逃げるなら独立という道もある。

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逃げるというのはマイナスイメージでとられがちです。

ただ、わたしの人生では逃げというのは選択肢でした。
その意味で「逃げ」もプラスにとらえています。

目次

会社からの逃げ

逃げるというのにはマイナスイメージがあります。

「現実逃避」
「戦わない」
「あきらめる」

わたし自身は、それなりに逃げを選んできました。

最初に逃げを選んだのは、29歳のとき。
毎日、平日昼間は会議で深夜まで残業続きの会社で、将来に不安を感じて逃げました。

会社自体は安定していましたが、じぶんの将来に不安を覚えたのです。「今はいいけど、20年後、30年後の自分はどうなっているんだろう?」と。

そのまま勤めることはできましたし、安定していたかも知れません。
でも、それがいいかどうか。ココロの安定も大事です。

安定はしても、毎日深夜産業の生活を続けて、ココロの安定を保つ自信を持てず、そのまま続ける選択はありませんでした。

そんな中、会社が早期退職制度を発表して、社員の600人の退職募集がありました。
そこで真っ先に手をあげて、これが最初の逃げになりました。

後悔はありません。今は逃げてよかったと思っています。
では次はどうするか。

ふつうなら転職なのですが、今の状態で組織で仕事しても同じことになるのでは?という不安があったのです。

そこでじぶんの中でつくった逃げ道が税理士への道でした。
当時、経理の仕事が中心だったわたしの強みを伸ばそうとする道です。

組織からの逃げ

もちろん、税理士への道がカンタンではないことはわかっていました。

ただ、深夜残業で内面も崩れかけていたわたしは、イバラの道でも逃げ道が欲しかったのです。

と同時に、組織での仕事以外の道が見えてきました。それが独立の道です。

もっともその当時はまったく先が見えませんでしたが、仕事をやめて受験に専念するわけですから、そのくらいの覚悟です。

幸い、税理士になることができてその後に会計事務所に勤務する中で、2回目の逃げの場面がでてきます。

独立する前に勤務していた事務所にずっといるのか?ということに不安を覚えたのです。

環境がよければどうだったか?
それでも、いずれは独立していたでしょう。

3回転職して、組織で仕事をすることの適性がないことを感じていたので。

そうして、逃げて独立した結果、やる仕事も生き方もじぶんにとってはいい方向に変わりました。

逃げるのはマイナスか?

昔、「一度逃げると逃げぐせがつくから」と言われたことがあります。
確かにわたしの場合も、その言葉どおりになったと思います。

一度目に逃げたからこそ、2度目も逃げるという選択を持ちやすかったのは事実です。

ただ、逃げるが悪いかというと、そんなこともありません。
少なくともわたしの場合には、「逃げる」ことが大きな選択肢になりました。

逃げることで犠牲を払ったことも事実ですし、ときには迷惑をかけたこともあるでしょう。

ただ、逃げなければ逃げないで別の後悔があったでしょうね。
少なくとも、今のような仕事をしたり、誰かのお役に立てたり、発信したり、新たな出会いがあったと考えると、逃げたことには大きな意味があったと考えます。

逃げる、あきらめるというのも選択肢と考えましょう。
じぶんの人生、逃げても後悔ないようにしたいものです。


【編集後記】
昨日はオフ。実家で母の誕生日のお祝いを妹家族と。義弟と甥はPS5をやったことがないというので、PS5を持参して4人でFC24を楽しみました。

【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
実家でPS5
にぎりの徳兵衛で持ち帰り


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