本の執筆とブログは関係があるのか?

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発信をしなくても、本の執筆はできるのかもしれません。
ただ、本の執筆の依頼をいただいたときに、発信をしていればその習慣が役に立ちます。

目次

時間の確保

本を書くのには、それなりの時間がかかります。

原稿執筆の時間もかかるのですが、それ以外にも

  • 目次案づくり
  • はじめに
  • 経歴
  • ゲラ(原稿のPDF)チェックが2〜3回
  • 本の状態でPDFチェック

これに加えて、編集者さんのチェックの時間も。企画案が必要な場合もあります。

最後のチェックが終わったら、印刷会社にまわって本が出版されます。

とにかく長いですし、出版社のほうで候補にしている発売日をもとに締切りも決まっています。

となると、日々の時間の確保が欠かせないわけです。
ただ、仕事で1日を埋めてしまっていると、時間の確保はなかなかできず。

ここでブログを書いていることが、効果を発揮します。

どういうことか?
ブログを書くのには、2〜3時間の時間が必要です。
それを確保しないといけません。

で、本を書くとなれば、発信の上にさらなる負荷がかかるのですが、日々に余白がない状態で本を書くのと、日々にある程度の余白をつくった状態で、本を書く時間を確保するのとでは、難易度が違います。

そこは日頃の時間の使い方のトレーニングが効きます。
発信の時間を確保するようにトレーニングしていると、余白の時間つくるのにも対処しやすいのです。

いっぽうで、余白をつくっていないと、まずは余白をつくるための仕事のやり方も見直す必要があります。
いざ、本を書くとなったときにすぐに対応できるかどうか。

この点で本を書くのに、ブログを書く習慣の効果があります。

イメージの表現

本にもよりますが、文章のテキスト以外にも、マニュアル、グラフやイラストなどを本に入れることもあります。

そのとき、イメージでどう表現するか?
じぶんなりの表現を出すなら、トレーニングが必要です。

その表現の練習ができるのがブログです。ブログには画像を載せることができます。

日頃から「どうやって伝えるか?」を考えていれば、本で表現するときにもかなり負担が減らせます。

確かにつくる手間はかかるのですが、「どうやって表現する?」の方向性をを決めて、つくるに切り替えるまでのスピードは早くなります。

もちろん、それだけが本の質に直結するわけではないのですが、わたしの場合は、日頃やっていたことが執筆する上で役に立ったのは事実です。

考えを表現につなげる

じぶんで思っていることがあっても、それを文字に落とし込むのはカンタンではありません。

もともと真っ白なところに、テーマに沿ってじぶんの思考を書き出していくわけです。
それはトレーニングなしにはできないことです。

  • 思っているけど、いざ話そうとするとまとまらない
  • わかっているけど、いざ書こうとするとどう表現すればいいかわからない

ということはあります。

いざ書くとなっても、普段慣れている言葉を使いますから、練習していないと、文章が固くなってしまう、専門用語が多くなってしまうというのは当たり前のことです。

これはわたしが経験してきたことでもあります。
ブログを始めた当初の記事を見ると、カタイですし、専門用語もけっこう使っています。
2016年、2017年の記事は、できれば見たくはありませんが…。

ただ、日頃から意識して考えを文字にして出すトレーニングをしていれば、じぶんの言葉で出しやすくなるのです。

それが本につながる可能性もあります。
少なくともわたしの場合には、発信なくしての出版は実現しませんでした。

発信をされていて本を書いてみたいというなら、普段から書いておいて損はありません。
今は自らKindle本を出す手もあります。
発信で書くトレーニングをして、出版にもつなげることもできるのですからいい時代です。


【編集後記】
昨日はオフ。長男(8)の小学校の発表会を見に行きました。たくさんの親がいるのに大きな声で話せていました。風呂では女の子と話したことないっていっていたのに、気づかない女の子にも教えてあげていたので、それもよかったなと。長女(14)も今週はテストに気合い入っていたので、夜はリクエストで焼肉に。

【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
Enno


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