独立後は人と違うことをやらないと見つけてもらえません。
イチゴと独立をしつつ、感じていることをおはなしします。
人と違うことは悪いこと?
周りと違うと落ち着かないというのは、誰もが経験することです。
ただ、これは当然のことです。
なぜなら、ずっと同じであることが求められてきたからです。
幼少の頃からおとなになるまでずっとです。
同じ場所に通い、同じ時間に帰る。
学校、会社と場所は違えど、何十年とやってきたことです。
じぶんだけ外出する
じぶんだけ早弁する
ということは許されなかったのですから。
独立後も組織と同じような動きをしがちです。わたし自身もそうでした。
好きでない固定電話を置いたり、スーツと革靴で仕事をしたり、独立後、2ヶ月ほどはしごともないのに苦手な残業もしていましたから。
ただ、違うのです。
学校には先生が、会社には上司がいたわけですが、独立するとそういう人はいません。
常識や慣習といったものがあったとしても、その枠を考える必要もないでしょう。
マナー、法律に違反しない限りは。
むしろ、違いを出しておく必要があります。
不格好なイチゴだから見つけてもらえる
なぜ、違いを出す必要があるか。
見つけてもらえるからです。これをイチゴの例で考えてみます。
ふだん目にするイチゴは、みんなカタチが整っています。
ただ、どれも同じに見えます。他のイチゴと比較したときに違いはわかりません。
でも、こういうカタチのわるいイチゴ、
サイズの大きなイチゴは整っているとは言えないものの、確実に目に付きます。
実際、こうして見つけていますから。
もちろん、こうしたイチゴは万人受けしません。
だからこそ、万人受けするカタチのいいイチゴが選別されて出荷され、店頭にならぶわけです。
ただ、こうしたカタチの整っていないイチゴ、大きなイチゴがいいという人もいるはずです。
独立後は万人受けする必要はありません。
限られた人に気に入っていただければいいわけですから。
そういう意味で、違いを出しておく必要はあるでしょうし、このイチゴのように周りと違うことにも慣れる必要があります。
ひととイチゴの決定的な違い
とはいえ、独立してすぐにそうできるとも限らず、そのトレーニングは必要でしょう。
独立当初は、凝り固まっています。
日々トレーニングし、少しずつ違ってもいいという意識をカラダに染み込ませる必要があります。
独立前までに当たり前にあって、苦手なものをやめました。
それによって、じぶんの内面からも違いをつくれます。
わたしの場合は、こういったものがありました。
- 固定電話
- スーツ
- 革靴
- 残業
- 紙のしごと
- カバン
電話を使うのは当たり前ですし、スーツを着るのも当たり前。
確定申告時期に残業するのも当たり前。
じぶんが望むならその当たり前と徹底して距離をとるのも自由です。
確定申告で土曜日出勤もしていませんし、確定申告のしごと自体、すでに終わっています。
そうした点から違いを感じていくのも効果的です。
ちなみに、前述のカタチの違うイチゴ、味はふつうのイチゴと同じでした。
ただ、人の場合は1人として中身(内面)が同じということはありえません。
この味が人とイチゴの決定的な違い。正反対です。
だからこそ、その違いを声に出していく必要があります。
その1つとしてやっているのが発信。
発信を続けて声に出すことで、見つけていただける可能性も、お役に立てる可能性も上がります。
もちろん、発信を見てあわないという人はいるでしょうが、それはそれでいいわけです。
万人受けは必要ないわけですから。
あうお客さまに見つけてもらえればいいと考えれば、周りと違うことはそんなに気にならなくなります。
人と違うことはいいことだという意識をもち、周りとの違いにも慣れていきましょう。
【編集後記】
昨日はコンサル(受ける方)、税理士業で相続。夜はAmazonでちと買い物をしました。
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