気になる数字があるなら、まずグラフにしてみるのがおすすめです。
数字を見てて眠くなるならグラフがいい
フリーランス、ひとり社長として独立すれば、やはりじぶんの数字をチェックしておきたいものです。
とはいえ、数字に苦手意識がある、数字を見ていても何を見たらいいのかさっぱりわからないという悩みもあるかもしれません。
ただ、数字をチェックするというスキルは、じぶんで数字を見ないことには身につきません。
数字を使って計算するのと、数字をチェックするスキルは別です。
わたしもそうでした。今はトレーニングしてある程度チェックできるようにはなっていますが。
数字を見たときに、まずはグラフにしてみるというのをやっています。数字をイメージに置き換えることができるからです。
気になる数字があれば、グラフをつくってみましょう。
じぶんの数字をグラフにしてみよう
Excelでグラフをつくるには、データを選択して、Alt+F1をクリックすれば、
グラフをつくることができます。これでも動きはわかりますが、
グラフを選択して、右クリックでグラフの種類変更をし、
折れ線グラフを選ぶこともできます。
月別に前年と比較したい場合には、月の列を「セルの書式設定」→「ユーザ設定」で「m」にして、月だけの表示としておきます。(別の列で月だけの表示をつくっておくでも大丈夫です。)
次にグラフをクリックした状態で右クリック、「データの選択」を選び、
凡例項目の追加をクリックし、
上に系列名、値の範囲を指定することで、
このようなグラフにすることができます。グラフの書式はそれぞれのグラフをクリックした状態から設定することができます。
数字を見ても変化がわからないという場合には、グラフにしてみて、その数字の動きをイメージでつかんでみましょう。
まずは何か1つ気づけるかどうか、その月だけで見ていてもよくわからないことも多く、前年や前月と比べてみて変化を見つけてみるところから始めてみましょう。
ボリュームなら棒グラフ。推移なら折れ線グラフ。まずはこの2つから試してみるのがおすすめです。
数字の動きはざっくりわかればいい
数字をチェックすることで、ボリュームや推移がわかるというメリットはあります。
ただ、数字の桁数が多い、データ数が多くなると、そのボリュームや推移が見えにくくなります。
そこで、細かい情報をできるだけ削ぎ落として、ざっくりとしたイメージでつかむというのが大事です。
1円単位まで表示しなくても、
「現状はどうなの?」
「これからどうする?」
の判断には、ほとんど影響ないはずです。
税金の計算をするにあたっては、1円単位まであわせる必要はありますが、判断にはざっくりの数字で足ります。
1円までキッチリあわせてからでは、1ヶ月過ぎていることもあります。
数字をチェックするなら、「きっちりで遅く」より「ざっくりで早く」です。
そのざっくりを知るために、気になる数字があればグラフにしてみるというクセをつけてみましょう。
じぶんの数字の動きの理由をいちばんわかっているのは、結局のところじぶんです。
【編集後記】
昨日はオフ。Amazonで子どもたちと映画を見て、夜は手巻き寿司で子どもたちが巻いてくれたものを食べさせてもらいました。味だけでどんなネタかすべて当てるのはけっこうむずかしく…。「ちがうよー」と正解できず。ちと食べすぎました。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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