サンプルが必要かどうか。サンプルといえば無料なわけですが、わたしは必要だという考えです。
その理由をまとめてみました。
さんぷる工房の商品サンプル
さんぷる工房は、岐阜県の郡上八幡にあるお店。文字通りサンプルをつくれるお店です。
昔ながらのレストランでよく見かける商品サンプル。ほっけまで実にリアルです。サンプルがあればどんな商品なのかもわかりますから、注文後にイメージと違っていたということをなくせます。
それにしても、お寿司からやきとりまで。ろうでつくっているとは思えないほどの精度です。
サンプルをつくることもできます。長男(9)につくってもらいました。コーヒー牛乳をこぼしたスマホスタンド。パンと牛乳びんの間にスマホを立てるのがいいアイデアだなと。
それはそれとして。
サンプルがあれば、買う前にもどんなイメージの商品なのかがわかります。その点でサンプルがあるとイメージのズレがなくなるので助かります。
では、売る側としてサンプルを用意するかどうか。わたしは用意しています。
無料と有料は並び立つもの
わたし自身、提供しているサービスをネット上のメニューに出しています。
とはいえ、ただメニューを出すだけで買っていただけるかどうか。
キビシイでしょうね。
どんな人なのか?誰が売っているかもわからないでは、買うイメージがわきません。MacやiPadもなんだかんだで発表会の動画で何ができるかをチェックしてから買っています。
なんらかの方法で買っていただく前の段階で体験してもらうほうがイメージはしやすくなります。
そこでサンプルの登場です。
サンプルがあれば、商品のイメージがしやすくなります。
・誰が売っているか?
・どんな商品なのか?
サンプルがあれば伝えることができます。
もっとも、サンプルがなくてもメニューだけで伝えることはできる方もいるかもしれません。が、
よほど違いがなければそうはならないでしょう。
ということで、無料のサンプルと有料のメニューは並び立つものです。
このさんぷる工房のサンプルも、サンプルでありながらも、実は値付けも出しています。寿司のセット、
ステーキ、
エビフライ定食など。すでにサンプルを見ているので、買ったあとに「いや、違うじゃん」ということはまずないかと。
そして、じぶんを伝えるサンプルになるのは発信です。
「発信」というサンプル
なぜ発信がサンプルになるのか?
発信にはよくもわるくも、じぶんが出るもの。
中にはあえて出さないこともありますが、いっぽうですべてを装うこともできません。
ブログやメルマガを通して考え方や雰囲気がにじみ出るのです。
だから、発信をすることでどんなヒトが提供しているかはわかっていただけます。
で、しばらく発信を見ていただいて、合うならそのまま読んでいただける可能性がありますし、合わなかったら去っていくことにはなるでしょう。
これはサンプルの効果そのものです。
お店でサンプルをだしてもらったときの状況を考えてみればわかります。
・気に入って商品を1つ手に取るか?
・気に入らずにその場を去るか?
サンプルがあるから、あとからのミスマッチになることを防げますし、サンプルの段階で違いを味わってもらうこともできます。
すると、気の合う方に仕事を依頼していただけるようになります。
毎日発信というサンプルを出していることもあり、大きなミスマッチになることはありません。
じぶんを伝えるためのサンプル、用意しておきましょう。
【編集後記】
昨日は長男(9)の運動会を見に小学校へ。かけっこと玉転がしと友だちと全力で楽しんでいるところを写真に撮りました。200mm〜300mmあれば運動会もけっこう撮れました。午後は自宅でゆっくりと。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
長男(9)の運動会でテレコンバーターを使って撮影