10連休でもフリーランス・ひとり社長が毎月決算をやるなら押さえておきたい3つのコト

フリーランス

数字を見ることでわかることは、少なくありません。

そのため経理をし、毎月決算していくことは欠かせません。フリーランスでも、ひとり社長でも積極的に数字を使っていきましょう。

毎月決算で地図を持つ

経理。

毎日、毎朝、やっていることです。

経理はめんどくさいものですが、それでも毎日やっているのは、前月の数字や前期と比べてみたりして、現在地を知るためです。

 

「これからどうする?」を考えるにも、材料があった方が考えやすく、それが実績、つまり毎月の数字です。

 

毎月決算は、いわば地図のイメージ。

地図がないと「利益は出てるの?」「税金はいくらなの?」ということがわからずに、不安が募るばかりです。

だからこそ、毎月の決算をやっていますし、おすすめしています。

10連休でも毎月決算をやるためにチェックしておきたい3つのコト

毎月決算するには、通帳、領収書を経理処理していれば、それでいいというものでもありません。

それだけでは足りません。

毎月決算をするために、ここで一度大事なポイントを見ておきます。

欠かせないことは色々とあるのですが、特にチェックしておきたいのは、次の3つです。

預金残高を通帳と一致させる

とにかく、まず最初にやるべきは預金の残高を通帳に合わせること。

ここがあっていないと、経理の信用性は大きく下がります。

「本当に大丈夫かいな?」と。

ということで預金残高は必ず一致させましょう。

今回の10連休だと、銀行の4月最終日は26日。

月末残高の確定はいつもより早くなります。

なお、クラウド会計だから残高あってるでしょと思うかもしれませんが、間違えて仕訳対象外にしちゃっていることもあるので、きちんと確認しておきましょう。

発生する日付で計上する

毎月決算をするために必要なのが、入金日や支払日で経理するのではなく、取引日で経理をすることです。

発生主義といわれるものです。

つまり、5月になってから売上代金の入金があったとしても、売上げたのが4月なら4月の日付で売上にする必要があるということです。

銀行の4月最終営業日、4月26日までにあった入金を確認して、売掛金の残高が正しいかどうかもチェックしておきましょう。

発生主義の考え方は経費も同様です。

4月に取引したものなら、4月の日付で経費処理をします。

例として。ひとり社長の場合、社会保険料を月末に払うわけですが、今回の10連休の影響で納付期限は2019年5月7日になります。

そして5月はもう1回、31日にも支払日があるので、結果として5月は2回払うことになり、法定福利費が通常月の倍が経費になるという結末を迎えます。

これを正しくするためには、たとえ4月の月末が休日で支払いがなくても、

4/30 法定福利費 XX 未払金 XX

という経理処理をして社会保険の会社負担分を計上しておきます。

で、実際に支払った5月7日には、

5/7 未払金 XX / 預金 XX

と経理することで、未払金が消えます。これで経費は4月に、支払いは5月に、が実現します。

補足
3月も月末が休みなので、支払ったときに法定福利費で処理していれば、そこもズレていることになります。

他の経費も仕訳については同様の考え方です。

金額の大きな経費は毎月同額で

経費の中にも、毎月均等額で経理処理した方がいいものもあります。

たとえば、減価償却費。

減価償却費を12月や決算月のタイミングで一度に経費処理することで、その月に経費がドーンと経費計上され、利益が出ると思っていたら、結局それで赤字だった、ということもあるとか。

「これまでの毎月決算は何の意味があったんだ…」ということにもなりかねません。

そうならないように、大きな経費については、「経費の年額×1/12」して毎月同額で経費処理しておきましょう。

そのほうが大きな経費が平準化されて(平らになって)「毎月、固定費はいくら?」というのもわかりやすくなるので。

今回はフリーランスやひとり社長向けの記事ですが、従業員がいる場合であれば、賞与なども同様です。

毎月決算をやるなら、判断を誤らせるような大きな金額の経費は「経費の年額×1/12」で平準化しておきましょう。

前年の実績から大きな経費をチェックしてみるのもいいかと。

経理を毎日やるのは変わらない

毎月決算のために前述のようなことをやっておく必要はあるのですが、ただ、その根っこの部分は自分がやった取引をすべて経理することになります。

そして、今年は10連休となるわけですが、とはいえ、経理も合わせて10連休にする必要はありません。

経理は溜めてしまうと、やるのがおっくうになるので、溜めないで日々経理していくのをおすすめしています。(連休になるのですが、溜めると私もやりたくなくなるので。)

私は毎朝、前日の分を経理をしています。

昨日だと領収書は3枚でしたので、経理する時間はそれほどかかっていません。

 

そして、5月1日は祝日なのですが、4月分の決算と数字のチェックはいつもどおりやる予定です。

経理を習慣化するには、どのタイミングからでもいいわけで、もし、やっていなければ10連休と言わず、早速、明日からでもはじめてみましょう。

 


【編集後記】
昨日は午後からお客様訪問。夜はとある対応のために本山付近で密会し、食事を。色々といい話が聞けました。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
ひもの亭
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相続税申告・ひとりしごとをサポートします 植村豪税理士事務所

相続や贈与のことでお悩みの方、「決算書の数字が読めない」、「資金繰りを改善したい」、「クラウド会計を使ってみたい」というひとり社長やフリーランスの方のサポートに力を入れています。

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