地方で独立する場合には、人口が少ないというケースもありえます。
ただ、今はやりようもあるのではないでしょうか。
妻籠宿を10年ぶりに訪れて気づいたこと
先月、人の少ない場所を楽しもうと長野県の妻籠宿へ。
妻籠宿は、山に囲まれた南木曽の観光名所。岐阜県と長野県の境目あたりに位置します。
街並みは江戸時代を彷彿とさせるようで、まさに隠れ家的な場所だともいえます。
ランチで食べた山菜そばは美味しかったですし、
そのあとに立ち寄ったカフェ、好日珈琲で、
食べたアフォガードも美味でした。
この妻籠宿、以前に行ったのは10年ほど前。そのときはけっこう賑わっていた印象でした。
ただ、実際に足を運んでみると、イメージしていたのとは違いました。
混雑した場所は苦手で、ひとが少なそうな場所を選んではいたのですが、想定を超えていました。
以前のような賑やかさはなかったのです。
民宿などものれんが下がっていて休業か廃業したかの様子。
コロナの影響なのか、過疎化なのか。あるいは両方か。
ただ、妻籠宿の景観はすばらしく、ゆったりとした雰囲気を存分に味わうことができました。
妻籠宿を10年ぶりに訪れて気づいたこと
妻籠宿のある南木曽町の人口は減少の一途をたどり、人口は4,000人弱。
お世辞にも多いとはいえない人口。
しかも若い世代はさらに少なくなります。
ただ、UターンやIターンの方はいらっしゃるようです。
木曽移住定住ポータルサイト|KISO KURASHi 木曽暮らし
都心で仕事をするのと比べると、人に来てもらうことはカンタンではないでしょう。
ショッピングモールはおろか、コンビニも見当たりません。
お客様を探すにも母数が少なく、営業をしようにもどう考えても後発になります。
JR中央線が通っているとはいえ、都心に比べればアクセスの不便さは否めません。
ただ、今はネットを使えます。
ネットで知ってもらうこともできますし、ネット販売をすることもできます。
現に妻籠宿に行こうとしたときに前述の好日珈琲さんのサイトを見つけたのです。
「これは行ってみたい」と。
もしも妻籠宿(地方)で独立するなら
生活コストが都心ほどかからない、ゆったりした暮らしができるのは地方ならでは。
ネットを使えば、都心でなくても地方で仕事をする選択の可能性も充分にあるものです。
今はオンラインでの仕事がしやすい時代。
- ネットでコンサルティングをする
- ネットでセミナーをする
- ネットでモノを売る
といったことはできます。
また、ネットで知ってもらって、お店に来てもらうというように、ネットと対面を組み合わせることもできます。
ネット上で完結するなら、都心でも地方でも同じことを提供でき、フラットになります。
地方で人口が少ないというデメリットをカバーするならば、やはりネットを使うというのは大前提でしょう。
「都心じゃないと仕事にならない」という声もあるのかもしれませんが、都心は都心で競合が多いですからどちらを選ぶかという話です。
ネットを使えば、都心部の方にも、地方の方にも距離に関係なく依頼していただける可能性はあります。
ただ、すぐに花開くわけではありません。
少しずつ少しずつ効果が出るものです。
他との違いがあれば、見つけてもらいやすくもなります。
そうして、場所を選ばない働き方を目指すためにも、
- HPをつくって知ってもらう
- ネット上で声を出す
といったことはやっておきたいものです。
わたしも日々タネまきをしています。
【編集後記】
昨日は相続税の申告書を提出、午後から打合せ。夜は長女(13)の勉強を見たりという1日でした。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
コストコ バジルのパスタ