独立が自分に向いていたのかどうか? 正直なところ今でもわかりません。
ただ、独立したことは本当によかったなぁと感じています。
独立に向いている人って?
「独立に向いている人」というのを本などで見ることがあります。
自分がこの「独立に向いている人」に当てはまっているかどうか?を考えてみると…
「うーん」正直なところよくわかりません。
独立に向いている、向いていないの判断って、実際のところどこでするんですかね?
ガンガン営業するというわけでもなく、拡大したいというわけでもなく。
独立して不安がないといえば、それも嘘になる。(会社にいるから不安がないというわけでもないでしょうが)
ただ、そこはわからなくても、独立をしたこと自体は、本当によかったと感じています。
人生でも指折りのいい選択だったと。
ひとり税理士になって身についたスキル3選
独立してよかったと感じることの1つは、生きていくためのスキルが身についたことです。
値付けと営業のスキル
食べていけるか?という不安はあるものの、じぶんで値付けをして、そのまま入金されるというのは独立しないと経験できなかったことです。
頑張れば、それに見合った収入が入ります。
そのために営業が下手でも「値付けをどうするか?」は、相当考えました。
ひとりなので、値下げ合戦、安売り競争に巻き込まれるわけにも行かないですし。
営業下手なりにじぶんがお客様と事務所の契約までつないでも、そのわずかしか給料に反映されない勤務時代に感じていたジレンマは今はありません。
この経験は独立してみないとできないことで、安売りしちゃダメだということを強く感じることのできたとても大きな経験、スキルです。
人の目をサッとかわすスキル
ひとり税理士という少数派を選択。
周りの人とは、違うところって結構多いものです。
この少数派にいることで、過去の自分と比べてもメンタルは強くなりました。
「いつもスーツ着ていないけど」
と近所の奥様方から言われているかどうかは定かではありませんが、まぁそういう話がされていてもおかしくはありません。
でも、そういうのはあまり気にならなくなりました。
何か飛んできたら「サッ」とかわすようにしています。
そういえば、先日、税理士のとある打合せがありましたが、男性で、私服でリュックの登場は私ひとりだけ。
周りから見ると、明らかに浮くのでしょうが、かと言って、別に何か言われるわけでもなく。
じぶんが「何か言われるかも…」と思い込んでいるだけってことも多いものです。
ある参加者の方には「やっぱ、スーツよりそっちの方が、らしくていいわよ」と言っていただきましたし、そんなものです。
というわけで、人の目をサッとかわすスキルも、独立後に身についたスキルです。
子どもと遊ぶ時間を確保するスキル
独立してから、家族と一緒にいる時間はかなり増えました。
平日にも、こんなことができるようになっています。
- 朝ごはんは必ず一緒に
- 長女(11)を見送る(時には長男(4)も見送る)
- 夕方予定がなければ一緒に遊ぶ(散歩、公園)
- 風呂でマンガの話をする(最近はキン肉マン、翼、ガンダム、星矢を伝承中)
- 夜ご飯を一緒に
- 長女(11)の宿題を見る
- 夜、寝る前に本を読む(ブクログに登録)
長女(11)が小さいときは、勤務中で平日にそれほど一緒にいてあげられなかったのですが、独立してからは、一緒にいる時間はかなり増えました。
長女(11)は、早起きして机に向かっているので、朝、起こすのは私の日課ですし、長男(4)とも、今では、共通のネタで盛り上がることも普通になりました。
知らないことがたくさんで、矢継ぎ早に質問が来るんです。最近だとこんな質問が来ました。
「シャアザクはやい?」
「星矢、誰が一番強いの?」
「スカイラブハリケーンってどうやるの?」
と、いった感じで。でもまぁ、こういう時間も欠かせません。
親になってみると、自分が小さい頃に夢中になったことと、同じマンガネタを共有できるというのは、夢見ごごちのようなところもあります。
「どんな生き方を選ぶか?」で身につけるスキルを決めるといい
私の場合だと、独立したことで、生き方はすごく変わったなぁと感じています。
自分のやりたい仕事を選び、じぶんで企画して、頑張ればその分反映されます。
それは、税理士業だけじゃなく、ブログ業も、セミナー業といったものも含めて。収入もそうですが、それ以上に経験値、出会いといったボーナスもあります。
うまくいかなくて、「ありゃ?」とガックリすることもありますが、自分で選んでいるのでそれはそれで納得はしますし、そこも含めて生きているなぁと感じます。
その一方で。うまくいったときは、自分が想定していなかったような光景を目の当たりにすることもあります。
ブログを始めてからというもの、普通だったらないような出会い、つながりがあったりもします。ブログをやっていなかったら間違いなくやっていなかった経験もあります。
(WordPressを触るのもそうですし、発信もそうですし)
そのブログ毎日書くことを選べたのも、前述のようなスキルを身につけることができたのも、独立してひとり税理士になったからです。
独立することは、誰にでも勧められるものではないですが、独立したいという思いがある、迷っているというのであれば、ぜひ前向きに動いてみてほしいなとは思っています。
あまり自分で向いているかどうかを考えるより、「自分がやりたいかどうか?」ですね。
【編集後記】
昨日はオフ。子供たちは友達家族とプールへ。で、ひとりカフェへ。夜は外出。友人とスタバでした。いつも行くところで空いているのですが、夜だとすごい人で…。よ、夜はもういいかな。
【昨日の1日1新】
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