プールで溺れるというのは、できればないほうがいいです。
ただ、上手くなるためには避けられないことです。
独立後にも溺れないと上手くなりません。
プールへのトラウマ
小学1年生の頃、授業で初めて学校でプールを体験しました。
苦い思い出なので、今でも覚えています。
6年生の子に肩車してもらってしゃがんで水に潜るというのをやったときに、水を思いっきり飲んでしまったのです。
そこからしばらくプールがトラウマに。
母親が泳げたほうがいいからとプールの申込書をもらってきたのですが、スイミングスクールに行くのがイヤで隠しました。
パンフレット隠したくらいでは何ともならないのですが、8歳のわたしはパンフレットがなくなればプールにいかなくて済むかと思っていたのです。
結局、プールには通うことに。
でも、そのプールに毎週通うことで泳げるようになり、水への恐怖もなくなっていきました。
中学生になるまで5年位通いました。
子どもにも教えることができましたし、泳げるようになったのは人生の大きな収穫でした。
当時、プールに通う前には母親に腹を立てていましたが、今となっては感謝しています。
とはいえ、泳げるか泳げないかはどちらでもいいことです。
泳げたほうがいいのでしょうけど、泳げなくても生きていけますから。
ただ、泳ぎたいなら一度は溺れないといけないでしょうね。
やらなくてもいいことをやる理由
この一度は溺れるという幼少の苦い経験は、人生においても役に立っています。
何でも最初はもがくということです。
独立して8年ですが、やはり最初はもがきました。思いっきり。
それ以外にも新しいことに挑戦すれば、もがくところからスタートしてきました。
- 発信する
- 人前で話す
- ITスキル
- 執筆する
- HPをつくる
どれもやってもいいし、やらなくてもいいことです。他人にもお願いできることです。
自らやらなければ、その分他の仕事に専念できます。
たとえば、プログラミングに挑戦して、エラーが出て何度も試して時間がかかってしまうということもあります。
が、そういうのも味わわなくても済みます。
でも、やらずに現状が変わることもないでしょう。
ただ、興味のあることなら「時間がかかるから…」という理由だけでやめるのはもったいないかと。
上手くいかずとも得るものはあるでしょうし、もし上手く行けばそこで仕事のやり方を変えることができます。
仕事にかける時間が減らせたり、楽しみが増えたりと、生き方自体も変わる可能性があります。
目先だけ見ると「上手くいかないから…」とやめてしまいがちですが、溺れながらもどこかで泳げるようになるタイミングが来ます。でもやらないと何も変わりません。
と考えると、やはり溺れる時間は必要だということになります。
溺れる前に準備したいこと
溺れる前に準備しておきたいことを挙げてみました。
時間を確保する
新しいことを試せば、慣れるまでに時間はかかります。
もし、決まった仕事だけで1日を埋めていたら、溺れる時間もなく新しいことを試さなくなるでしょう。
試す時間も含めて溺れてもいいような余白の時間を確保したいものです。
時間がかかると割り切る
上手くいかない、設定を失敗したなどの思いを味わってもそういうものだと割り切りましょう。
慣れなければミスもしますし、時間もかかります。
結局、その日は上手くいかなかったということもあります。
成果を求めすぎると、やってられません。地道なトレーニングが必要、そういうものです。
「これが次回につながる」、「少しずつ直していけばいいや」というくらいでいます。
溺れるのを楽しむ
上手くいかない、失敗したということがあったとしても、凹むだけでなくその事実を楽しみたいものです。
溺れるのを楽しめないでしょ?という意見もあるかもしれませんが、違う視点も持つということです。
・あとでネタにできる
・仕組みが少しわかった
・何か新しいことやれそうかも
という希望が持てれば、時間がかかったり、上手くいかないことも受け止めやすくなります。
プールで溺れてもまた続けられるのは、泳げるようになりたい、楽しめるところもあるからでしょう。
長い目で見ると、新しいワザを身につけるために溺れることも必要です。
【編集後記】
昨日は税理士業で相続、法人の決算、年末調整、書きものなど。夕方は長男(8)を習字の帰りに迎えに行きました。今年のサンタさんへの手紙も。「マンチェスター・シティのジャージセットがほしいです」と書いていました。
【昨日の1日1新】
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