経費にできるかどうかという軸を磨くための経理。

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経費になるかどうか、その判断の軸を磨いておくのがおすすめです。

じぶんで経理をやると磨きやすいです。

目次

レシートからわかること

経費にするときの証拠書類として、レシートをもらいます。

そのレシートをもとに経理をする必要もあります。

ただ、このレシートから分かる情報はごく限られたものです。

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レシートからわかるのは、日時、買ったものと数、人数、金額といったもの。

それ以外の情報はわかりません。

  1. 家族に買ったものか
  2. 仕事で買ったものか

後者であれば、経費にできるわけです。

ただ、もし家族で使ったものだとしても、それをレシートから読み取るのは不可能でしょう。

レシートに載っている情報には限りがあります。

個人名も表示されなければ、何のために利用したかも表示されないのです。

ともすれば、家族で使ったものを取引先と利用したことにして、経理をすることはやろうと思えばできます。

経費にできれば、それで税金を減らすことはできます。

税務調査が来たところで、バレない可能性は充分にあります。

ただ、やめたほうがいいでしょう。バレるバレないにかかわらず。

判断が揺れると大きなデメリットも

経費でないものを経費にすることは、カンタンです。

ただ、一度それをやるともう戻れないアリジゴクホールドです。

経費にならないものを経費にしていくことで、経費が増えてしまった結果、税金を減らせるかもしれません。

あるいは、赤字にして税金を払わなくて済むということになるかもしれません。

ただ、その代償として、眠れない夜を抱く可能性もあります。

  • 税務署にバレるのでは?
  • 銀行にお金を貸してもらえないかも
  • 本当はいくら利益が出ているんだろう?

一度曲げてしまった真実をもとに戻すことはむずかしいでしょう。

税務調査でバレれば、本来の税金+ペナルティも待っています。

お金を借りないといけなくなるものの、貸してもらえるかどうか。

本当の経費はいくらで、利益がいくら出ているかもわからなくなります。

こうなると、経理をやる意味は半減します。何が本当なのかがわからないのですから。

経費になるかならないか、その真実を知るのはじぶんだけです。

だからこそ、その軸を磨いておく必要があります。

人の判断基準はあてにならない

「〇〇さんは経費になるって言っていました」
「ネットに書いてありました」

ということもあるかもしれません。

ただ、やっている仕事も違えば、経費になるかならないかの基準も変わります。

ネットに書いてあったことが正しいとも限りません。

じぶんの仕事に使ったから経費、その判断ができるのは、他人でも会計事務所でもなく、そのレシートという1枚の紙の背景を知っているじぶんだけです。

だからこそ、じぶんで経理をすることをおすすめしています。

仕事に関係あると説明できるものは経費に、そうでないものは経費にしない。

利益が出れば、税金を払うというのが結局は眠れる夜を過ごせる道です。

とはいえ、いくら税金を払うか、言われるがままに払うのではなく、節税していくら払うかを決めるというのはありです。

経費にできるものを経費に、できる節税をやっておくという軸を磨いておきましょう。

じぶんで経理をやれば、レシートを手にしますし、数字のトレーニングにもなります。

ちなみにこれは家族に買っていった食パンですから経費にはしません。


【編集後記】
昨日はオフ。午後から子どもたちが見たい映画(ロン 僕のポンコツ・ボット)の付添い。そのあと食事をして帰りました。

【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
ひろがの高原 こひるプリン


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