「利益が出たのにお金が減っている…」になったときに考えたいこと。

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独立してじぶんで仕事をするようになると、お金の動きは気にしておきたいもの。そのために利益を出すことが大事です。

ただ、「利益が出ているのにお金が減っている」といったこともありえます。

その場合、どんな理由があるのでしょうか。主なものを挙げてみました。

目次

売上の入金がされていなかった

売上は、入金されるまでが大事です。

いくら仕事をとったとしても、請求書を出したとしても、実際に預金口座に入金されるまでは意味をなしません。

そもそも請求し忘れていることもあるでしょう。

もし、入金期日までにお金が入っていなければ、確認をしましょう。

 

実際、月末入金の場合に未入金だったということはたまーにあります。

翌朝に経理をやったタイミングで入金に気づけますので、サッとメールを送るようにしています。

 

でも、半年後に気づいたら請求しにくくなるのではないでしょうか。

それに気づけるようには、経理をじぶんでやっておくのがおすすめです。

じぶんで経理をやっていれば、売上がない、売掛金が残ったままというところから、請求していない、未入金にもすぐに気づけるようになります。

 

 

収入より支払いが多い

 

支払いが多い月には、お金が減ることはありえます。

大きな買い物をしたとき、何かの申込みで前払いをしたには、その月の入金よりも支払いのほうが多くなることもあるでしょう。

税金の支払いがある月もいったんはお金が減ります。

 

銀行からお金を借りている場合、その返済元本は経費にならず、利益には影響しません。(利息は経費になります)

利益が出たのにお金がない、となる理由の1つはこの返済です。
経費にならないけどお金は出ていきますので。

 

もし、一時的にお金が減ったというのであれば、過度に気にしないようにしましょう。
数ヶ月、年単位で考えてお金が増えているならよしとする考えです。

 

ただ、常にお金が減るようなら、収入が少ないか、支出が多すぎるか。
どのくらいの利益が必要なのか、そのためにはいくらの売上が必要なのかという点を見直してみるのがいいでしょう。

値付けはどうか、ムダな経費はないかなども。

 

税金でお金はなくならない

 

「税金の支払いでお金が減るなら税金を減らせばいい」と考えるかもしれません。
確かに「税金を払うとお金がなくなる」とはよく言われます。

 

ただ、実際に払う税金は利益のだいたい30%程度です。つまり7割はお金として残ります。
無駄遣いをしなければ、利益が出ててるのに税金の支払いで仕事ができなくなるということはありません。

 

逆に税金を払うことをきらって、無駄に経費を使うとお金はそれ以上に減ってしまうでしょう。

税金を払ったほうが結果としてお金は残ります。

 

一時的にはお金が減ったとしても、お金を増やすには、やはり利益を出すことです。
税金を払う前提での利益が必要になります。返済もあればなおのことです。

 

それもじぶんで経理をやってみるとわかることです。

 

前述したように、利益が出ているのにお金が減るなら何かしらの理由があります。
その理由がわかれば対策できることも出てきます。

 

独立して仕事を続けるためにはお金が必要です。そのお金の動きをチェックしておきましょう。
お金の不安を減らしたいなら、磨いておきたいスキルです。

 

 


【編集後記】
昨日は株価評価、法人決算チェック、セミナー準備など。新しいWindowsのパソコンが届きました。
その初期設定も税務ソフトを最初に入れたときにはエラーがでて、ちと焦りましたがもう1度やってなんとか。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
Lenovo YOGA770(14型AMD)


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