独立したら、じぶんでやるか、外注するかを選ぶことはできます。
これまでの経験から、独立後に身につけたほうがいいなーと思うものを3つ挙げてみました。
ITに投資する
仕事をする場合、その母艦になるのはパソコンです。特にひとりを選ぶなら、どこにでも持ち運べるノートパソコンは便利です。
ノートパソコンがあれば、なにかトラブルがあったときのリスクを減らすことができます。
そのノートパソコンには、ある程度のお金をかけたほうがいいでしょう。安いパソコンもありますが、安いがゆえに動きが遅いということもあります。
性能がそれなりによく、軽めのパソコンとなると、値段は15万円以上のものになりますが、やはりおすすめです。
また、仕事のやり方を変えるのにもITスキルがあると変えやすいです。
身近なところだと、タイピングやExcelなどでショートカットキーを使うことで処理は早くなります。毎日ちょっとずつやってみましょう。仕事しながら磨けるスキルです。
独立すれば、どうやって仕事をするかにも上司からのNGなどの縛りがないわけで、ITに投資することでの効果を得やすいのもメリットです。
営業する
営業が苦手なら独立後には外注するという手もあるでしょう。
わたしも営業はどちらかといえば苦手です。それでも営業はじぶんでやったほうがいいと考えています。
なぜなら、営業をお願いしても、いざ商談となればミスマッチになる可能性は高いからです。
たいてい、メリットの方を中心に伝えているでしょうし、ただ、デメリットも存在するわけです。
何がデメリットになるかは人それぞれでしょう。
わたしの場合は、
・電話は使わない
・今すぐのニーズに対応できない
・夜の打合せはしない
・スーツを着ない
・入力の仕事をやらない
・紙のやりとりをしない
といったことがデメリット。きっと合わない方も多くいらっしゃるでしょう。
それなら、じぶんで営業して最初に伝えておけば、ミスマッチをなくすほうがお互いのためにもいいわけです。
具体的には、ネットを通じて事前にお伝えしています。
そのいっぽうで、気の合う方と出会えたときには素直に喜べます。
じぶんで営業すると「どうしたらいいか?」を深く考えます。すぐには上手くいきませんから。
その試行錯誤を通じて、じぶんに合う営業方法を見つけることができます。
わたしの場合は、交流会に参加するような営業や飛び込み営業は苦手なので、ネットで発信する営業にたどり着いています。
もっとも、そうそう気の合う方と出会えませんから、カンタンではありません。
その負荷はかかるのですが、営業はじぶんでやるのがおすすめです。
経理する
営業も大事ですが、営業に比べると経理は軽く見られることが多いです。
「任せればいいや」と。
ただ、どちらも大事。経理もじぶんでやることをおすすめしています。
なぜなら、営業ができたとしても、
「実は利益が出ていなかった…」
「利益が出ているのにお金がない…」
といったことがあるからです。
経理をやっていないと、地図を持たない状態で仕事をしているのと同じこと。
右か左かどっちに行けばいいかもわかりません。
お金が減っていることにも気づけませんし、売上のお金が振り込まれていなくても気づかない可能性もあります。
利益を出して税金を払わないことにはお金は増えません。
数字をチェックしていないとこの本質をなかなか実感できないでしょう。
経理をやっていれば、未入金があったとき翌月の早いタイミングで気づけます。
すぐに督促をかけることができます。
同様に、銀行からお金を借りるタイミング、値付けを見直すべきかどうかにも気づけます。
数字のことを学ぶのは仕事をするようになれば、必須科目でしょう。
独立してから本腰入れてやることも多いでしょうが、これらのスキルで独立後の生き方も変えることができます。力を入れて勉強してみましょう。わたし自身もお客さまのお手伝いをさせていただくことがあります。
もう1つあげるとすれば、「お金を借りる」というのもありますね。銀行とのやりとりやお金を借りるために資料をつくってプレゼンするのは、数字を学ぶ意味でもいい勉強になります。
というわけで。
これから独立される方、独立されたばかりの方に参考にしていただるとうれしいです。
【編集後記】
昨日は税理士業。Amazonで長男(9)と新しいサッカーボールを選び、結局チャンピオンズリーグのボールに。個人的にはEURO2024の公式ボールのほうが好みでしたけど、長男(9)はチャンピオンズリーグ一択だったようで。ま、流されないのはいいことです。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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