フリーランスであれば、じぶんの数字はいつでもチェックできるようにしておきたいものです。
そのためにはやはりじぶんで経理や確定申告をやってみるのがおすすめです。
じぶんで経理や確定申告ができるわけない、は本当か
フリーランスとしてひとりで仕事をすることになると、確定申告をしないといけません。
その確定申告をするには、会計ソフトで経理をする必要もあるわけです。
とはいえ、独立するまでに経理も確定申告もやったことがないという方がほとんどでしょう。
やったことがないから、他人に任せるという選択肢にもなりがちです。
ただ、そうではなく。やったことがないからこそやってみるのをおすすめしています。
パソコンなりITを使うことで、以前に比べると経理や確定申告、やりやすくはなっています。
他人任せでは数字をチェックできない
じぶんで経理をし、確定申告をやることをおすすめする理由はなにか。
じぶんで数字に触れないと、数字のつながりはわからないからです。
- 今どのくらい利益がでているのか、あるいは赤字なのか
- 今どのくらいお金があるのか、いつ頃まで大丈夫そうか
- 今の利益だとどのくらい税金がかかりそうか
そういう数字をじぶんが知りたいときにチェックできるかどうか。
他人に任せるとなると、むずかしいでしょう。
もし、会計事務所などにお願いするならば、レシートや請求書をある程度まとめてから渡すはずです。日々渡すことはないので。
他人に任せるとなるとそこで気が緩みます。結局渡すのは2ヶ月後、3ヶ月後、あるいは年が明けてから…ということもありえます。
お願いしたからといって、すぐにやってもらえるかどうかはわかりません。
順番待ちの可能性もあり、できあがるのをただただ指をくわえて待つしかないでしょう。
じぶんの数字は常にわかるようにしておきたいものです。
いつでも、じぶんの気になるときにチェックできるようにしたいとなると、じぶんで経理をやるしかありません。
というか、数字がないと判断できないことも多く、じぶんの仕事の根幹になるものです。
パソコンやITでハードルは下がっている
じぶんでやるというと敷居は高いわけですが、それでも10年前に比べればその敷居は下がっています。
- ネットバンクなどのデータを会計ソフトにデータ連携できる
- 仕訳データをインポートできる
- ノートパソコンとネット環境があればどこでも経理ができる
- 確定申告するなら確定申告等作成コーナーがわかりやすい
データを連携できるので、入力の自体は減らせますし、Excelを使って経理をしてインポートしたり、修正するといったこともできます。
請求書ソフトと会計ソフトも連携させることも可能です。
10年前のように、イチから仕訳を入力しないといけないわけではありません。
それでも、じぶんごととして触れないことには、数字のつながりもわかりませんし、資金繰りがタイヘンなときは何が問題なのかにも気づけないでしょう。
じぶんの経理した内容が推移表などにどうつながっているか。
それを知るためには、じぶんで経理や確定申告とじっくり向き合ってみることが大事です。
紙で確定申告をするとなると、ハードルはめちゃめちゃ高いです。それならわたしもやりたくありません。ただ、確定申告書等作成コーナーなら、どこに何を入力すればいいかもわかりやすく、じぶんで確定申告をすることのハードルも下がります。
とっかかりがわからなければ、調べたり、税理士のコンサルを受けてみるというのでもいいでしょう。
ぜひ、挑戦していただければ。
【編集後記】
昨日は相続メルマガの配信、税理士業、じぶんの月次などを。昨日は結婚記念日だったというの思い出して(というか言われて気づいた)、一応サプライズでケーキを準備。子どもたちが大喜びでした。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
PatisserieFUKAYAのケーキ