独立すると、選び続けることになります。
独立前にはそれほどやっていなかった「選ぶ」。いいトレーニングになっています。
独立前と現在で違うこと
独立する前と、独立した後の大きな違いは選択すること。
独立するまでに組織で働いた期間は、ざっと16年ほど。
その間、じぶんが動かなくても、ある意味ベルトコンベアーのように流れていきました。
「決算の本確定は5月○日だから」
「月次決算の締め切りは5営業日から3営業日に前倒しにする。親会社に報告は○日」
「PCはThinkPadで」
「勤務地は来月から東京に」
独立するまでに、仕事の上で選んだこと、パッと浮かぶのは「どこに就職するか?」「退職する」「税理士試験を受験する」「独立する」くらいのもので、選ぶことはそれほどこなしていません。(私は)
これが、独立するとなると、途端に選ぶことだらけです。
独立前は選ぶことをそれほどこなしていないので、慣れも必要で、どこかで不安を感じたり、失敗もありますが今は選べるようになってよかったと感じています。
独立することは選び続けること
独立してからは、誰かが決めてくれるわけではありません。
すべて自分で決めます。でも、それがいいのです。
- どんなしごとをするか?
- やらない仕事は?
- どんなPCを使うか?
- どんな服装で行動するか?
- 誰と仕事をするか?
- いくらで売るか?
- 会社をつくるか?
- どこの会計ソフトを使うか?
- 何時から仕事をするか?
- 何時まで仕事をするか?
- 休みはどうするか?
- ネットに住むか?
- セミナーをやるか?
- ランチの時間は?
さらに、ブログを書くのも、本を読むことも仕事という位置付けです。
こういったことは、じぶんで決めることができます。
例えば、昨日は相続の不動産を見にいくのに、短パンと半袖シャツとリュックで行っていますし、別の日は半日、Excelを研究するという時間を選んでいます。
夕方に、ちょっと運動したり、子どもと一緒に公園に行ったりとか。
今はこういう時間も普通に選ぶことができるようになりました。(以前はなんとなく罪悪感も)
平日に旅行に行くのも、休むのも自分で選べばいい話です。
もちろん、選んでも、思うようにうまくいかないこともあります。でも、じぶんで選んでいるので「仕方ないか」と納得はできます。
色々考えて、色々変えてみています。
人の考えには触れる
ひとりで仕事をするようになって、意識していることの1つは人の考え方にも触れることです。
本でも、ブログでも、セミナーでも類は問いませんが、人の考えに触れてみると、自分と違った支店にも気づけます。
ひとりで考えつくことには、限界があると思っています。
だからこそ、他人の考えに触れて、刺激をもらうことって大事なんじゃないかと考えています。
現に、他の方の考え方を知って、「なるほどー」と感じて、行動につながることもよくあります。
わたし自身は、ひとりでもゆるーいつながりは必要だと思っていますし、アンテナを高めにしておくことで、自分自身がその先で選ぶときの参考にもなるはずです。
独立するかたは、他の方のよかったことや失敗したことなどの経験を参考に、選びやすくしておくのは、おすすめです。ブログだけでも参考になる情報はありますし。
ひとりしごとでもゆるーいつながりはあるのがいい | GO for IT
独立しないとわからないことは、確実にあるので。
【編集後記】
昨日は相続税申告の土地の調査へ。現地で隣の家の犬にけっこう吠えられました。お客様から「隣の犬がやたら吠えるので気をつけてください」とアドバイスもらっていましたが、あの勢いじゃ首輪つながれてなかったら、確実にやられてました。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
名東区役所