独立後、不安がゼロになるわけでもありません。
ただ、不安は減らせるもの。その不安を減らすために電話を使わないようにしています。
独立後は不安
独立すれば、楽しめることも多いですが、不安もあるものです。
固定収入がなくなり、収入は不安定になります。
それでも、じぶんでなんとかしなければいけません。
営業も
お金も
人間関係も
そして、
「お金がなくならないか」
「食べていけるか」
この不安はゼロにはならないでしょう。少なくともわたしはそうです。
特に独立当初ほど不安は抱えるものです。
その不安、ゼロにはできないまでも減らしておきたいものです。
減らせる不安。その1つは電話を使うことによる不安でしょう。
電話が不安のもとになる理由
なぜ電話を使うことが不安につながるのか?
次のような理由から電話を使っていません。
不在着信の不安
電話を使っていて不安になるのは、不在着信があったときです。
- 何度も着信がある
- 見たことのない番号
- 留守電にメッセージがあっても「折返しほしいです」のみ
などなど。
見たことのない番号ならスルーしておけばいいのでしょうが、何度も着信があればもやもやします。
- お客さまからの着信が何度もあった
- 夜にお客さまからの着信があった
というと、こちらとしては「いったい何だろう?」と不安になりますし、頭に残ります。
留守電メッセージが入っていても、急いでいる感じが声質で伝わってくるとこれまた不安です。
でも、折返してみると
- 電話に出ない
- 出ても内容は特に緊急でもない質問
- 「ごめんなさい、もう済みましたー」
といったこともあるわけです。
「今まで抱えた不安は何だったんだ…」ということにも。
電話を使うかぎり、こうした不在着信の不安は消えません。
聞きモレの不安
電話は声と声のやりとりです。
目の前で話しているなら目や耳、口の動きもわかりますが、電話で使うのは耳だけです。
となると、うまく聞き取れない、聞きモレする可能性はあります。
メモするにしても、話すのスピードに合わせてメモするのはカンタンではありません。
結果、大事な部分をメモし忘れることもあるでしょう。
逆にこちら側が伝える側でも、相手が聞きモレする可能性はあります。
あとで言った言わないの話になる可能性もありますし、やっぱり不安にもなります。
だから電話を使っていません。
丸聞こえの不安
電話を使うなら、場所も選びます。
着信があったとき、どこで話すか。
ヒトの居ない場所なのか、人がいる場所なのか。
外なら、会話は丸聞こえでしょう。
個人情報もあるなら、なおさら場所を選ぶ必要があるでしょう。
逆の立場でこちらから電話したときにも相手がカフェにいれば、その会話が丸聞こえになっている可能性はあります。
電話を使う限り、その可能性は消えません。
仕事の電話なら出せない情報もあるでしょうが、そうは言っても「丸聞こえですよ」といいたくなることは、幾度となくあります。
メールなら不安を残さず文字を残せる
電話を使わないと仕事にならないのか。
その答えはそうだともいえますし、違うともいえます。
結局のところ、誰と仕事をするかでしょう。
じぶんが電話をやめたくても、電話のみの方とやりとりする限り、電話を使わないと仕事にならないでしょう。
いっぽうで、電話は使わなくていい、メールでやりとりしたいという方なら、電話をなくせます。
メールであれば、
・じぶんのタイミングで確認すればいい
・文章から、何を伝えたいか把握できる
・伝え忘れはあっても聞き忘れはなくせる
・聞き直し、「復唱させていただきます」が不要
・速く打てる
というメリットがあります。
内容はメールに書かれているわけで「何だろう?」ともやもやすることなく、電話にあるような不安をなくせます。
また、メールなら電話と違ってどこで使うにも問題はないでしょう。
わたしは多少売上が減ったとしても、眠れない不安を減らして仕事できるほうを選びます。
その価値観があう方と仕事をしたいものです。
ということで、独立後の不安を減らしたいなら、電話をやめてみるのも手です。
【編集後記】
昨日は伊勢神宮へ。外宮と内宮をまわり、そのあとにおかげ横丁、猿田彦神社と。長女(14)の受験がある年なので受験祈願ツアーです。宿泊先のホテルでは、子どもたちがやりたがった卓球やビリヤードを楽しみました。ビリヤードはキューが大人サイズだったこともあり上手く打てず。最後は3人卓球のとなりでひとりビリヤードの練習を。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
山村プリンソフト
子どもたちとビリヤード