独立していなければやっていないだろうなということもあります。
これから独立される方に向けて、わたしが変えたことを10個挙げてみました。
独立したからできたこと
独立前にはその組織のルールがあって、上司がいて足並みを揃える必要はあるでしょう。(ある程度は)
協調性といえばそうなのでしょうが、動きにくいのも事実です。
- 仕事をはじめる時間が決まっている(お尻は決まっていない)
- 就業時間中に外出できない
- 思いついたことがあってもNGが出る
- 道具は決まっている
独立後はそういうのがなくなります。
というか、じぶんで動かないと何も変わりません。
独立前のルールをもとに動いたこともあれば、独立前にはやっていなかったことで独立してからできたこともあります。
今回は独立していなければやっていなかっただろうなと思うことを10個挙げてみました。
独立していなければやっていないこと10
独立していなければやっていなかったことを10個挙げてみました。
順不同ですし、パッと思いついたものだけです。
[1] 発信する
独立する前に勤務していた事務所にもHPはありました。
HP用の記事をつくることを上司から依頼されてWordでつくったこともありますが、本に載っているような相続税の情報です。
もし、ブログを書くようにと言われてもきっと書けなかったでしょう。
じぶんを出したくなかったですし、勤務先にかける思いも足りなかったからです。
その後に独立して発信することを選びました。
今はネットでじぶんを出すようにしていますし、考えたことも体験したことも全力で出すようにしています。
仕事中にブログやメルマガを書いていたら怒られるでしょう。
発信は独立しなかったらできなかったことです。
[2] セミナーをやる
独立前は人前で話すことをほとんどしたことがありません。
ちょっとした勉強会で話をした程度です。
あったとしても、テーマが決められていれば、やらされている感はどうしても強くなります。
独立後に人前で話す仕事もはじめてみると意外と楽しめましたし、話して提供できることがあると気づきました。
また、自主開催セミナーであれば、企画、告知から入金管理、当日、フォローメールまでをすべてじぶんでやります。
それがいい鍛錬になります。
[3] ITに強くなる
ブログを始めたことがきっかけでITにも強くなりました。
- ブログのテーマを変える
- サーバーの移転
- トラブルの対処
- HPをつくる
- オンラインストアをつくる
独立していなければ、じぶんでやる必要がないことですし、当時の事務所でもHPをつくること、メンテナンスも外注していました。
その状況ならじぶんでやるなんてことは夢にも思わなかったはずです。
独立後でも外注はできるのですが、ブログに触れるうちにじぶんでもできると気づきました。
外注したほうが早いのでしょうが、お願いするのが苦手ですし外注していれば思い立ったときに変えることができません。
タクトを握っておくためにも、ITスキルを身に着けておくことは必須でした。
[4] 仕事道具を選ぶ
勤務していれば、仕事の環境は基本用意されています。
パソコンや机、車。
用意されていれば、じぶんで買う必要はないわけです。
それはそれでありがたいのですが、じぶんの選んだものではありません。
(パワポのソフトだけはどうしても使ってみたくて自腹で買いましたけど。)
独立後はじぶんで買わないといけません。
でもじぶんで選べます。
Macしか使わないとか、スタンディングデスクを使って立って仕事をするといったことは、独立していなければ却下でしょうから。
[5] 服装を変えない
独立前は仕事のときはスーツと革靴。
土日などのオフは私服。
完全に分けていたわけです。
独立後、私服で過ごすことが日常になりました。
お客さまと仕事をするときには白いシャツですが、誰にも会わないときには本当に私服。
どこに行くときでもリュック、シューズはadidasです。
オンオフでも服装を変えないというのは独立を選んでいなければできなかったことでしょう。
みんながスーツなのに、ひとりだけ私服を認めるというわけにはいかないでしょうから。
[6] ずらした生活
独立後、世の中とずらした生活ができるようになりました。
朝は4時〜5時30分の間には起きてしごとを始めていますし、夕方には仕事を終えています。
ランチを12時に食べることはまずありません。現在は10時30分から11時までの時間です。
生活のリズムを世の中の多くの方とずらすことで、行列や渋滞を避けることができます。
独立していなければ、早弁で怒られるでしょうから。
やっていなかったでしょうね。
[7] 残業しない
独立する前、残業がないという職場はそうそうないでしょう。
ただ、残業をすることが苦手なひともいます。わたしもその1人だったわけです。
時間をかけてしごとをしていれば効率が上がるかと言えばそうではないでしょう。
残業中に食事にいくという意味がわかりませんでした。
それなら早く帰ろうよと。
勤務していれば足並みを揃えないといけないときもあります。
たとえば確定申告などの繁忙期とやらはそうでしょう。
ひとりだけ特例というわけにもいかないでしょうから、残業はあって当たり前とあきらめていた可能性もあります。
[8] プログラミングする
組織であれば仕事をお願いすることもできます。
入力の仕事があっても、誰かにお願いすればそうそう困りません。
Excelは使っていましたが、他人のしごとまで効率化しようとは考えませんし、その余裕もありません。
そもそも他の方に求められているかどうかもわかりませんし。
独立後はひとりです。
当初は資料を預かって入力する仕事もやっていましたが、けっこう早いうちに「これはタイヘンだ…」と気づきました。
仕事をお願いできない以上、やるべき仕事を選び、ITスキルで仕事を効率化したいと考えました。
その延長にプログラミングがありました。
独立していなければ、そう考えることもなかったでしょう。
[9] カフェに行く
独立してから行くようになったのがカフェです。
仕事は税理士業だけでなく、発信もするようになりました。
カフェで仕事をするというスキルも身につきました。ブログを書いたり、読書をしたり。
もちろん、誰から怒られることもありません。
これが勤務していれば、サボっていると見られること間違いなしです。
自由を感じますし、1日中同じ場所で仕事をすることが苦手なわたしにとっては、外出したりカフェにいくことでいい気分転換ができます。
[10] ネットでつながる
独立して同業の方、方向性の同じ方とつながることができるようになりました。
発信することで見つけてもらい、見つけることができるようになったからです。
発信することで合う、合わないがハッキリ分かれます。
ただそのフィルターがあるからこそ楽しめるつながりにもなりますし、発信を続けるモチベーションにもなります。
独立していなければ、現在のつながりはなかったと断言できます。
独立で生き方を変えることもできる
生き方を変えるのはカンタンではありません。
ただ、わたしは独立して生き方を変えることができたと実感しています。
独立後は自分次第でどうにでも変えることができるんじゃないかとも。
うれしいこともあれば、ときにはつらいこともあります。
変えるにはときに失うことがあるのも事実。
それでも、他人に気を遣いすぎてしまうとか、じぶんを出しにくいという方がじぶんを変えるためにはおすすめできる道の1つです。
じぶんで動かないと何も変わりませんから。
【編集後記】
昨日は税理士業。じぶんの会社の申告も。夜は長男(7)がやりたがっていたマリオストライカーが届いたので、それをちょっとやりました。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
マリオストライカーズ バトルリーグ