新しいことをやるなら、割り切りも必要です。
モバイルオーダーの例をもとに考えてみます。
モバイルオーダーが突然終了に
最近は飲食店などを中心にモバイルオーダーを使えるお店が増えてきました。モバイルオーダーがあると外にいても注文できて、お店についたら商品を受け取ることができます。
レジに並ばなくても商品を受け取れるのは、大きなメリットです。
以前にとあるお店でモバイルオーダーが使えると知って、過去2回ほど利用しました。
そのときに見た限り、そのお店でモバイルオーダーを使っている方はいなさそうでした。
で、わたしはモバイルオーダーを使っていますから、飲食を終えたら黙ってお店を後にするわけです。店員さんからも特に何も言われませんから、「ちゃんとわかっているのかなぁ?」と気にはなりました。
一応、伝票では決済が終わっていましたのでいいかなと。
先日、そのお店のモバイルオーダーを利用しようとしたら、なぜかモバイルオーダーが使えず、持ち帰りでしか使えなくなっていました。
まさかと思い何度も確認しましたが、やはりなく…。どうやら店舗内では使えなくなったようです。
店員の方や他のお客さまがわたしが「無銭飲食」したとカン違いするといけないからなのか?
理由はよくわかりませんが、いずれにしても終了。残念です。
せっかくモバイルオーダーをやるなら、先に決済すればいいわけです。
店内に入らないとオーダーできないというのでは中途半端。
ときには割り切りも必要です。
割り切らないと変えられない
新しいことをやるときにはメリットがあるからやってみるわけですが、同時に何かしらのデメリットも生まれます。
ただ、デメリットを気にしすぎると、変えることはできません。
もちろん、デメリットのほうが大きければやめるという選択肢もあるでしょうけど、そうでなければ受け入れることも必要でしょう。変えられませんから。
たとえば、売上のお金をいただくとき、わたしは「振り込み」と「カード払い」、2つの選択肢をつくっています。カードはお客さまにとって、サッと決済できて便利だからです。
ただ、カード決済にもデメリットもあります。それがカード手数料。
Stripeの場合は3.6%の手数料を引かれるので、入金が少なくなります。金額が大きければそれなりに。
ただ、このデメリットは受け入れています。
デメリットよりも利便性というメリットを優先したいからです。
仮に手数料を払ったとしても導入する価値があり、振込以外の選択肢も用意できます。
ただ、カード手数料を気にしすぎると、カード払いを選択肢として用意することはできません。
事実、動画販売でも「カード決済」と「銀行振込」、2つの選択肢を用意していますが、カード払いを選ばれる方が9割です。お客さまからすれば、どちらでも同じ金額です。
やはりサクッと決済できるというのが理由でしょう。ただ、銀行振込を好まれる方もいらっしゃいます。
こちらからすればどちらでも問題ありません。
割り切ればこだわり
すべてのニーズに応えられない以上、割り切りは必要です。
ただ、あえて割り切ることがこだわりにもつながります。
わたしのこだわりは、現金での受取りはしないというもの。
売上のお金を受け取るとき、現金では受け付けていません。
もしかしたら、現金で払いたいというニーズがちょっとはあるかもしれませんが、その選択肢はつくりません。
売上のお金をいただくのに、対面しなくてもいいかなと。
小銭を数えるのが好きではなく、スマートにやりとりしたいです。
ましてや、現金の請求はしにくいもの。
お釣りのやりとりも、数え間違えのリスクもあります。領収書の発行も手間です。
お客さまの選択肢も大事ですが、じぶんが望まない以上、選択肢に入れません。
結果、現金払いをしたい方にとっては、デメリットに映ることでしょう。
割り切らないと、変えることはできませんし、割り切ることでじぶんなりの軸を出すことができます。
ということで、割り切りも大事です。
【編集後記】
昨日は確定申告、法人の月次、打合せ、株価評価などを。夕方に長男(9)の歯医者の付き添いでした。夜はチョコをいただきました。ありがたや。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
ミニストップ 本格肉まん
ミニストップ チーズピザまん
とある手続き