SONY α7Cを手放すことにした理由。

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これまで使っていたカメラ、SONY α7Cを手放すことにしました。
1年半愛用してきたのですが、最終的に手放すことにした理由をお話します。

目次

α7Cを手放した理由

フルサイズのカメラで最初に手にしたのがSONYのα7C。2021年の話です。

当時はコロナの初期でひとのいる場所にいくのもなかなか、でも外出したいというので、海や山、ヒトがいない場所を選んで訪れるようになりました。

そのなかで、写真を撮ることの楽しさを知り、フルサイズのカメラに興味もわいてついに手にしました。

SONY α7C(フルサイズ)を買うまでにやったこと。 – GO for IT 〜 税理士 植村 豪 Official Blog

とはいえ、安くはない投資です。

SONYストアへ行き、すべてのカメラを手にとって重さや持ち具合、カッコよさなどを研究してその中で気に入ったのがα7Cでした。

当時、α7Ⅲというカメラも人気があり選択肢にもあったのですが、実際に触ってみてチルト液晶だとオンラインでは使いにくいかなと思ったのと、カメラ自体がゴツい感じから入り込めませんでした。

フルサイズのカメラはスマホに比べると重いです。そのなかでフルサイズデビューのわたしにとって、このα7Cの性能のわりに軽いというのは大きな魅力でした。

それからというもの、どこに行くにもα7Cを持ち歩くようになったのですが、今回そのα7Cを手放すことにしました。

α7Ⅳとα7Cを比較してしまった

大前提として。α7Cの映りも性能も気に入っていました。

オンラインでも使えて利用幅のあるカメラです。その考えは今も変わりません。

だからこそ、カメラ市場でもいまだに人気もあります。

ただ、今年の1月末にSONYのα7Ⅳを買ってから、いろいろ違いを感じるようになりました。

まずは、ファインダーの窓の大きさと位置が違います。α7Cは左側に小さく位置するのですが、

α7Ⅳは真ん中にあり、ファインダー窓も大きめです。

α7Cを買うときには、ファインダーのことはわかっていたつもりですが、いざ日常で使ってみるとファインダー窓は大きいほうが使いやすかったです。

また、メニュー画面も違います。α7Cは旧型のメニュー画面でタッチもできません。

いっぽうでα7Ⅳはメニューがカラーですし、タッチパネル対応です。


メニューボタンもα7Cは真ん中。これが一度ファインダーから目をはずして押す必要があり、

α7Ⅳのメニューボタンが左端あることを踏まえたら使いにくさを感じてしまいました。

そして、決断は先日サッカーの試合を見に行ったとき。

試合の写真撮影をしたのですが、長男(8)がα7Ⅳで「写真とりたい」というので泣く泣く渡すことに。

そのおかげでわたしはα7Cで写真撮影をすることになったのですが、改めてじっくり触ってみて、さらに違いを感じることになりました。

そこで違いを感じたのはα7Cのファインダーから覗いたモニター画面のサイズです。

まずはα7Ⅳのファインダーから覗いたモニター画面のサイズ。

ファインダーから覗いたモニターのサイズは大きく見やすいです。

いっぽうで、α7Cのファインダー。

右上のファインダー窓が小さいため、モニターもファインダーのサイズをベースにしたコンパクトなサイズです。

α7Ⅳに慣れたあとで改めて触ってみると小さくて表示フォントもモニターも見ずらいなと感じてしまったのです。

α7Ⅳを使い始めた当初は気にもならなかったのですけどね。あるいは視力が落ちたのかもしれませんけど。

でも、α7Cにも勝てる強みはあります。たとえば重さ。

α7Cは509gなのに対して、α7Ⅳは658g。差は149g。
最初は重くなるのはデメリットだと考えていましたが、結果的に2つのカメラでの差はほとんど感じませんでした。

と、α7Cを手放した理由を挙げてみましたが、α7C以上にα7Ⅳが魅力あるカメラだったということです。

もし、α7Ⅳを手にしていなかったら、α7Cを当たり前のように使っていたでしょうし、違和感もなかったでしょうね。

ただ、α7Ⅳを使い慣れてから、α7Cを触ったがために2つのカメラの違いが見えてしまった…というのが本音です。

オンラインカメラ専用にするという考えもあったのですが、使うモチベーションがもうなく、そんな中途半端な気持ちならもっとふさわしい人に使ってもらったほうがいいよなーと手放すことにしました。

初心者こそフルサイズのカメラを手にするのが正解

カメラをいくつか使ってみて思うのは、写真撮影に興味がわいたなら初心者こそフルサイズのカメラを手にしたほうがいいなということ。

ZV-1のようなセンサーサイズ1.0型のカメラやAPS-Cのカメラなどを使っていても、ずっとカメラに触れていれば結局、フルサイズが欲しくなるという調査結果があります。(植村調べ)

それなら思い切って、最初からフルサイズのカメラを手にしてみたほうが結果的にコスパが高く効率がいいといえます。

とはいえ、カメラも安くないですし、もし興味がなくなったら…と考えるかもしれません。

でも、投資してみないとわからない体験、景色もありますし、同じカメラでもフルサイズのカメラならやはり違いがあります。

もし、興味がなくなったらそのときには手放せば体験とお金で回収できます。

繰り返しますが、α7Cを買って損したということもありません。

少なくともフルサイズならではの写真を撮れるという体験はできていますから。
2021年当時は気に入ったフルサイズのカメラはα7Cしかありませんでしたし、映りにも満足しています。

α7Cとα7Ⅳ。決定的な違いは操作性でしょうか。値段も違いますから多少なりとも違うのは当然です。



執筆日現在、マップカメラで調べると、私が購入した当時より値上がりしていますが、2つのカメラで約11万円の差。
その差の違いはあったかなということです。

カメラにどこまで求めるか、何を求めるかで選ぶカメラも変わってきます。

ということで、カメラ選びの参考にしていただければ。


【編集後記】
昨日は午後から豊田スタジアム。GWだということを忘れていて長男(8)と約束してしまい、あとには引けず望みましたが、Appleのマップアプリをカーナビにして進んだら驚くほど渋滞もなくスタジアムまでたどり着きました。帰りも後半40分でスタジアムをあとにしましたが、迎えに来てくれたクルマに乗る頃、スタジアムでいつになく大きな歓声が聞こえました。ま、リスクをとっていますからそういうこともあります。

【昨日の1日1新】
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