ひとりは思い立ったら、企画→承認→実行とその日のうちに動くことができます。
決議書を持ち回って意思決定してもらう
通常、会社では、意思決定をするのに何人か人を介します。
わたしが勤務した会社では、決議書という書類が必要でした。
たとえば、設備を買いたい、広告を打ちたいというのであれば、内容を説明し、かかる金額、カタログなど添付して説明し、承認をもらわないといけません。
その説明に使う書類が決議書です。
もっとも、大きな組織であれば、口頭で、というわけにはいきません。
内部チェックの意味合いからも、会社として判断したことが分かる資料や履歴は、必要でしょう。
ただ、難しさもありました。
- 順番に承認をもらわないといけないところ、出張や休みの上司のところで停滞。
- 内容を説明しても、噛み合わない。
というように。
それぞれに判断が入るので、致し方ないところはあるかもしれませんが、すべて承認をもらうのに数日かかることもありました。
入社時は紙とはんこでしたから、手間はかかります。
途中からネットでできるようになって、ちょっとは早くなりましたが、1番目を突破しても、2番目でストップということもありましたし。
事案1つに複数人がかかわるので、どうしても動きは遅れます。
現在は、企画→承認→実行を即日でできるようになっています。
ひとりは企画→承認→実行を1日でできる
ひとりは組織に属していないため、何かをやろうとしたときに相談することはできません。
複数人いれば、違う角度からものごとを見ることができる可能性もあります。
ひとりは、いろいろな角度からチェックしようと思うと、客観視するための工夫が必要です。
ただ、決めたらすぐに動けるというメリットがあります。
たとえば、新しいサービスを開発したいと思ったら、午後に企画し、WordPressの告知ページをつくって、夕方、夜にはアップするということが可能です。
承認もありません。しいて言えばじぶんが承認します。
「じゃあ、それでやってみな」と。
これまでも
- 借りていた事務所を返す
- Macを買う
- 午後から休みにする
というのは、すべて決めたらすぐに動いてきました。
速さはひとりのメリットでしょう。
じぶんで企画しないといけない
とはいえ、カンタンではありません。
- どんな内容のサービスにするか?
- どんな告知をすればいいか?
- いくらにするか?
大企業なら企画する部署があり、いろいろな知恵が集まりますが、ひとりの場合はそれもじぶんひとりです。
でも、それがいいともいえます。
企画するにも「それはどうでしょうか」といった反対意見はなく、じぶんが思ったように動けます。
企画のアイデアは思いついたときにメモをしていますし、日頃のアウトプットしてきたことの中にヒントがあったりもします。
それを振り返れば、ネタは出てくるものです。
ひとりで判断するがゆえに、ときにはうまくいかない、失敗したといったこともあるのでしょうが、だからこそ、手数を増やすべきだと感じています。
ひとりであれば、今日決めたことを今日、明日にも実行できるわけですが、「なんか違うかも」と思ったらすぐに舵を切ればいい話です。
ひとりであれば、思いついたら、それをメモし、すぐに動けるようにしておきたいものです。
【編集後記】
昨日は法人の決算を進めた後は、新しいセミナーを企画し、告知ページを作成。
さっそくアップしました。
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