繁忙期という常識から逃げる選択肢はあってもいい

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仕事には繁忙期というものがあります。

ただ「この時期だから仕方がない」と慣習にとらわれないことが大事です。その気になれば逃げることはできます。

目次

繁忙期という慣習

繁忙期とは、まさに字のとおり仕事の忙しい時期を意味しています。

独立前には、お客様からの電話に何度も対応している方を見ると、仕事が忙しそうですごいなと思うこともありました。

ただ、この考えはその後に180度変わっています。

「忙」という字は心をなくす、心にゆとりがないということを意味しています。

そうなりたいとは思えなかったのです。

税理士の世界では、確定申告の時期が繁忙期と言われています。

多くの会計事務所では、間違いなく繁忙期であり、残業するのが当たり前とされています。

私も勤務時代、この繁忙期には、同じように平日の夜の残業はもちろん、確定申告時期は土曜日も17時までは出勤していました。

ただ、この働き方は独立したじぶんにとっては合わない働き方です。

独立した以上は、じぶんの選んだ働き方をしたいものです。

となると、苦手な残業をしないというのは大前提であり、繁忙期というものから逃げなければいけません。

繁忙期から逃げるための覚悟

もちろん、食べていくために売上は必要ですし、確定申告の仕事のニーズは少なからずあるものです。

私自身は、確定申告の繁忙期から逃げるために、数を必要以上に増やさないと決めています。

数を増やすことを選んでしまうと、ひとりではとても太刀打ちができなくなってしまいます。

かと言って、人を雇うことも考えていません。

やるべき仕事とそうでない仕事の区分けも必要で、会計入力の仕事、独立当初はやっていましたが現在は受けていません。

これは仕事のボリュームを必要以上に増やさないためにです。

となると、確定申告で繁忙期といえども、自ずと方向性は決まります。

安売りはできない方向性、値付けすることの覚悟が必要になります。

その上で、依頼いただいた方とじっくり向き合ってお役に立つというのが私にはあっています。

かける時間を減らすためのタネまき

独立してからは、世の中の流れに反して、確定申告の時期でも残業をしなくてよくなっています。

ブログを書いていることもあり、確定申告だからと言って、夜まで仕事をすることができないのですが。

1年目から比べると、確定申告の仕事をするペースも早くなっていて、今年は去年より1週間早く、3月6日には終わる予定です。

ひとりなので処理する数も必要以上に増やせませんが、同様に1つの仕事にかける時間は少しずつでも減らしたいものです。

その対策として課題があればExcelやRPA(UiPath)を使いつつ、今後のタネまきも少しずつですがやっています。ブログのように、少しずつでも積み重ねれば貯まっていくものです。

確定申告書等作成コーナーで何度もやるコピぺや入力を減らせないか? UiPath(RPA)にお願いして少しずつ減らしてみる | GO for IT 〜 税理士 植村 豪 Official Blog

せっかく独立したのですから、繁忙期とかいう慣習にとらわれることなく、業界の流れにとらわれない仕事のやり方、時間の使い方を目指したいものです。


【編集後記】
昨日はオフ。3人でレゴランドに。2回行って元は取れましたが、まだまだ行きたいそうで、年間パスポートを買ってよかったかなと。半日レゴランドで一緒に楽しんでも、夜に妻が帰ってくると潮が引くようにさーっといなくなりました。

【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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