フリーランスが必要経費になると勘違いしそうな支出5

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フリーランスが経理で迷いがちなのは、何の科目にするのか?ということ。

経費になる科目の範囲で、科目を間違えても税金に影響はありませんが、そもそも経費にならない取引には注意です。

今回は誤りやすい経理処理について、取り上げてみます。

経費になるかどうか?

「これ、経費になるのかなぁ?」

フリーランスなら誰もが感じる疑問ではないでしょうか。

気をつけたいのは、次の2つのパターンです。

 

  • 本来経費にならないものを経費にする
  • 本来資産(負債のマイナス)にするべきものを経費にする

まず、経費になるかならないかのポイントは、ざっくり言うと、「仕事に関係あることを説明できるかどうか?」

説明できるなら、経費になりますし、できないなら経費になりません。

同じカフェ代でも得意先の人と打合せしたなら、経費ですし、家族で飲んだなら経費にならないという感じです。

 

あとは、資産になるべきものを経費処理してしまうというもの。

資産(負債のマイナス)にするべきものを、経費処理してしまうと税金が変わってしまいます。

これは間違えないようにしたいものです。

よくある勘違い 経費にならない支払い5

経費にならないのに、経費になると思われがちなもの。資産(負債のマイナス)になるのに経費になると思われがちなものにはどんなものがあるのでしょうか?。

よくある、実は…経費にならない支払いを5つ挙げてみました。

① 自分の手取り

「これは自分の給料だから…」と経費で処理したいところですが、フリーランスの生活費となるお金は残念ながら、経費になりません。

会社は社長である自分に給料を支払えますが、個人はこれがありません。

自分が自分に給料を払うというのも変な感じですし。

ちなみに、会社の場合には、個人と会社は別の人という扱いです。

フリーランスが生活費を払ったときは、次の仕訳で処理しておきましょう。

借方科目 借方金額 貸方科目 貸方金額
事業主貸 200,000 預金 200,000

② 借入金の返済

借入金の返済については、通常、借入金の元本と利息を一緒に払います。

利息については、元本にプラスして支払われるお金なので、経費になるのですが、元本については、銀行からお金を借りたときに売上にしていないはずです。

補足
借入金があれば、貸借対照表の負債(右側)に載っています。

借入金元本については、そもそも借りたものを返しただけですから、返済元本は経費になりません。

利息は経費になります。

借方科目 借方金額 貸方科目 貸方金額
借入金 50,000 預金 52,500
支払利息 2,500

③ 所得税、住民税

フリーランスが払う税金の中でも、所得税と住民税についてはそもそも経費になりません。

個人事業税は経費になりますし、償却資産税や自動車税などについては、仕事(事業)に関係する部分だけが経費になります。

所得税や住民税を支払ったら、事業主貸とし、

借方科目 借方金額 貸方科目 貸方金額
事業主貸 300,000 預金 300,000

個人事業税や償却資産税、自動車税を支払った場合には、「租税公課」として経費にします。経費にならない部分は「事業主貸」にしておきましょう。

④ 敷金

事務所を借りるときに支払ったお金のうち、敷金は経費になりません。

事務所を出るときに、お金を返すからです。

借方科目 借方金額 貸方科目 貸方金額
敷金 300,000 預金 300,000

それまでは、敷金として貸借対照表の資産(左側)に表示しておきます。(借入金は右側)

補足
礼金があれば、20万円未満ならその年の必要経費とし、20万円以上なら全額をその年の経費にしないで、5年間か賃借期間のいずれかの期間で必要経費にしていきます。

⑤ 国民健康保険・国民年金・小規模企業共済掛金

フリーランスであれば、国民健康保険に加入し、国民年金保険料を払っています。

この保険料は所得から差し引くことができる金額です。

ただ、こちらは経費ではなく、所得控除というもの。

「社会保険料控除」として、申告書に直接入力します。

ゆえに、経費処理してしまうと、2重で引くことになってしまいます。

通帳から払っている場合には、「事業主貸」で処理しておきます。

借方科目 借方金額 貸方科目 貸方金額
事業主貸 200,000 預金 200,000

小規模企業共済の掛金についても、同じで、支払ったときの経理処理はやっぱり「事業主貸」を使います。

フリーランス・会社の社長なら知っておきたい2つの制度 小規模企業共済とiDeCo(個人型確定拠出年金)

2018.08.22

資産や負債になる科目は残高をチェックする

特に気をつけたいのは、資産になる科目や負債の科目です。

まずは貸借対照表に載っている科目については、特にマークしておくべきです。

本当は敷金になるのに、経費処理してしまうと、敷金が戻ってくるときに敷金の科目が貸借対照表に載っていないので困ります。

一方で、借入金の返済をしたはずなのに、経費処理してしまい、元本を借入金の科目から減らしていないと、借入金の残高はいつまでも残っていることになってしまいます。

こうなると結局、修正申告するしかありません。

貸借対照表は、残高の管理をする表。

例えば、

  • 預金
  • 売掛金
  • 在庫
  • 減価償却資産(帳簿価額)
  • 敷金
  • 買掛金
  • 借入金

といったものは、残高があっているかどうかを定期的にチェックしておきましょう。

 


【編集後記】
昨日は1日オフ。朝から新城市の山の上、作手村のイベントに。子どもも、大人も乗れる小さな電車や汽車に乗ってきました。ほかにも子どもたちのリクエストで、ニジマス釣りとつかみ取りに挑戦。

ニジマスのエサは、『いくら』。私がニジマスだったらきっと速攻で釣られてますな…。つかみ取りの方は、ニジマスの動きがとにかく早く、流れが強いところでわかりにくいところにうま〜く隠れていたりと3人で翻弄されてました。子どもたちにはいい体験になったんじゃないかなぁと。

【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
ローソン 刈谷丸山店
ニジマス釣り
ニジマスつかみ取り
OKAZAKI FARM  八丁味噌野菜ラーメン


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