格安SIMの契約を変更しました。
今回、選んだのは楽天モバイルです。選んだ理由、契約前にやっておきたいことをまとめてみました。
どこを選ぶか? 多すぎる格安SIMの会社
スマホの契約。
かなり前から格安SIMを使っています。
格安SIMを使ってない方のために説明をしておくと。格安SIMでの契約にすることで、通信料金をかなり下げることができます。
ドコモ、ソフトバンク、auといったいわゆるキャリアで1万円を超えていても、格安SIMにしたら2,000円〜3,000円ということも普通にあります。
その理由は次のようなものです。
ドコモ、ソフトバンク、auといったいわゆるキャリアで契約をした場合、基地局などの設備や回線が自前のため、お金がかかります。
そして、キャリアはそれを通信料で回収していきます。そのため、料金は高くなります。
一方で、格安SIMの場合、通信設備は前述のキャリア(ドコモソフトバンク、au)から借りて利用しているため、基地局などの設備は必要なく、また店舗を必要としないことも多く、人件費にかけるお金もキャリアに比べて少なく済むため、通信料金を下げても利益を出せるのです。
過去、キャリアの通信料金が高いことが問題になっていて、格安SIMの登場で、それが最近は緩和されてきたという流れです。
私はこれまで数年、FREETELという会社のSIMを使ってきました。(既にない会社で現在は楽天モバイルに吸収されています。)
ここ最近、使ったら使っただけ払うという従量課金にしていたこともあり、料金がちょっと高めになっていました。
そこで見直しを検討することに。
ただ、いざ調査してみると、格安SIMの会社はこれでもか!と言わんばかりに多く、その数20を超えます。
いろいろ検討した中、今回、わたしが候補にあげたのは、3つでした。
特徴をかんたんにまとめておきます。
BIGLOBEモバイル
BIGLOBEの強みというと、エンタメフリーがあるという点。
YouTubeやApple Music、Spotify、radikoなど全21種類のサービスのデータ通信量をどれだけ使っても課金がないのです。
動画や音楽をたくさん楽しみたい方向けです。
ただし、オプション料金がかかります。音声通話SIMで480円/月、データSIMで980円。
オプション料金で払ってまで使うか?と言われれば、そうでもないかなぁと思い今回は見送ることに。
UQ WIMAX
Y!mobileと同様にキャリア系の回線、速度には定評がある、らしいです。
ただ、現状にピタッとくるプランが見当たらず。
定額プランだと、3GBの次は9GB。この間があるとよかったのですが。
テザリングとか使えば、データ容量3Gは必要でしょうけど、9Gもいらんかなーと思い、これも見送り。
後述する料金面もあって。
楽天モバイル
結果として、楽天モバイルに変えることにしました。
今回は、この楽天モバイルを使うことに決めた理由について、お話ししていきます。
楽天モバイルを選んだ3つの理由
今回、楽天モバイルを使うことにした理由、次の3つでした。
縛りなし
もともと、○年しばりがイヤだったわたしにとって、解約しばりがないというのは魅力でした。
まぁ、解約の縛りがないという会社は格安SIMではいくつかありますが、この辺のルールも以前格安SIMを契約した頃に比べればゆるくなってきています。お上の要請で。
この点、楽天モバイルもしばりがありません。
正確なことを言えば、10月1日以前の契約ではしばりがありました。
使ってみて、イマイチだと感じれば、また契約を変えることもできます。
契約を超えても1mbpsの速度を保証
通常、格安SIMを契約した場合で、かつ、定額プランの場合、決められた容量を超えると、途端に通信速度は遅くなります。
あまりに遅すぎて、イライラするほどに…です。
楽天モバイルは、契約した容量を超えても、それ以降も使い放題で1Mbpsという速度です。
1Mbpsってどのくらいの速さ?という疑問は持つでしょうが、要するにストレスを感じない速さです。
楽天モバイルのHPに、他社との速度の違いを動画で比較しているものがあるので、気になる方は確認してみていただければ。
楽天サービスとの連携
楽天モバイルといえば、楽天サービスとの連携もやっぱり気になるところ。私もそれなりに楽天を使うことは多く。
ポイントも増えますし、家計も考えるとやっぱりメリットになります。
スマホ料金としても、楽天会員であれば、1,500円割引。
さらにダイヤモンド会員なら500円割引なので、結果的にスーパー放題 プランS(3G)なら980円、プランM(6G)でも1,980円と料金は最安になります。
まぁ、電話はなくてもいいのですが、ついてくるのでもらっておきます。(某会計ソフト会社みたいな)
こういうところが楽天らしいといえばらしい。
ということで現状で考えれば、通信プランとしても、料金としても楽天がベストだという結論に。(私の場合はです。)
ただ、気になるのが、2年目には料金が上がるという点。どちらかというと1年目はおとりで2年目が実体。これで料金が上がると、まぁまぁ高い料金になります。
こういうところも楽天らしい。
これまで、1年以上のしばりがあって、楽天モバイルを選ばなかったのですが、2019年10月1日から年そのしばりが解かれて「縛りなし」になっています。
ということで、しばりがないので現状で楽天を選択して、1年経ったら、そのときにまた考えるのも悪くないか、というのが決めてです。
楽天モバイルに契約変更するために準備しておきたいこと
最後に今回、楽天モバイルに契約を切り替えるためにやったことについてまとめておきます。
最初にやっておくとそのあとの流れがスムーズになるはずです。
MNP予約番号をとる
まずは現在の契約会社からMNP予約番号をとる必要があります。
FREETELの場合、すでにない会社で楽天モバイルが管理しているので、楽天モバイルに発行してもらうので、何だか変な感じなのですが。
マイページ→お問合せ→予約番号発行で手続きできます。
SIMからの乗換え・機種変手順 | 購入ガイド | FREETEL(フリーテル)
この予約番号をとっていないと、新しい会社との契約はできませんので、最初にやっておかないといけません。
転出料金は契約期間によりますが、13ヶ月以上契約なら2,000円です。
数日かかる場合もあるということですが、私の場合には即発行されました。
キャリアのような電話しないといけない、電話でしつこく足止めをくらうと言ったことはなく、この点はいいなと。
家族が楽天モバイルを使っている場合
私の場合、すでに妻が楽天モバイルを利用しています。その場合、家族回線として5,000円のキャッシュバックがあります。
実際には後でメールが届き、キャッシュバックされます。
口座は1つにまとめる必要はないとのことでした。だから料金をカード決済で事業用口座からの引落しにしていてもそれほど困りません。
このときに妻の契約の「ra…」から始まるユーザIDなるコードを確認されます。
店頭で聞いて初めて知りました。「そんなん知らんわ」という感じですが、それで5,000円です。やっておきましょう。
楽天モバイルのメンバーズステーションにログインして、
ご契約者様情報から確認することができます。その番号が契約のときに必要になります。
格安SIM、会社が多すぎるのが難点ですが、そのときその時の状況で自由に選べるというのはいい傾向です。
1年後には新しいサービスも登場しているでしょうし、また契約を見直しするいいタイミングになるんじゃないかと。
ということで、今回の記事が楽天モバイルの契約を検討されている方の参考になればうれしいです。
【編集後記】
昨日はオフ。3人で図書館に行き、その後にランチして、2人には映画「僕のヒーローアカデミア」をみてもらいました。長男(4)が目を離すとパーっとどこかに消えているので、探すのも一苦労です。やれやれという感じですが。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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