売上があったはずなのに、お金が残っていないというケースもありえます。
その場合の原因と対策を考えてみました。
お金が入金されていない
仕事をして、請求書も出したけど、入金されていないというケースもあります。
たとえ100万円の売上が立ったとしても、入金がなかったらお金としては0円。
前受けでお金をもらわない限り、こればかりはお客様次第といえます。
ときには、その入金を支払のアテにしたいこともあり、未入金であればしっかり確認できるようにしておく必要があります。
未入金に気づくのは、早くないといけません。
入金日の翌日にすぐにチェックし、未入金ならすぐにメールできるようにしておきましょう。
お金を使っている
仕事をして売上が立ったとしても、お金をそれ以上に使っていたらお金は減っていきます。
お金を使う経費が多くての赤字なら、お金は減る方向です。
ただ、お金を増やせるだけの利益か、売上なのかも考えておきたいものです。
売上について、仕事する数に限りがあるとすれば、値付けも大事です。
毎月、経費がいくらかかるか、それを踏まえた値付けができているか。
安売りしていては数を求めるしかなくなりますし、難易度は上がります。
ひとりであれば値付けにも覚悟が必要です。
特に独立後は、仕事にかける時間が多ければ、利益が出るというものでもありませんので。
気をつけたいのは、税金を払った月はいったんお金が減るということ。
この痛みだけは避けることはできません。
特定の月で減ったからダメということではなく、年や数ヶ月で増えているかどうかで考えるくらいの心持ちでいたいもの。
毎年の増収増益、拡大を目指すならハナシは別ですが、そうでなければ凸凹はあってもいいものです。
「利益とお金が離れていないか?」をチェック
利益が出ていないとじぶんのお金を増やすことにはつながりません。
そのいっぽうで、たとえ利益が出ていてもお金が残っていないということがあります。
その原因には、増えたお金で高額なモノを買ったり、前払いをしたり、売上や経費以外が理由になるケースもあるのです。
ということは、利益とお金が離れすぎていないかをチェックしておく必要があります。
利益が出ていて、お金が増えていればいいのですが、減っていればお金がない理由が何かしらあるはずです。
仕事をする前に前もってお金をいただいておく前受金も対策の1つです。
独立後に見るのはじぶんの数字。
じぶんで経理をしていれば、いつでも見ることができるものです。
どうやってお金を増やすかも、数字を見ながら考えることができます。
必ずしも売上を増やさないといけないということでもありません。
ムダな経費を減らしたり、ときには銀行にお金を借りるというのも選択肢です。
仕事を続けるのには、稼いだ上で、お金を残していくことが前提。
手元のお金も増やしておけば、いざというときのリスクヘッジにもなります。
売上や利益だけを見るのではなく、入金があるか、お金が増えているか、減っているかまでチェックしておきましょう。
【編集後記】
昨日はお客様と打合せ。最近、夜になると長男(7)「ドラゴンボールクイズ、だして」とリクエストが。いざ問題を出してみるとむずかしいのか「ヒントは?」「いちばんうえのもじは?」とヒントがほぼ答えになります。そのよろこびの中「つぎは?」と続きます。昨日で3日目。さすがにネタ切れ感も…。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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