フリーランスが売上の拡大を目指さなくてもいい理由。

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売上をどこまで増やすか、お金のこともありむずかしい問題です。

やりたいことやる時間をしごとで埋めてしまうということがないようにバランスをとっておきたいものです。

目次

売上の拡大は必要?

 

フリーランス、ひとり会社としての独立後、まずは売上を増やすことを目指します。
ゼロからの独立であれば、売上がないと利益も出せませんし、お金も増やせません。

 

稼ぐという意味でも、ある程度の売上は必要でしょう。
とはいえ、毎年売上を増やす必要があるかどうか。

 

確かに、増収増益はかっこいいですし、利益が増えれば言うことはありません。
ただ、売上をどこまで増やすかは考えないといけません。

 

売上が毎年増えれば、それだけやることも増えますし、ときには、売上のためにムリな営業をしないといけなくなるかもしれません。

それを望まないなら、毎年売上を増やす道を目指さなくても問題ありません。

 

フリーランスが増収増益を目指さなくてもいい理由

 

毎年、増収増益を目指さなくてもいいのは次のような理由からです。

大きな経費をかけなくてもいい

 

フリーランス、ひとり会社であれば、経費をそれほどかけなくても仕事ができます。

・事務所を借りる
・人を雇う

ということをやっていれば、経費は多くなり、それだけ売上も必要になります。

 

でも、ひとりであれば、そうした経費をかけずに固定費を少なくすることもできます。
こんな感じで、売上が多くても経費がそれだけかかっていれば、実は利益が減っている、なんてこともありえます。

・売上10000 経費 9900 利益 100
・売上1000   経費   800 利益 200

利益を出すのに売上を増やすばかりが戦術でもありません。固定費を増やさないというのも戦術です。

 

数字を公開しなくていい

 

売上が右肩あがりというのは、1つのアピールになるかもしれません。
かっこいいですし。

でも、それをアピールする場所はないでしょう。上場している会社でもない限りは。
だとすれば、じぶんの中だけの数字。

そこにこだわらなくてもいいはずです。

 

しいていえば、借入先の銀行。
決算書を提出するなど、ある意味公開するわけですが、毎年の増収増益を求めているわけでもないでしょう。
理想ではあるのかもしれませんが、そうそう目指せるものでもありません。

 

銀行が見ているのは貸したお金を返せるかどうかです。いわば利益です。
少なくとも増収増益じゃないからお金を返してくれ、と言われることはありません。

 

失うものが出てくる

 

売上を増やしすぎると、そのいっぽうで失うものも出てきます。
時間や、気持ちの安定。

 

売上を増やせば、仕事にかける時間は増えるでしょう。
そうなると、朝から晩までしごとをしないといけないということにもなります。

 

結果、お金が増えたとしても、じぶんのやりたいことをやる時間がなくなったり、家族と過ごす時間が減ってしまうということになり、結果として、気持ちの安定を失うということにもなりえます。

 

もちろん、人を雇って、事務所を借りれば任せることもできるかもしれません。
でも、それがあわないというのであれば、売上を増やしすぎないというのも1つの道です。

 

お金の動きをチェックしつつバランスをとる

 

売上を増やすことばかりを目指すと、新しいサービスをつくる時間もなくなります。

利益があるに越したことはないのですが、せっかく独立してフリーランスになったのであれば、じぶんの望む生活とのバランスをとることは必要でしょう。

 

そのバランスを考えたときには、やはり数字をチェックすることは欠かせません。

 

今の数字、どのくらいの売上でどのくらいのお金があるか。
わたしは預金残高を毎朝チェックしています。

 

あとは時間。
じぶんの決めた習慣などをする時間がなくなってきたら、時間をかけすぎか、売上を増やしすぎの可能性があります。

 

どこまで売上を増やせばいいかは人それぞれですが、やりたいことをやる時間と、売上のバランスを見ておきましょう。

 


【編集後記】
昨日はオフ。自宅でまったりと。サイバー攻撃でAmazonでの配信が中止されていたダイの大冒険が久しぶりにアップされ、長男(7)と楽しみました。

【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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