じぶんが体験して楽しいこともあるのですが、誰かの背中をそっと押すことも楽しんでいます。
じぶんが過去にやってきたことだから背中を押せます。
楽しいことは多めに
税理士受験、わたしにとってはそれなりに試練でした。
何と言っても仕事をやめて退路を断ち、勉強だけに専念していたのですから。結婚していればふつうはやらないでしょう。わたしの場合は、家族を巻き込んでいますから生半可なことはできません。
挫折したら終わりだな、この先の人生もどうなるのか?と考えると不安でした。でも、退路を断つとはそういうことです。
正直、仕事をやめて勉強だけしていたわけですから、最初のうちはいろいろ考えてしまうこともありました。周りの友人が仕事をしているときにじぶんは何をやっているんだろう?と。
ただ、考えても決意はブレず環境を変えるわけでもないです。なので、その状況をとにかく楽しむことにしたのです。それによってその後はブレることなく、友人もできたりと合格まで勉強を続けることができました。
そんな経験からも、せっかくやるなら楽しんだほうがいいと考えるようになりました。
独立した現在も同じように考えています。
「独立して食べていけるか?」
「お客さまが来てくれるか?」
「家族にも楽しんでもらえるか?」
などと、独立する前は悩ましいこともあったのですが、結果的に敷居を下げて飛び込んでみたわけです。
どこまでひとりでいられるかは何ともいえません。ただ、不安を感じてばかりいても仕方ないですしせっかくの独立。
時間を自由に使える、好きな道具を買える、いいつながりをもてるなどの魅力もあり、この独立という環境を楽しむようにしています。
せっかくなら「楽しい」が多いほうがいいです。
誰かの背中を押す楽しみもある
独立後の楽しみは、じぶんのこと以外に誰かの背中を押せるというのもあります。
発信をするようになって、誰かの背中を押すという体験もできるようになりました。
たとえば、
「ブログ記事を見ながらやってみました」
「わたしもあの場所に行ってみたんです」
「やってみたいと思って申し込みました」
という声をいただけることがあります。
じぶんの体験や考えを発信することで、見ていただいた方の行動を促すこともあるんだと気づいたのです。
また、それがうれしかったのです。
そんなわけで、せっかく発信するならじぶんも楽しむようにしたいし、誰かのきっかけになればいいよなーとも考えるようになりました。
個別コンサルティングやセミナーでも、じぶんの経験や体験談を出して、申し込んでいただく方の背中を押すようにしています。
お客さまにも挑戦してほしいなと思って背中を押すことがあります。挑戦しないと変わらないことも多いですから。
じぶんがやったことだから背中を押せる
と言っても、無責任に背中を押しているわけではありません。
0→1の状態だと必要以上に敷居を高くしてしまいがち。でもやってみたら意外とできたみたいなことはよくあるはなしです。
・Excelが苦手
・相続税の申告をやったことがない
・独立してやっていけるのか
どれもわたし自身がやってきたことです。じぶんが過去に通ってきた道。、肌感覚でわかっていることだからこそ、他の方の背中を押せるかどうかもわかります。
それよりも「やってみたいかどうか?」の気持ちのほうが大事です。
たとえば、独立したくない、相続の仕事をやりたくないということであれば、わたしがサポートできることはありません。でも、やってみたいけど、やったことがないから不安だということであれば、少しはできることがあります。
それが敷居を下げて背中を押すことです。
未経験のことでも「じぶんはこうしている」を伝えることでイメージしてもらうこともできます。
セミナーでも背中を押させていただいて、うれしい声をいただけました。
「植村先生のセミナー、毎回とっても楽しいです。今回は特に、肩の力が抜けて根拠のない自信がついた気がします。笑」
まさにドンピシャとはこのこと。ありがとうございます。
じぶんだけでなく、お客さまが前向きになれたならば、わたし自身もうれしい声を受け取って楽しめますし、また次へのモチベーションにもなります。
自分のこと以外でも楽しめることを増やしておくのはおすすめです。結果としてじぶんも楽しめますので。
【編集後記】
昨日は午後から打合せ。夕方にクルマの掃除を。けっこう次は汚れにくいようにいろいろAmazonを見ながらアイテムを揃えています。夜はFC25の予約を忘れていたので抜かりなくやっておきました。
【昨日の1日1新】
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