独立すると何をするかも自由。他責がなくなります。
じぶんでなんとかしないといけない。
ただ、それがいいとも感じています。
「〇〇がNGだといったから」
組織で働いていると、何の目的でやっているかわからない仕事があったり、二重になっている仕事があります。
先日見かけたのは、メールアドレスと電話番号の両方を入力するフォーム。
連絡先を知りたければ今やメールアドレスがあれば足ります。
電話番号を書くフォームを多く見かけますが、電話がかかってきた試しがありません。
どうでもいいときは、適当な番号を書くこともあるので、そのせいかもしれませんが。
「前からやっているから」と二重の仕事、意味のない仕事と決別することができないというのは、他責です。
「上司が電話番号も入れてっていってたから」と。
他責ではじぶんの意思がないことになります。それはできるだけ避けたいもの。
少なくともわたしはイヤでした。
ただ、組織だとやめるのはカンタンではありません。
多くの方が関係していることもあり、皆が同じ意見になるのは至難の業。
結果、「なくていいのに…」と思っていても、しがらみがあってなくせない、ということもあるでしょう。
わたし自身も勤務時代には同じような経験はあり、それなりに苦しみました。
だからこそ、他責にしないくてもいいひとりを選んでいます。
登場人物が減れば変えやすくなる
独立後、ひとりを選べばすべてじぶんで決めて行動することになります。ただ、メリットもあります。
たとえば、仕事のやり方を変えたいと思ったときにも変えやすいです。
その理由は登場人物が少ないからです。
影響するのは、じぶんだけ。もしくはじぶんとお客さまだけです。
お客さまとの二重の仕事をなくそうとするならば、お互いの同意があればいいわけです。
現に独立当初、こういう仕事の流れがありました。
・お客さまからが手書きして資料をつくる(紙に書く)
・資料を受け取って、その資料を見ながら入力する
というように。
お客さまの手書きとする内容と、こちらで入力する内容が同じなら完全に二重の仕事です。
ある日、仕事のやり方を変えてみませんか?とお客さまに提案したのです。
具体的には郵送のやりとり、手書きをやめて、Dropboxで共有したExcelに入力していただき、そのExcelをこちらでチェックするというやり方です。
結果として、お客さまに手書きしていただくことはなくなり、こちらで入力する仕事もなくなりました。もちろん、郵送のやりとりも。
お互いの仕事の効率がよくなったのは、いうまでもありません。
このやり方を考えて提案したのは、当時のわたし。
他責にする余地はないです。それがいいところです。
その代わり、合意がとれれば、やり方を望むように一気に変えられる可能性があります。
だからこそ、じぶんなりにやり方を考えて、工夫するモチベーションも出てきます。
変えられないとすれば?
とはいえ、必ずしも通るとは限りません。
お客さまが「NO」といえば、変えられませんから。
・Excelを使いたくない
・Dropboxでなく郵送がいい
などの声はありえます。
だからこそ、一緒に仕事をする方とは方向性があうことが大事です。
お互いに「なくていいや」と感じることができるように。
ひとりを選べば変えやすいいっぽうで、変えられないと大ダメージを負いますから、誰と仕事をするかは大事になります。
他責を考えないためにも、そもそもミスマッチがないようにしておきたいものです。
そのためにはじぶんがどうやりたいか?
その考え方を先に出しておくことが必要です。
【編集後記】
昨日は個別コンサルティング2コマ、経理やExcelなどでした、その後、相続メルマガの発刊。終わってからiPad Proを受け取ってテストをしました。OLEDが予想以上にいいのとFaceIDの精度がこれまでよりかなりよくなっていて快適です。
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