毎月1日にじぶんの数字をチェックしたいなら捨てるべきもの。

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じぶんの数字を早めにチェックしたいなら、捨てるべきものもあります。
現在地を早く知るためのキーワードはざっくりです。

目次

毎月1日に前月のチェック

 

独立前と独立後での大きな違いはいろいろあります。

違いの1つは数字をチェックするという習慣。

独立前はじぶんの数字を見ることはほとんどありませんでした。
家計簿もつけていませんでした。

もし、数字を見るとしてもお客さまの数字です。

ただ、独立してからは、毎月1日には必ずじぶんの前月の数字をチェックしています。

 

仕事の数字だけでなく、家計簿、つまりプライベートの数字をあわせた全体でチェックしています。
見ないと不安だからです。

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ざっくりの数字でチェック

 

前月の数字を翌月1日にチェックしています。会社も家計も含めての全体です。

 

  • 売上や利益がいくらか?
  • 売上の内訳は?
  • お金が増えたか、減ったか?
  • どのくらいまでお金がもちそうか?
  • 前年や前月と比べてどうか?
  • 家計も含めた全体の收入や支出のバランスは?
  • 全体のお金がいくらあるか?
  • 将来のお金の運用状況

 

そういったことを見ていくうちに、じぶんの現在地がわかります。

 

もし、数字を見ていなければ、現状はまるでわかりません。
じぶんが何処に立っているかがわからないことほど不安なことはありません。

 

真っ暗な洞窟を地図も明かりもなしにさまよっているイメージです。

 

ここで注意したいのは、細かいところにこだわりすぎないことです。

取引の一部がまだ入力されていない
取引先からの請求額が確定していない

といったことがあったとしても、だいたいの金額がわかっていれば判断材料としては足ります。

 

それよりも精度を追いすぎていつまでも数字を見ることができないほうが問題です。

 

誤解を恐れずに言えば、ざっくりでわかればいいのです。
現在地を知るにはざっくりで充分です。
申告する前までにはキッチリ数字を確定させる必要はありますが、毎月なら修正のチャンスは12回あります。

 

少なくともわたしはそう考えていますし、そうしています。
もっと言えば、翌月1日を待たずとも日々の経理でだいたいの数字はわかっています。

 

じぶんで経理するなら細部を捨てる

 

じぶんで経理をやっていれば、「モレがあるかも…」「間違っていたらどうしよう」と思うことがあるかもしれません。

ただ、ミスを恐れすぎないようにしましょう。
ミスを恐れすぎるとじぶんで経理ができなくなります。

 

現金をもらった払ったのタイミングで経理する現金基準ではなく、取引したときに売上や経費にするという発生基準で経理するというのは前提にはなります。

ただ、多少のぬけ、モレがあっても金額が少額ならひとまずおいておきましょう。最終的にあってくればいいやと。

 

  • 貸借対照表の残高にマイナス残高がある
  • 推移表を見たときに毎月かかる経費のもれがある

 

など、明らかに目につくものはチェックするとしても、小さなミスやモレなら、後日にでもちゃんと経理をすれば見直せば済みます。

 

毎月1日かどうかはともかく、翌月の早いうちに数字をチェックできる早さを求めるなら、精度が少し粗くなるのは仕方ありません。

 

前述したように数字を判断材料にするには、少しでも早く数字をチェックすることが大事です。
3ヶ月後に精度100%の数字を見たところでそれは過去の数字でしかありませんから。

 

 

じぶんで経理をしたいという方には、ざっくりでも前月の数字を早くまとめることをおすすめします。
あやしいところ、不安なところがあればそこだけを相談するということもできるわけですから。

 


【編集後記】
昨日は法人の決算と相続。その後に私用を。夜は長女(13)のテストが近いとのことで勉強をマンツーマンで。まだなんとか教えることができています。

【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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