学校で学んだことが、大人になった現在に役に立っているかと言えば、正直使わない知識もあります。
でも、役に立ったこともあります。
独立後と学校を比較しつつ、じぶんなりの考えをまとめてみました。
「これ、将来何か役に立つのかな?」
「これ、将来何か役に立つのかな?」
先日、長女(14)の勉強を見ていたときに、つぶやいていたひと言です。
まぁ、わたしも思ったこともありますし、誰もが一度は通る道ではないでしょうか。
計算の考え方など社会に出て役立っていることもありますが、古文や漢文を知らなくてもなんとか生きていけます。
ChatGPTにも聞いてみました。長女(14)にわかるようにやさしくお願いしました。
「まぁ、そうだよね」とうなずけることもあれば、この歳になってみると「むむ…」ということもあります。
学校で学んだことでも、独立後に違ったなぁということもあるのです。
独立後と学校で「違ったなぁ」ということ
学校で学んだことで変える必要があったのは、次のようなことです。
みんなと一緒
学校は集団生活です。
クラスが決まっていて、クラスごとにいつ何をやるかが決まっていました。
みんな一緒のことをやります。
そこからはみ出た行動をすれば、先生に怒られます。
この体験からはじまり、社会に出た後も同じです。
会社でも、仕事の途中に本屋に寄ったらサボっている感覚になりますし、仕事中にちょっと外出するといったこともやりにくいものでした。
独立後はひとりですから、みんなと合わせる必要はなくなります。
とはいえ、いうほどカンタンではありませんでした。
独立当初は周りと違うことに不安を覚えることもあったからです。
現に固定電話やFAXを置いたりもしていましたし、スーツに革靴と独立前の環境とあわせていました。
でも、独立後、周りと合わせなくてもいいと気づきます。
独立後はじぶんが望まないことは、なくすこともできます。
学校から当たり前だった「みんなと一緒」は、独立後は必要なくなります。
むしろ違いを出すことが必要なくらいです。
何を学び何をやるか
学校では学ぶ科目が決まっています。
国語や数学、理科や社会、音楽、美術、技術、体育など。
必須科目であり、それぞれ得意科目、不得意科目があります。
ちなみにわたしの苦手科目は国語でした。
当時は読むのも好きではなかったですし、何を答えればいいのかわからず。
その後、社会に出てからも、どんな仕事をやるかは勤務先に決めてもらいます。
やりたい仕事もあれば、中には苦手な仕事、やりたくないこともあるわけです。
- 紙を郵送する仕事
- 入力の仕事
- 電話を使った仕事
- 望まない残業
などなど。
独立後はじぶんがやりたい仕事をやることができます。
収入との兼ね合いもあり、苦手な仕事をやらないといけない時期もあるでしょうし、わたしも最初の頃は入力などの苦手な仕事もやっていました。
でも、独立後は必須科目でなく選択科目です。
何を学び、何を仕事としてやるかはじぶんで選べます。
友だち100人
学校では友だちをたくさんつくるように教えてもらってきました。
とはいえ、人見知りですし、人付き合いもヘタですから、そんなに友だちはできません。
今も小学校時代から今も付き合いがあるのは、数人です。
それを話すとけっこう驚かれますが、まぁ、馬が合う方とは長く続く傾向にあります。
社会人になっても、信用できる友人は限られた範囲でした。
組織にはいろいろな人がいますから、合う方ばかりでもありません。
独立後も相変わらず友だちは限られた範囲です。
最初は友だちだと思いきや、あとから営業目的だったと気づくこともありましたし、異業種交流会などにもいきましたが、やはり気の合う友人を見つけるのはカンタンではありません。
そんな中、発信をして多少なりとも変わりました。
日々発信をしているおかげで気の合う友人は見つけやすくなったのです。
友だちは100人いなくても楽しめますし、近すぎずたまに会う関係が楽しめます。
独立後に役に立っていることもある
学校で学んだことで、独立後に活きていること。
1つ挙げるとすれば時間割の考え方です。
1つの科目、1つの仕事だけをずっとやれる方もいるかもしれませんが、わたしはそうではありません。
1つのことをずっとやるのは得意ではありません。
学校の時間割は子どもの集中力が続く時間を考えて、1時間学んだら10分休憩と切り替えができています。
国語を学んだら、休憩して次は数学。数学の次は英語というように。
この時間割の考え方は、独立後の仕事のやり方にも役立っています。
朝起きて何をやるかを決めて、その時間割にそってすすめています。
今は
- 税理士業
- セミナー
- コンサルティング
- メルマガ
- ブログ
- 写真撮影
- 経理
- 読書
- つくる
- ITスキル
- 商品開発
- 実験
といった科目を楽しんでいます。
気持ちが乗らなかったら2時間目と3時間目のやることを入れ替えたりすることもありますし、その日にやれなかった科目を翌日に回すこともできます。
経験にやってムダたったということはないというスタンスです。
仮に合わないことがあったとしても、体験はできていますし、ときには反省をして、次につなげることができます。
美化してもいけませんが、否定しすぎるのもどうかと。
そうそうピッタリあうことはありません。
違ったな−と思うことが5個あっても、1個収穫があればいいかな、というイメージです。
読書などでも。
で、長女(14)にはこう伝えました。
「学校で学んだこと、確かに大人になって使わないことも多いけど、役に立つこともあるよ」と。
【編集後記】
昨日はオフ。ブログを書いた後はカフェに行ったりのんびりと。夕方に少しFIFA23をやってから夜は長男(8)が駅前のお祭りにいきたいというので参加。もういいかな。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
カメラでバルブ(BULB)撮影