どんな仕事をやっているか。なにができるか、どんな人となりか、伝わるようにしておきたいです。
独立後はそれがしやすいです。子どもに見せる仕事を例にまとめてみました。
父親がやっていた仕事
親がどんな仕事をしているか。
わたしが子どもの頃は、ほとんどわかりませんでした。
聞いていたのは、会社では電子レンジの設計の仕事をやっていたということ。
とはいえ、そう言われても具体的に何をやっているかはまったくわかりませんでした。
毎日、家を出て歩いて駅に向かう父親を見送るのが日課でした。
ひるがえって、独立後。
家族が起きる前に仕事もはじめていますし、朝、子どもたちが学校に行くために家を出るときにも、見送る立場です。
夕方、外で遊んできたり、習いごとから帰ってきたときにも迎えることもあります。
そんな中、どんな仕事をしているか、背中を見せることはできています。
まぁ、仕事部屋に入ってきたら、まずは私の背中が視界に入りますから、その意味でも。
子どもが知っている仕事
子どもたちが知っている仕事を挙げてみました。
ブログ
2人とも毎日ブログを書いていることは知っています。
毎日書いていますし、なんならクルマで遠出したときにもパソコンを持っていき書いていますので。
また、カメラをもって写真を撮ることも多いですし、モデルとして撮らせてもらうこともあります。
そんなことからブログもやるべきこと、と理解してくれています。
メルマガ
毎朝メルマガも書いています。
これも知っています。
朝起きて部屋に来たときに、ちょうどメルマガを書いているときもあります。
メルマガを知ってもらったきっかけは、書いているときに部屋に入ってきたことから。
「なにやってんの?」
「メルマガだよ」
「なにそれ?」
「読みたいって希望してくれる人にだけ、毎日メールを届けるんだよ」
という感じです。
この前、長男(7)からはじめて「もうメルマガかいたの?」とチェックが入りましたから、仕事として認識してくれているということでしょう。
セルフマガジン
セルフマガジンというのは、じぶんの冊子で無料送付しているもの。知っていただくためにつくりました。
紙の冊子なので申込みをいただいたらその後に郵送をするのですが、セルフマガジンを封入するしごとをたまにお願いしています。
長男(7)の場合、最近は「えーっ」と声にすることもありますが、そういうときも妻が「やるよ」というと、たいてい「やる!」となります。
それはそれとして。バイト代(おだちん)はお支払いしています。
じぶんの苦手な仕事をやってもらっているという話もありますが…。
郵送先の住所を見て、「これどこ?」ということもあり、遠くに送るような場合は地図で「このへんだよ」と教えたりも。
これも仕事を知ってもらう1つのきっかけになっています。
打合せ・セミナー
オンラインでセミナーをやるのも、打合せをするのも午後が多いです。
その途中に学校から帰ってくることもあります。
朝、家を出ていく前に、私や妻が「今日はそおっと帰ってきてね」と伝えるようにしています。
とはいえ、それを忘れていて、打合せ中に「ただいまー」と大きな声が聞こえたときがありました。
そのときは、お客さまも笑っていました。まぁ、聞こえてもまずいことはないのですが。
そんなこともあり、扉をしめて部屋にこもっているときは仕事をしているとわかっています。
長女(14)には、以前に「ロイロノート」というパワポのようなスライドをつくる宿題があったときに、セミナーのスライドを見せたことがあります。
内容はわからないまでも、パッと見て「わかりやすい」とは言ってもらえました。
そんなわけで、知っているのは、発信の仕事が中心です。
税金の仕事については、たぶん知りません。見せていないので。
長女(14)には以前に「税理士ってなにやっているか知ってる?」と聞いたことあります。
が、反応はイマイチ。ま、そんなものです。
発信がどうやって仕事につながるか、長女(14)はなーんとなくわかっているようですが、長男(7)はそこまではわかっていないでしょうね。
それでも。仕事をしないとごはんを食べられないし、欲しいモノが買えないくらいのことは、たぶんわかっているかと。
見せないとわからない
じぶんの幼少時代は、何をやってるかを聞いていただけで、具体的に何をやっているかはわかりませんでした。
そりゃそうです。父親の会社にいくわけにも行かないですし、仕事を家でやることもなかったですから。
でも、じぶんは見せています。(見せることができる部分は)
見せたほうが伝わるからです。
聞くだけより、実際に目にすることで印象も深くなるものです。
- 通勤しなくてもいい
- 帰りが夜遅くなくてもいい
- ネットで発信してもいい
というのを見てもらうことで、少なくとも子どもたちの中には選択肢になります。
選ぶかどうかは別として。
これを踏まえて、目の前にいない方にどう伝えるか?
やはり、目に見えるように見せていくのが1つの方法でしょう。
- どんな仕事をするか
- どんな人となりか
- どんな趣味があるか
どこから見ても、誰から見ても伝わるようにしておきたいものです。
先日、長男(7)が「学校のiPadでおとうさんのかおがでてきたよ」と。
「検索したの?」と聞いてみると、「なまえをいれたらでたよ」
学校から見てもらったようです。
冒頭の絵も「せっかく書いたら出しておこうよ」といって、アイキャッチにする許可がおりました。
【編集後記】
昨日はオフ。朝から子どもたちがクリスマスケーキづくりを楽しんでいました。ちょっとだけクリームを味見させてもらったり。夜はクリスマスパーティ。チキンを食べたり、手づくりケーキを食べたり、写真を撮ったりと楽しめました。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
3人がつくったクリスマスケーキ
ミルフィーユサーモン