多くの人が苦手な数字。見ているだけじゃよくわからないという声もあります。
得意になる必要はないですが、苦手を減らすことはできます。
見ててもよくわからないなら手を動かす
「見ていてもよくわからない」と苦手意識をもたれることも多い数字。
得意だ、という方を探すほうがむずかしいです。
とはいえ、フリーランスやひとり社長として独立すると、ついてまわるもの。
じぶんの現状がわからないというのは、避けたいものです。
その解決策として、じぶんで経理をやることをおすすめしています。
とはいえ、じぶんで経理をやったからと言って、経理が得意になるわけではないです。
ただ、数字には慣れます。数字がどこにどう反映するかもじわじわとわかるようになります。
それはお客さまを見ていても明らかです。
得意になる必要はないでしょう。わたしも得意といえるかどうかはなんとも。
得意にならずともじぶんなりにわかるようになれば、充分です。
細かい数字まで把握しなくても原因がわかれば手を打てます。
得意にならずとも、苦手意識をなくして数字との距離を縮めればいいわけですから。
見ててもわからないなら手を動かし声に出してみる
独立と数字は切っても切り離せない関係。
苦手意識は減らしておきたいものです。
数字を見てわからないなら、会計ソフトからCSVデータをダウンロードしExcelでグラフにしてみるのも手です。
データを範囲選択して、Alt+F11で棒グラフをつくれます。
そうすれば、数字を棒グラフに変えることができますし、前月、前年、前々年などと棒の長さを比べてみて違いがないか。
その気づいたことの数字をチェックして声に出してみましょう。
「あれ?旅費交通費なんで半減しているんだろ?」
↓
「コロナで外出できなかったのが数字に出ているのか」
↓
「…ということは、旅費交通費かけなくてもやりようあるな」
というように。
といっても、人に言いにくいのも数字。ひとりごとでもいいかと。
声に出してみると、それでじぶんの中に落ちることもあるものです。
わたし自身もお客さま自身が数字で疑問に感じたこと、気づいたことは声にしてもらっています。
否定はしません。
ならではの視点も勉強になりますし。
最近、長男(7)が九九カードを声に出していますが、そうして声に出せばその後の理解は進むものです。
得意にはならなくても苦手意識を消しておく
数字を見るのが苦手と思っていると、それ以上踏み込めなくなります。
独立して利益、お金といった数字がさっぱりわからないというのは避けたいものです。
少しずつ慣れていきましょう。
経理に、数字のチェックに。
得意になる必要もなく、苦手意識がなくせればいいわけですから。
- どうしてお金が減っているか
- どうして利益が出ているか
- 何にお金を使っているか
- どんな売上がいくらあるか
ざっくりとつかめれば、これからどうする?の判断には足ります。
じぶんの数字が苦手なんていってられません。
毎日経理をやると習慣になりますし、数字に触れる機会も増えます。
得意まで行かずとも少しずつ歩み寄ればいいです。
なんとなくでも「なんか、わかってきたかも」と思えば大きな収穫です。
【編集後記】
昨日は税理士業で相続、法人の決算などを。夜中に目が覚めたのでそのままAppleのプレゼンをチェック。スルーする予定です。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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