SONY α7Cをオンラインカメラとして使うときの設定パターンマニュアル。

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フルサイズのカメラSONY α7Cをオンラインカメラとして利用するときに、わたしが現在やっている設定パターンをまとめてみました。

目次

SONY α7Cをオンラインカメラにする話

デジカメをもっていれば、オンラインカメラとして使うこともあるでしょう。

接続にあたってはキャプチャーボードが必要な場合もあるのですが、最近のカメラにはアプリをパソコンにインストールすると、USBケーブルでつなぐことができ、そのままWebカメラとして使えます。

基本的には、それで映りますが、カメラの設定もある程度の工夫が必要ですし、設定にもこだわりたいものです。

今回は、α7Cをオンラインカメラにするときに、わたしがやっている設定についてまとめてみました。

キーワードはマニュアルです。

マニュアル通りにやっていないこと

まずカメラの接続のマニュアルについて確認してみることにします。

α7Cの場合、Imaging Edge Webcamというアプリをインストールし、付属のUSBケーブルで接続するというながれです。

GOforITSONY ホームページより

これによってZoomなどのオンラインツールにカメラの映像が映るわけですが、それに関連した記事も以前に書いています。

SONY α7Cをオンラインカメラとして使いながら充電する方法。 – GO for IT 〜 税理士 植村 豪 Official Blog

ただ、わたしが現状でやっている方法は、マニュアル通りではありません。

付属のケーブルを使わずに、別売りのUSB-Cケーブルだけでカメラとパソコンをつないでいます。

DSC04359

こんな感じでUSB-Cケーブル1本です。

DSC04357

これで問題なく画面にはカメラの映像が映ります。

…などというと、「付属のUSB→USB-Cケーブルじゃないと映らないんじゃないの?」と思われるかもしれません。

ただ、何度もこれで試していて、特段問題のない状況です。

しかも、カメラの給電をオンにしておけば、バッテリーの減りは、付属のUSB-C→USB-Aケーブルを使うよりも長持ちします。

まぁ、USB-AとUSB-Cの性能の違いを考えれば、納得の行くはなしではあります。

前述したマニュアルのそのとおりにやるのが正しいでしょうが、ときには裏ワザもあり、結果的にうまくいくことがあるという一例です。

ZoomでM1チップのMacBook Airをつなぐときもマニュアルどおりにやると、接続がうまくいかないです。

M1チップ MacBook AirでSONY α7CをZoomのWebカメラにするときの注意点。 – GO for IT 〜 税理士 植村 豪 Official Blog

ということで、カメラとパソコンの接続は、マニュアル通りにはやっていないことです。

あえてマニュアルでやっていること

いっぽうで、あえてマニュアルでやっていることもあります。

こちらのマニュアルは、同じマニュアルでもカメラの設定。

カメラの設定の調整をカメラに任せることなく、すべてじぶんでやっています。

写真や映像の映りや明るさは、光をどれだけとりいれるかで決まります。

その決め手になるのが次の3つです。

・絞り(F値)
・シャッタースピード
・ISO感度

写真を撮るときもマニュアルで撮影することもできますが、動画でもマニュアルで設定し、じぶんで調整しながら映像の明るさをつくることができます。

カメラに任せてもいいですが、わたしはそうしていません。

3つのうちの何にこだわるか、それによって優先的に調整していけばいいでしょう。

露出モードはマニュアルで

カメラのダイヤルを動画モードに変えておき、

IMG 9774

露出モードをM(マニュアル)にしています。
IMG 9776

絞りとシャッタースピードをカメラまかせにしたい場合には、AやS、Pなどを選ぶこともできます。
GOforIT

わたしはすべてじぶんで設定したいのでマニュアルを選んでいます。

絞り(F値)の設定

わたしは背景ボケをつくりたいので、まず絞りを決めています。

今使っているレンズは、いちばん明るくなるF値が1.8。焦点距離が35mmのレンズです。F1.8でご覧のとおりけっこうボケます。

GOforIT 14

さらにレンズ側でマニュアルフォーカスにし、じぶんが動いてもピントがズレないようにしています。

シャッタースピードの設定

シャッタースピードも明るさを調整する項目の1つ。

シャッタースピードが速いほど、暗くなりますし、遅いほど光を取り込む量が増えて、明るくなります。

暗かったら、シャッタースピードを下げて明るくしてみましょう。もし、カメラにFlickerの文字が表示されている場合には、フリッカーが影響しています。

GOforIT 7

フリッカーというのは、蛍光灯のチラツキのことです。蛍光灯、常に光っているようで肉眼にはわかりにくいのですが、実はチカチカしているといます。

蛍光灯は

・東日本は1秒間に100回点滅
・西日本は1秒間に120回点滅

しています。

それを回避するためのシャッタースピードと1/100や1/120に合わせるのです。
IMG 9773

ただ、カメラには1/120という設定がなく、1/125で設定されることが多いです。α7Cだと後ろのダイヤルを回すと調整できます。

ISO感度の調整

F値の設定と、シャッタースピードをさわって暗いようであれば、残りはISO感度で明るさを調整しています。

度は高くなるほど明るくなりますが、高くなるほど画質は劣化するので注意です。

という感じで、オンラインカメラの設定もじぶんなりにこだわってみると勉強になります。

α7Cなどαシリーズをご利用の方は参考にしていただければ。


【編集後記】
昨日は午後から個別コンサルティング。長男(6)とお風呂に入っていたときに、翌日の発表会で歌う曲を歌ってネタバレでした。それでも楽しみです。

【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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