独立前の非日常は、独立後には日常になります。
仕事をしているときはひとりという日常
独立前に仕事をしているときには、周りには誰かがいる状態が当たり前です。
じぶんがパソコンに向かっているときに、まわりで別の動きがあるもの。
物音がする、他の誰かが動いている、話し合いしているというのが日常です。
いっぽうで、独立してひとりで仕事をすると、じぶんの出している音以外はありません。
周りに誰もいないからです。
これはひとりで仕事をやるならば、日常の光景です。
独立後、環境は大きく変わるわけです。
ひとりで仕事をするなら、この大きな変化に慣れることも必要です。
音がする環境が当たり前だったのに、それがまったくなくなるわけですから。
わたし自身、ひとりで仕事をすること自体にそれほど抵抗なかったのですが、それでも環境の大きな変化に当初、戸惑いはありました。
適度に音がある方が集中できるので、音を出すようにしました。
当初はラジオをつけていましたし、現在はたまに音楽をかけたりしています。
もし、独立したいけど、ひとりでいるのが苦手だという方でも、独立の日々の中で慣れていきますし、工夫すれば、誰もいないという孤独感はなくせます。
お客さまとのメールやチャットのやりとり、ブログや本を読むといったことでも。
ブログやメルマガを書いているのもその1つです。
つながりを感じることで、ひとりだとしても孤独を感じることはありません。
予定のない日もある
独立後、予定のない日があると不安に感じるかもしれません。
わたしも独立当初はこれを感じていました。
当時借りていた事務所で1日仕事をしているという状況に「ここにいていいのか?」と感じたこともありました。
ただ、ひとりで仕事をするというのは、あらゆることをじぶんでやらないといけないということ。
さらにじぶんでやりたいことが出てくるのも独立後です。じぶんで決められるわけなので。
わたしがブログを書き始めることができたのは、予定を詰めこんでいなかったから、というのもあるでしょう。
そうでなかったらブログを書こうと思ったかどうか。考えるヒマもなかった可能性があります。
ブログを書こうとすると、それなりの時間は必要ですし、営業もじぶんでやり、新しいこともじぶんでやろうとすると、時間は必要です。
予定のない日もあるし、予定を丸1日埋めてしまうと、企画や研究開発をするのはむずかしくなります。
今は、なるべく丸1日予定を入れないようにしていますし、予定がない日もつくるようにしています。
非日常が日常になる
もし、独立後ひとりで仕事をするのであれば、勤務時代の日常は、独立後は非日常になります。
そもそも、ひとりで仕事をしている人は少数派ですので、周りを見てもおなじような人はいないかと。
ただ、それはメリットでもあります。
今まで「ダメだよ」といわれるようなことが、「いいよ」になります。まぁ、じぶんがじぶんに「いいよ」というわけですけど。
じぶんで好きなパソコンを使ったり、仕事の環境をつくることもじぶんの意思次第です。
カフェで仕事をする、じぶんで企画して、新しい仕事をメニューに出すといったことも自由です。
独立してすぐはその環境の変化に戸惑うかもしれませんが、その変化に対応すれば、魅力にも、武器にもなるものです。
独立後は、独立前の非日常に慣れていきましょう。
【編集後記】
昨日は午後からスポット相談。夜はオンラインセミナー参加。その後は長男(6)とゲームでした。
【昨日の1日1新】
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