「売上のお金をもらっていない」が意味すること。

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売上ばかりに目がいき、お金をもらえない、もらい忘れるというのは避けたいものです。

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お金に変わってはじめて売上

しごとをする上では、売上は欠かせないものです。

かといって、売上が多すぎても潰れる会社は潰れます。

売上を必要以上に追うことで、経費も増えてしまい、結果的にお金が増えていないというケースもあります。

同様に、売上を追うばかりで、肝心な売上のお金の回収をできていないというケースもあります。

売上を立てても、その売上のお金が入金されない限り、売上の意味はありません。

リスクを考えても、早いうちに売上のお金をいただくようにする必要があります。

「お金が入金されない」が意味すること

売上はお金が入金されてはじめて売上だというはなしは前述のとおりです。

資金繰りを考えたときにも、仕入や経費の支払いはあるのに、売上のお金が入金されないでは、資金繰りはキツくなるばかりです。

銀行から運転資金に充てるためのつなぎの融資を受けるにしても、売上のお金をいただくことは、最重要課題です。

お金がないとしごとができないのですから。

さらに売上のお金が入金されないデメリットはこれ以外にも。

税金です。

仕事はやめない限りずっと続くのですが、税金の計算は、少なくとも12ヶ月たったところでいったん区切ります。

たとえば、6月決算の会社の場合、

6月分の売上代金が7月末入金予定であれば、決算書上では売掛金として未入金の状態になっています。

ただ、税金を払う頃には、売上のお金は入金されています。

もし、入金されていないとすれば、税金はどうなるのか?

入金されていないとしても、売上は、税金の計算ではきっちり考慮されています。

売上の入金がなければ、税金をいったん前払いするような結果になりえます。

「税金払ったのに、お金はもらっていない」ということ。

未回収の金額が多ければ多いほど、未回収の期間が長ければ長いほどダメージになります。

そう考えると、やはり売上のお金は、確実にいただけるようにしておきたいものです。

お金を確実にいただけるしくみをつくる

ひとりで仕事をするなら、営業もしないといけないし、売上の入金も確実にいただけるようにしておきたいものです。

入金予定日から期間があけば、金額がそれほど大きくなければ「まぁいいや」とお金をもらいにくくなります。

たとえ、金額が大きくなくても、それは避けたいところです。

工夫は必要でしょう。

・期日までに入金がなかったら翌日にメール
・前受金でお金をもらう
・クレジットカード決済を入れる

といったことは工夫できることの一例です。

期日に入金がなかったことに気づくには、日々経理をやっておき、期日の翌日に入金を確認するのがいちばんの近道です。

前もってお金をもらうのも手です。

しごとの前にあらかじめお金をもらうことは、違法でもなんでもありません。

しっかりしごとをすれば、問題ないのですから。

てもとのお金のチェックをしないで、やみくもに節税に走るくらいなら、もらうべきお金をきっちりもらい、そのお金で税金を払うということを意識してみましょう。

お金に色はついていませんが、それくらいの気持ちでいたいものです。

税金を払うことは、痛みを感じるものですが、お金を増やすには避けられない道です。


【編集後記】
昨日はオフ。長男(6)とプールへ。バタ足ができるようになっていたので、次はビート板を抱えて、ラッコのように背泳の練習をしました。「もっててよ、もっててよ」とビビっていましたけど。プールは利用時間1時間、かつ30人限定でしたが、その中に偶然にもお客様が9歳のお子さんと来ていました。遠目に声をかけていただいたのですが、一瞬「??」に。帽子をかぶっていたのでわからず…。

【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
プールでお客様と会う


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