいと思うのです。
逆にエラーが出なかったらどうか?
エラーが出ないなんてことがあるのか?と思われるかもしれません。
仮に内容に間違いがあったとしても、設定自体が正しければ、そのままインポートできてしまいます。
エラーチェックが効かない部分については、人が対応するしかありません。
エラーが出ない場合の対応策
設定が合っているのであれば、そこでITの果たす役目は終えています。
データとしては正しいのですから。
あとは人のやるべきことです。
そのために、パソコンからExcelやプログラミングで処理したことであっても、その後のチェックはかかせません。
処理が正確かつ速いプログラミングとて、違う行や列を指定していれば、どれだけやり方があっていても、望む結果を得ることはできないわけです。
そのチェックは人がやるべきことです。
ITの正確性には勝てませんが、その精度は上げたいもの。
目でチェックするばかりでは見落としすることもあります。
そこで機械的に気付けるように、チェックリストやミスリストなどのしくみでカバーすることもやっています。
それも一度つくれば終わりではなく、気づいた都度に修正や追加をしていくものです。
- エラーで気づかせてくれるIT
- 人でないと気づけないミス。
それぞれに上手く使いこなしたいものです。
【編集後記】
昨日は午後に個別コンサルティング。食後は人気のいちご大福をみんなで。子どもたちが好きで特にいちご好きな長男(7)は4つ5つは食べていたんじゃないかと。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
freeeインボイス取引先管理
freee 請求書
【長男とW杯観戦記(期間限定コーナー:ネタバレなし)】
朝6時過ぎに起きて、アルゼンチンVSクロアチアをチェックしていました。その効果もあってか夜に「どこの国か、わかるよ」とW杯に出場した国の国旗をパッと見て、「ポーランド」などと言えるようになっていました。セネガルの国旗を「ガーナ」といっていましたが、それ1つだけ。やっぱり遊びの効果は大きいです。