オンラインでセミナーやイベントを開催する場合には、Microsoftのライブイベントがおすすめです。
ライブイベントでは質問はQ&Aから。開催する側と参加する側と両方を経験してみての質問をやりとりするときの注意点をまとめてみました。
Teamsライブイベント
Microsoft Teamsはオンラインツールの1つ。
オンラインでツールとしてはZoomが主流ですが、Teamsを使う理由の1つはライブイベント。
ライブイベントは配信。
生中継のように一方通行で配信することができます。イベント参加者の方には配信される動画を見ていただきます。
Teamsでライブイベントを利用するには、Office365 E1の契約が必要です。(執筆日現在では月額957円)
Microsoft Teamsでライブイベントをやるために必要な手続き。 – GO for IT 〜 税理士 植村 豪 Official Blog
OBS Studioを利用した配信もできます。
OBS Studio→Microsoft Teamsライブイベントをやる場合の流れ・注意点。 – GO for IT 〜 税理士 植村 豪 Official Blog
そのMicrosoft Teamsのライブイベント。
開催者側と参加者側で使ってみての注意点をまとめてみました。
開催する側の注意点
Teamsでライブイベントを開催するときに気をつけたいのは、次の3つです。
10〜20秒遅れて配信される
Teamsライブイベントを開催するときの注意点は、配信が遅れるという点。
10〜20秒ほど。
とはいえ、話をしているときはほとんど困ることはありません。
ちょっと慣れが必要なのが最後に質疑応答を受けるとき。
こちらが「何かご質問あれば…」と話したことが30秒後に届くわけですから、ちょっと多めに時間をとったほうがいいでしょう。
すぐにQ&Aにコメントが入らなくても、落ち着いて待つというイメージです。
何度かやれば慣れますが、すれ違いがないように配信遅れることをが伝えておくのも手です。
共有画像の変更をするには?
ライブイベントでは、画面共有ボタンをクリックして、下に表示されるコンテンツをダブルクリックして次のような手順で配信します。
- 左側の「キュー」に表示させる
- ライブ送信ボタンをクリック
- キューに表示された画面と同じものがライブイベントに表示される
- スタートをクリックすると、参加者側に配信される
もし、質問に回答するなどの理由から別のコンテンツを見てもらいたいという場合には、上記の処理を別のコンテンツで繰り返す必要があります。
これがZoomに慣れていて、ライブイベントをやったことがないとちと戸惑います。
なお、一度終了してしまうとリンクは無効になります。
ただ、退出ボタンさえ押さなければ大丈夫かと。
Q&Aの拾いもれ
質問をQ&Aから受け付けていても、追加の質問に気づかずにセミナーを終了してしまった、ということもありえます。
えぇ、わたしにもその経験があります。
その場合、Teamsでは退出後の画面からも履歴を確認できますし、
TeamsのスケジュールからダウンロードできるQ&Aレポートから確認することもできます。
CSVファイルでExcelで開きましょう。その中に未回答の質問があれば、お礼メールのときに回答するすればいいかと。
すれ違いの対策としては、質問がなければ「大丈夫です。」などテキストで入れていただくなどのルールにしておくのも手です。
参加側の質問するときの注意点
これはTeamsに限った話ではありませんけど、セミナー後に「質問ありますか?」となってからQ&Aやチャットにテキストで入力するのはタイヘンです。
質問したいことがあったら、Evernoteなどのメモアプリで質問したい内容をテキストで用意しておき、コピペして投稿するというようにするのがいいかと。
テキスト入力中に間違えてQ&Aに投稿してしまうということもありません。
わたしは質問する側でそうしていました。
開催する側からすると、きっちりした文章でなくても単語の羅列に近くてもけっこうわかりますし、最初から最後までしっかり聞いていないといけないというわけでもないでしょう。
あらかじめ準備しておくでもいいかと。
オンラインで開催できる、参加できることは便利なのですが、質問のテキストでのやりとりは開催する側、参加する側でもそれぞれに慣れが必要です。
今後オンラインでもスムーズにやりとりをするための工夫もしておきたいもの。
ということで、Microsoft Teamsを使う方の参考になればうれしいです。
【編集後記】
昨日は相続など税理士業を中心に。夜は長女(13)の勉強の相談にのるなど。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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