フリーランスになると、お金が増えたり減ったりのブレが大きくなります。
お金がないと、しごとができなくなるだけに、お金が減ることを恐れがちですが、ときにはお金を減らすことも必要です。
お金が減ると落ち着かない
フリーランスになると、お金がいくらあるかをチェックするようになります。
日々、ネットバンクをチェックしたり、通帳をチェックしたりと。
お金は生命線。
もし、利益が出ていなかったとしても、お金があるなら仕事を続けることができます。
逆に、利益が出ていたとしても、お金が底をつくということはありえます。
それはなんとしても避けたいもの。
そういうこともあり、お金が減ることに抵抗感も出やすいです。
「節約しないと」
「もったいない」
「まだ今じゃない」
もちろん、わたしもできるだけ減らしたくないという思いはもっています。
いっぽうで、お金を減らさないことは無理だと割り切ってもいます。
独立後には、お金が大きく減るタイミングがあります。
お金が減ることにも慣れが必要ですし、むしろ減らすものだと考えたほうがいいでしょう。
あす、預金残高が減るのは避けられない
フリーランスになると、お金が大きく減るタイミングがあります。
- クレジットカードの引落しがあった
- 借入金を返済する
- 税金を払う
といった場合。
借入金を返済する、クレジットカードの引落しは毎月のことなので、慣れているかもしれません。
ただ、税金を払うのは年1回。中間納税があれば2〜3回。
よりお金が減る痛みを感じるものです。
とくに確定申告で振替納税を選んでいれば、お金が減るのは申告が終わってからしばらくしてからです。
所得税は明日、2022年4月21日に、消費税は翌週の2022年4月26日に支払うことになります。
申告して税金が戻ってくるケースもありますが、税金を払う以上は、どれだけ節約しようが、その前にお金が増えていようが、お金は減ります。
お金は減るものだと割り切るしかありません。
前を向くためにお金を減らす
お金がないと、仕事を続けることができないのですが、あえてお金を減らすことも大事です。
といっても無駄遣いをする、というはなしではありません。
営業してお金を増やすことにも勉強が必要なように、お金を使うのにも勉強が必要です。
フリーランスとして前を向いてしごとをするためには、
- 新しい道具を買う
- サービスを利用する
- セミナーに参加する
- 読書する
というように、お金を使わないとできないこともあるのです。
じぶんの腕を磨くためにも、あえてお金を減らすという体験も欠かせません。
お金を減らさないようにと節約ばかりを考えていると、新しい体験をする、新しいサービスをつくるチャンスを失います。
たとえば、オンラインで仕事をしたいなら、カメラ、マイクなどそれなりの投資は必要です。
あえて減らしたお金を、新しい売上につなげることもでき、効率化できれば、しごとにかける時間も減らすことができます。
そう考えると、お金が減ることは悪いことばかりでもありません。
もちろん、てもとのお金を増やしておくことは大前提ですが、減らすことも過度に恐れないようにしましょう。
そのためにはお金がいくらあるかをつぶさにチェックしておくことです。
減らしすぎないように。
フリーランスのお金の管理術(MoneyFoward ME) 個人・ひとり税理士もひとり会社もまとめて管理 – GO for IT 〜 税理士 植村 豪 Official Blog
お金を使わないとできない体験もあり、お金を使ってテンションが上がることもあります。
お金を増やすこと、減らすこと。
どちらもしごとを続けるために必要なことです。
【編集後記】
昨日は研究開発を中心に。夕方に長男(7)を工作教室に迎えに行きました。昨日は習い事2つでしたが楽しんでいます。これもお金を使ってよかったところです。
【昨日の1日1新】
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