説明書を読まずにまずは体験してみるほうが効果は高いです。
じぶんが提供する側でも意識していることです。
説明書は読まない
何をやるにも説明書から目を通すことはありません。わたしは。
手応えがあれば、結局説明書を見ることなく日々さわっていくうちに覚えていきます。
新しいアイテムも箱を開けたらまず触っています。
MacやiPhoneは説明書がないですし。
説明書だけ見ていても、触らないとわからないことばかりです。
仕事の進め方もこれと同じような感覚です。
結局、繰り返しやったことだけが身についています。
独立もそうですし、ブログやメルマガ、セミナーなどもすべてそうです。
マニュアルがあるわけではありません。
やりたい仕事があれば実際にやってみて、つまづいたときだけ調べています。
これは、お客さまに提供する場合でも同じように考えています。
思いついたこと、できること、体験したことを伝えているだけです。
説明書より熟成された体験を
仕事でいう説明書といえば、本や研修。
詳細に伝えられていることが多いのですが、知りたいことはその一部です。
おそらくですが、お客さまも説明書を読まないでしょう。
・やってみたい
・やらざるを得ない状況になった
・もっといいやり方がないか?
ということがきっかけで依頼をしていただくのでしょうから。
だからこそ、依頼をいただいたときには、じぶんの体験や知っていることを踏まえて、
「じぶんならこう考えます」
「こうやってやっています」
ということを伝えるようにしています。その場でいっしょにやることも。
いただいた質問に対して回答だけすることもできるのですが、説明書になる可能性も。
話を聞いて思いついたこと、じぶんの体験などがあれば、お伝えするようにしています。
ここ最近も「その発想はなかったです」といった声を複数いただけて、お役に立てたのを味わえたのがうれしかったのです。
ただ、それもじぶんの体験や発想をその場で出しただけのことです。
出しやすい方に依頼いただけているのもあります。
ただ、その体験には時間とお金も使っていますから、そうしたうれしい声をもらえることで、もとはとれています。
じぶんの技で勝負する
じぶんの技を提供するメリットは、必要なことだけを伝えることができること。
1から10まで伝えなくてもいいわけです。疑問の輪の範囲に絞ってお伝えできます。
そして、お伝えしたそのワザを活かしていただくこともできます。
「やってみたい」
「参考にしたい」
と思っていただければ、一歩目を踏み出してもらいやすくなります。
そのためにはふだんからじぶんの知識やスキルを磨いておくのは必須でしょう。
過去の体験談も伝えられるようにストックしています。
カンタンではありませんが、じぶんにしかできない伝え方を磨いておきましょう。
このときに
「じぶんのやっていることなんて」
「じぶんの考えていることなんて」
と考えないほうがいいでしょう。出してもいないのに可能性を消すだけです。
その可能性を上げるためには、発信してできることを事前に出しておくことです。
そうすれば、体験やスキルの温度感は伝わる人には伝わりものです。
【編集後記】
昨日は個別コンサルティング。クラウド会計についてでした。その後はカフェでブログなど。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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